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第3章 ゴースト・キング編
第215話 雷霊
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「今度こそお終いだ、青山 優牙ッ!!雷術・奥義・秘伝雷電閃ッ」
「終わらねぇよッ、蒼天術・守閣ッ」
ものすごいスピードで飛んでくる秘伝雷電閃。ギリギリのところで守閣で防ぐことができた。しかし、ここは主殿の中。俺の蒼天術の威力は半減されるため、守閣はすぐに壊れてしまった。
「そろそろ、使うか・・・。四神・朱雀」
雷がそう唱えると、雷の背後に巨大な鳥のような紋様が現れた。そして、それは光の粒になり、雷の体に入っていった。
「何をした?」
「雷術・奥義・秘伝雷電閃ッ」
「なッ!?またッ!?」
俺の質問に答える様子もなく、再び、雷は秘伝雷電閃を使った。しかし、何回も見ているんだ。そろそろ、見慣れてきた。俺はギリギリではあったが、秘伝雷電閃を避けた。
「まぐれだな。雷術・奥義・秘伝雷電閃ッ」
何でそんなに使えるんだよッ!?再び、雷から放たれた秘伝雷電閃は俺に向かって飛んで来た。流石にもうダメかと思った、その時だった。雷轟雷恐宮主殿が解け、大量の幽霊たちが現れたのだ。そのうちの一体に、秘伝雷電閃が当たり、俺は危機を免れることができた。
「幽使術の暴走か?」
雷がぼそっと呟く。
「雷ッ、それはどういうことだッ?」
俺は次々と迫り来る幽霊たちを祓いながら、雷に問いかけた。
「教えねぇよッ」
幽霊を祓いながら雷が答えた。なら、雷をぶん殴って、答えさせるのみだ!!俺は幽霊たちを祓いながら、雷との距離を詰めた。しかし、それと同じペースで、幽霊を祓いながら、俺との距離を離していく雷。俺らの距離は縮まらなかった。それが5分ほど続いたが、突如として、終わりがやってきた。一体の巨大な幽霊が雷の首を掴み、持ち上げたのだ。その幽霊は身長が3mほどで、左手には不気味な形をした剣を持っており、魔王のような格好をしていた。
「チッ、離せッ!!雷術・雷針ッ」
必死に抵抗する雷。俺も助けに入ろうとしたが、その間を惜しむこともなく、その幽霊は自身の口に雷を放り込んだ。
「終わらねぇよッ、蒼天術・守閣ッ」
ものすごいスピードで飛んでくる秘伝雷電閃。ギリギリのところで守閣で防ぐことができた。しかし、ここは主殿の中。俺の蒼天術の威力は半減されるため、守閣はすぐに壊れてしまった。
「そろそろ、使うか・・・。四神・朱雀」
雷がそう唱えると、雷の背後に巨大な鳥のような紋様が現れた。そして、それは光の粒になり、雷の体に入っていった。
「何をした?」
「雷術・奥義・秘伝雷電閃ッ」
「なッ!?またッ!?」
俺の質問に答える様子もなく、再び、雷は秘伝雷電閃を使った。しかし、何回も見ているんだ。そろそろ、見慣れてきた。俺はギリギリではあったが、秘伝雷電閃を避けた。
「まぐれだな。雷術・奥義・秘伝雷電閃ッ」
何でそんなに使えるんだよッ!?再び、雷から放たれた秘伝雷電閃は俺に向かって飛んで来た。流石にもうダメかと思った、その時だった。雷轟雷恐宮主殿が解け、大量の幽霊たちが現れたのだ。そのうちの一体に、秘伝雷電閃が当たり、俺は危機を免れることができた。
「幽使術の暴走か?」
雷がぼそっと呟く。
「雷ッ、それはどういうことだッ?」
俺は次々と迫り来る幽霊たちを祓いながら、雷に問いかけた。
「教えねぇよッ」
幽霊を祓いながら雷が答えた。なら、雷をぶん殴って、答えさせるのみだ!!俺は幽霊たちを祓いながら、雷との距離を詰めた。しかし、それと同じペースで、幽霊を祓いながら、俺との距離を離していく雷。俺らの距離は縮まらなかった。それが5分ほど続いたが、突如として、終わりがやってきた。一体の巨大な幽霊が雷の首を掴み、持ち上げたのだ。その幽霊は身長が3mほどで、左手には不気味な形をした剣を持っており、魔王のような格好をしていた。
「チッ、離せッ!!雷術・雷針ッ」
必死に抵抗する雷。俺も助けに入ろうとしたが、その間を惜しむこともなく、その幽霊は自身の口に雷を放り込んだ。
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