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第2章 再臨編
第150話 雷水
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雷翔の奥義が解け、中から雷翔とクロが出てきた。クロは倒れた。
「はぁ、はぁ、やっぱり2つの奥義を同時に使うのは疲れるな」
「お疲れ様、雷翔。上へ急ごう」
「あぁ、そうだな」
「・・・待て、何を勘違いしている?俺はまだ生きているぞ」
「何ッ!?」
「霊帝会NO.2がそう簡単に折れるわけがないだろ?」
「あれだけの雷を浴びておいて、まだ生きてるなんて・・・」
「かかってこい、佐神 雷翔ッ」
「上等だッ、雷術・雷針ッ」
「対象解除・クロ」
クロがそう言った瞬間、全身に激しい痺れが走った。
「うわぁぁぁぁぁぁッ!!」
それは雷翔も同じようだった。しかし、クロは余裕そうな様子だった。
「テメェ、何をしたッ!?」
「水界水下の対象から俺を除外したのさ。水界水下の効果はその部屋を水で包み込むという単純なものだ。その部屋の中にいる生き物も全て対象に入る。今さっき、俺だけそこから除外したんだよ。水中で呼吸ができるのと、俺の煽りに負けて、普段の感覚で術を使ったんだろ?」
「チッ、なかなかにうぜぇ野郎だ」
「凪澤様に見捨てられた時点で、大人しく死んでいたらこうはならなかったんだよ」
「凪澤に見捨てられたァ?俺も真実を知ってあいつから離れられて嬉しく思ってるよ。見捨てられたなんて思っていねぇ」
「無様だな、水術・水弾ッ」
「うわぁッ!!」
雷翔はクロの術によって吹っ飛んだ。俺は立ち上がった。
「さて、お前は結構タフなんだな、青山 優牙」
「雷翔をぶっ飛ばした分、俺がお前を倒す。蒼天術・直ッ」
「水術・青天の冷水ッ」
俺はクロの術を避けた。そして、曲を使う構えをとった。しかし、クロも次の術の構えをとった。
「はぁ、はぁ、やっぱり2つの奥義を同時に使うのは疲れるな」
「お疲れ様、雷翔。上へ急ごう」
「あぁ、そうだな」
「・・・待て、何を勘違いしている?俺はまだ生きているぞ」
「何ッ!?」
「霊帝会NO.2がそう簡単に折れるわけがないだろ?」
「あれだけの雷を浴びておいて、まだ生きてるなんて・・・」
「かかってこい、佐神 雷翔ッ」
「上等だッ、雷術・雷針ッ」
「対象解除・クロ」
クロがそう言った瞬間、全身に激しい痺れが走った。
「うわぁぁぁぁぁぁッ!!」
それは雷翔も同じようだった。しかし、クロは余裕そうな様子だった。
「テメェ、何をしたッ!?」
「水界水下の対象から俺を除外したのさ。水界水下の効果はその部屋を水で包み込むという単純なものだ。その部屋の中にいる生き物も全て対象に入る。今さっき、俺だけそこから除外したんだよ。水中で呼吸ができるのと、俺の煽りに負けて、普段の感覚で術を使ったんだろ?」
「チッ、なかなかにうぜぇ野郎だ」
「凪澤様に見捨てられた時点で、大人しく死んでいたらこうはならなかったんだよ」
「凪澤に見捨てられたァ?俺も真実を知ってあいつから離れられて嬉しく思ってるよ。見捨てられたなんて思っていねぇ」
「無様だな、水術・水弾ッ」
「うわぁッ!!」
雷翔はクロの術によって吹っ飛んだ。俺は立ち上がった。
「さて、お前は結構タフなんだな、青山 優牙」
「雷翔をぶっ飛ばした分、俺がお前を倒す。蒼天術・直ッ」
「水術・青天の冷水ッ」
俺はクロの術を避けた。そして、曲を使う構えをとった。しかし、クロも次の術の構えをとった。
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