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《裏技》マスター、温泉に入る
温泉の国でのお買い物
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「ふぅ~」
温泉を出て宿に戻る。
「おや、俺が一番乗りか」
宿の部屋には誰もおらず、ガラーンとしていた。
「皆が帰ってくるまで待つか」
という訳でベットに腰掛ける。
「うーん……暇だなぁ……」
あー、こうなる事を予想して遊び道具とかを出せる裏技でも見つけておくんだった。
あ、そういえばニル達トランプ持ってたよな?
ちょっとそれで遊ぶか。
机の引き出しの中を探して、トランプを手に入れた。
さてと……これで何しようか。
何となくシャッフルをする。
だが30秒程の暇つぶしにしかならない。
「……」
スッとトランプをしまう。
うん、やる事無い。
何か良い物は無いだろうか?
「あっ」
そういえば、俺スキルポイントをそのままにしてたよな。
良い機会だし増やしてみよう。
まず今の俺のステータスを見る。
『飯島 小夜田
Lv500
HP:2000/2000
MP:2400/2400
魔法:【超回復】【麻痺付与】【毒付与】【眠り付与】
スキル:【業火斬り】【氷雨】【剣の舞】【創造】【神速】【光球】【光球操作】【透明化】【足音消去】』
うん、まぁこんな感じだったな。
ステータス画面を開いて、最強のスキルを取得出来るようになる裏技を使う。
さてと、何を取得しようかなぁー。
【視力超増強】【聴力超増強】……他にも良いのが結構あるなぁー。
ん? 【MP自動回復】……? 初めて見た。なんだこれ?
いやまあ名前通りの効果なんだろうけど。
というかこのスキルは黒龍の皮服にもある効果だな……。
万が一コートが壊れてしまった時の為取得をしておこ……うわっ!? 消費スキルポイント200!?
多いなぁ……でもこれを取ればMPに困りにくくなるんだから取るしかない。
【はい】を押し、取得する。
「他には何を取ろうかなー」
そうだ! この間炎を出して思いついたんだが、裏技を使わずにポンッと出したり出来る様に【炎出現】と周囲に燃え移ってしまった時用に【水出現】を取得しとこう。
んまぁこんくらいかな?
「あっ、イイジマ」
丁度取得し終わった時に、ルリカ達が帰って来た。
「おーおかえりー」
「ただいま」
そして少し休憩した俺らは、そこら辺をぶらぶらする事にした。
というのも、この国は普通に商店街なんかもあり、結構色んなものが揃っているのだ。
「おっ、これは……」
そこには入浴剤が売られていた。
「へー、色んな所の温泉セットか……」
ちょっと気になる……いや、結構気になる。
「これを一つ」
「ありがとうございます」
という訳で買った。
バックにしまい、ルリカの後を追う。
「あっ、イイジマ、どこ行ってたの?」
「悪い悪い、入浴剤買ってた」
「にゅうよくざい?」
にゅ、入浴剤を知らないだと!?
「えーと……なんて言うか自分の風呂で温泉を楽しむ事が出来る粉……というか……」
「えっ! 凄ーい!」
そう言ってルリカは俺が先程入浴剤を買った店へ行って吟味し始めた。
「他になんか良さそうなのないかなぁー?」
色んな物を見たが、言うて欲しいと思える物はなかった。
強いて言えばフックショットなる物が一番気になったが、ジェットパックで良くね? と思ったので買わなかった。
「あっ……イイジマ……」
「ニル、そっちはどうだ? なんか良いのあったか?」
「……これ……」
そう言って指差したのは……何かの動物の耳が付いたカチューシャだった。
「……何でそれが欲しいんだ?」
もう頭に付いてるだろ。
「これを使えば……イイジマの好きな動物になれる……」
どゆこと!?
「ほら……私猫人族だから……これを使えば狼人族や兎人族に……なれるかなぁ……と……」
「い、いやー、俺はそのままのニルの方が好きだぞ……?」
「ほんと……!?」
「ほ、ホントホント」
「なら……買うのやめとく……」
「おっ、おう」
なんか凄いものを見た気がする……。
そんなこんなで俺らは様々な買い物をして宿に帰った――のだが。
「失礼します」
宿の主人が部屋に入って来た。
「どうしましたか?」
「冒険者ギルドから、冒険者招集のお知らせがありました」
…………ほう?
温泉を出て宿に戻る。
「おや、俺が一番乗りか」
宿の部屋には誰もおらず、ガラーンとしていた。
「皆が帰ってくるまで待つか」
という訳でベットに腰掛ける。
「うーん……暇だなぁ……」
あー、こうなる事を予想して遊び道具とかを出せる裏技でも見つけておくんだった。
あ、そういえばニル達トランプ持ってたよな?
ちょっとそれで遊ぶか。
机の引き出しの中を探して、トランプを手に入れた。
さてと……これで何しようか。
何となくシャッフルをする。
だが30秒程の暇つぶしにしかならない。
「……」
スッとトランプをしまう。
うん、やる事無い。
何か良い物は無いだろうか?
「あっ」
そういえば、俺スキルポイントをそのままにしてたよな。
良い機会だし増やしてみよう。
まず今の俺のステータスを見る。
『飯島 小夜田
Lv500
HP:2000/2000
MP:2400/2400
魔法:【超回復】【麻痺付与】【毒付与】【眠り付与】
スキル:【業火斬り】【氷雨】【剣の舞】【創造】【神速】【光球】【光球操作】【透明化】【足音消去】』
うん、まぁこんな感じだったな。
ステータス画面を開いて、最強のスキルを取得出来るようになる裏技を使う。
さてと、何を取得しようかなぁー。
【視力超増強】【聴力超増強】……他にも良いのが結構あるなぁー。
ん? 【MP自動回復】……? 初めて見た。なんだこれ?
いやまあ名前通りの効果なんだろうけど。
というかこのスキルは黒龍の皮服にもある効果だな……。
万が一コートが壊れてしまった時の為取得をしておこ……うわっ!? 消費スキルポイント200!?
多いなぁ……でもこれを取ればMPに困りにくくなるんだから取るしかない。
【はい】を押し、取得する。
「他には何を取ろうかなー」
そうだ! この間炎を出して思いついたんだが、裏技を使わずにポンッと出したり出来る様に【炎出現】と周囲に燃え移ってしまった時用に【水出現】を取得しとこう。
んまぁこんくらいかな?
「あっ、イイジマ」
丁度取得し終わった時に、ルリカ達が帰って来た。
「おーおかえりー」
「ただいま」
そして少し休憩した俺らは、そこら辺をぶらぶらする事にした。
というのも、この国は普通に商店街なんかもあり、結構色んなものが揃っているのだ。
「おっ、これは……」
そこには入浴剤が売られていた。
「へー、色んな所の温泉セットか……」
ちょっと気になる……いや、結構気になる。
「これを一つ」
「ありがとうございます」
という訳で買った。
バックにしまい、ルリカの後を追う。
「あっ、イイジマ、どこ行ってたの?」
「悪い悪い、入浴剤買ってた」
「にゅうよくざい?」
にゅ、入浴剤を知らないだと!?
「えーと……なんて言うか自分の風呂で温泉を楽しむ事が出来る粉……というか……」
「えっ! 凄ーい!」
そう言ってルリカは俺が先程入浴剤を買った店へ行って吟味し始めた。
「他になんか良さそうなのないかなぁー?」
色んな物を見たが、言うて欲しいと思える物はなかった。
強いて言えばフックショットなる物が一番気になったが、ジェットパックで良くね? と思ったので買わなかった。
「あっ……イイジマ……」
「ニル、そっちはどうだ? なんか良いのあったか?」
「……これ……」
そう言って指差したのは……何かの動物の耳が付いたカチューシャだった。
「……何でそれが欲しいんだ?」
もう頭に付いてるだろ。
「これを使えば……イイジマの好きな動物になれる……」
どゆこと!?
「ほら……私猫人族だから……これを使えば狼人族や兎人族に……なれるかなぁ……と……」
「い、いやー、俺はそのままのニルの方が好きだぞ……?」
「ほんと……!?」
「ほ、ホントホント」
「なら……買うのやめとく……」
「おっ、おう」
なんか凄いものを見た気がする……。
そんなこんなで俺らは様々な買い物をして宿に帰った――のだが。
「失礼します」
宿の主人が部屋に入って来た。
「どうしましたか?」
「冒険者ギルドから、冒険者招集のお知らせがありました」
…………ほう?
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