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第3章 選抜会編
第181話 第二試合・本郷 柴三VS高田 アルドーラ 正宗
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「本郷さんは元・教師なんですネ」
「あぁ、国語の教師をしていた」
「私、教師、そこまで好きじゃないんですよネ」
試合前にアルドーラがそんなことを本郷に話していた。
「試合開始ッ!!」
その声と共に、アルドーラは本郷へと向かっていった。
「猜怨術・菅原道真」
高田 アルドーラ 正宗の使用する猜怨術は、日本三大怨霊と呼ばれる、菅原道真、平将門、崇徳天皇の力を自身に宿して戦う術である。菅原道真は伝説に基づき落雷の力を、平将門は今でも祟りを恐れられていることから相手に恐怖を与える力を、崇徳天皇はこれまた伝説や言い伝えを基に火の力を持っている。そして、今、アルドーラは菅原道真の力を宿した。
「弓術・旋状廻式矢ッ!!」
本郷が撃った矢が向かってくるアルドーラに飛んでいく。しかし、アルドーラはそれをかわして、地面に手をついた。その瞬間、本郷の全身に本郷が今までに感じたことのないような痺れが走った。
「がはっ、地面・・・ごと!?」
痺れふらつく本郷。その姿を見て、
「ははっ、いい感じに痺れていますネぇ。猜怨術・平将門ッ」
続いて、アルドーラが自身に宿したのは平将門の力だった。アルドーラが平将門の力を宿した瞬間、アルドーラはさっきまでとは別人のような目つきになった。今のアルドーラは先程までにはなかった禍々しいオーラを出していた。そのオーラに、ただ1人を除いて、会場にいる全員が恐怖を覚えた。
「本郷よ、我の力に恐怖するがよい。・・・ん?貴様、なぜ、この将門の力に恐怖していないのだ?」
「はぁ、はぁ、さぁな。皆、お前に恐怖を覚えているようだが、俺は君のことが怖くは見えないぞ?」
「どういうことだ?」
アルドーラは不思議そうに本郷の方を見ていた。
「本郷さん、怖くないのか?」
会場がざわついた。
「あぁ、国語の教師をしていた」
「私、教師、そこまで好きじゃないんですよネ」
試合前にアルドーラがそんなことを本郷に話していた。
「試合開始ッ!!」
その声と共に、アルドーラは本郷へと向かっていった。
「猜怨術・菅原道真」
高田 アルドーラ 正宗の使用する猜怨術は、日本三大怨霊と呼ばれる、菅原道真、平将門、崇徳天皇の力を自身に宿して戦う術である。菅原道真は伝説に基づき落雷の力を、平将門は今でも祟りを恐れられていることから相手に恐怖を与える力を、崇徳天皇はこれまた伝説や言い伝えを基に火の力を持っている。そして、今、アルドーラは菅原道真の力を宿した。
「弓術・旋状廻式矢ッ!!」
本郷が撃った矢が向かってくるアルドーラに飛んでいく。しかし、アルドーラはそれをかわして、地面に手をついた。その瞬間、本郷の全身に本郷が今までに感じたことのないような痺れが走った。
「がはっ、地面・・・ごと!?」
痺れふらつく本郷。その姿を見て、
「ははっ、いい感じに痺れていますネぇ。猜怨術・平将門ッ」
続いて、アルドーラが自身に宿したのは平将門の力だった。アルドーラが平将門の力を宿した瞬間、アルドーラはさっきまでとは別人のような目つきになった。今のアルドーラは先程までにはなかった禍々しいオーラを出していた。そのオーラに、ただ1人を除いて、会場にいる全員が恐怖を覚えた。
「本郷よ、我の力に恐怖するがよい。・・・ん?貴様、なぜ、この将門の力に恐怖していないのだ?」
「はぁ、はぁ、さぁな。皆、お前に恐怖を覚えているようだが、俺は君のことが怖くは見えないぞ?」
「どういうことだ?」
アルドーラは不思議そうに本郷の方を見ていた。
「本郷さん、怖くないのか?」
会場がざわついた。
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