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第5話 妻の裸の写真を他の男に見せて
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それからしばらくは、妻と専務の寝取られ妄想プレイで、中折れすることもなく妻を喜ばせることができた。
だが、あくまでも自分が頭の中で妄想するだけだ。
妻は「あれは仕方なくやっただけで、完全に演技だ」と言い張る。
演技でいいからもう一度やって欲しいとお願いするが「絶対に嫌だ」と言って、やってくれない。
となると、さすがに自分の妄想にも飽きてきて、妻と交わる機会も少なくなってきた。
そんなある日、妻と横浜に出掛けたところ、思っていたよりも遅い時間になってしまった。
妻もだいぶ歩き疲れたようなので、泊っていこうということになった。
妻は駅前の安いビジネスホテルのつもりだったようだが、せっかくなので、おしゃれな感じのラブホテルを探した。
土曜日ということで、満室のところが多かったが、ちょうど高めの部屋が一部屋空いていたのでそこに泊まった。
アジアンリゾートをコンセプトにした部屋で、アメニティグッズも可愛いのがたくさんあったので妻の機嫌もよかった。
もの珍しさに室内の写真を撮っていたのだが、少しお酒も入っていたこともあり、妻の入浴中の写真や、裸での写真も撮ることができた。
(普段は絶対に取らせてくれないのだが)
家に帰ってから、その時に撮った写真を見ていた。
あらためて、いい女だなと思う。
ベッドに入ってからの写真もある。
妻が嫌がるので、腰を動かしながら、妻が感じているところで撮ったので、ピンボケしているものも多いが、何枚かは妻の色っぽい表情をとらえていた。
感じてくると目が変わってくる。
見ているうちに、この写真を他の男に見せたら、という考えが頭をよぎった。
特に、妻のことを知っている人に、普段の姿とは違う、乱れた妻の姿を見せてみたい。
専務に見せたら……、と思ったが、見せる手段が思いつかない。
「そうだ、あの男に見せてみよう」
須田のことを思い出した。
翌日、仕事帰りに妻の職場の近くのあの飲み屋に行ってみた。
妻と出くわしてしまうのでは無いかと心配したが、無事に店に入れた。
あいかわらず店内は混んでいたが、すぐに、奥のカウンターにあの男の後ろ姿を見つけた。
だが、気づかなかったふりをして、少し離れた席に座った。
しばらく一人で飲んでいたが、彼との間に座っていた客が席を立ったタイミングで気づいたらしく、向こうから声をかけてきた。
「森山さんじゃないですか。ひさしぶりです」
「ああ、須田さん。いらしてたんですか。気づかなかった」
声をかけられて初めて気づいた体で返事をした。
須田は、近くにいた店員さんに「こっちの席に移るから」と声をかけ、コップだけ持って隣に座った。
店員さんが男の席にあった皿を移動してくれると、男は改めて乾杯をして、最初の一杯目かのようにうまそうに飲み干した。
しばらくは、今話題になっている政治家の汚職の話しなどをしていたが、我慢できず、自分から話題を変えて切り出した。
「実はね、このあいだ、ネットで知り合った女性とホテルに行ったんですよ」
「おっ、森山さんもなかなかやるね」
嬉しそうに話に乗ってきた。
スマホを出し、いくつか選んでおいた写真を見せた。
「おお、すごい美人だ。それに巨乳でスタイルもいい。上玉ですね」
須田は私からスマホを受け取ると、自分で操作して写真を見始めた。
好色そうな笑みを浮かべながら写真を見ていたが、「ん」とスライドさせていた指が止まった。
最初の方は少し離れて撮ったものが中心だが、後半は近くで顔がはっきり分かるものを入れておいたのだ。
妻のイキ顔も入っている。
「どうしました?」
「い、いや……。それにしても、ホントにいい女ですね。」
そういって、今度は戻しながら、さっきよりもゆっくりと写真をめくり始めた。
須田は食い入るように見入っている。
この写真の女性が、同じ職場のパートの女性だと気づいたのだろう。
とうとう、妻の知り合いに、妻の裸を見せてしまった。
男はスマホを帰しながら、
「すごくいい女ですね。どこで知り合ったんです?」と聞いてきた。
とっさに、出会い系だと答えた。
「へぇ、こんなきれいな女性でも出会い系とかやってるんですね」
男は興奮したまま、しばらく上の空で飲んでいたが、おもむろに、「さっきの写真、もう一度見せてくれませんか」と言ってきた。
「いいですよ」と、もう一度写真を表示させて男に渡した。
男はさっきよりも熱心に、ときおり写真を拡大させるなどしてみていた。
男が一通り見終わったのを見計らって、
「ずいぶん気に入ったんですね。よかったら、何枚かメールで送りましょうか」
「え、いいんですか?」
「顔が映ってるのはまずいですけど、顔が分からないやつならいいですよ」
「全然いいよ」
その場で数枚を選び、彼のアドレスに送った。
顔も全体は映っていないが、口元が映っているものを入れておいたので、知り合いなら、ホクロの位置などで妻であるとわかるだろう。
「届いた、届いた。ありがとう」
男は嬉しそうに、届いた写真を見ていた。
「もっと飲んでくださいよ。写真のお礼に、今日は俺がおごりますよ」
そう言って酒を勧めてきた男の股間が、異様に大きく盛り上がって見えた。
翌日、妻はいつも通り出勤した。
会社に行けば、須田が犯すような目で見てくることだろう。
この真面目そうにすました女のあられもない姿を俺は知ってるんだぞ。
そういう目で須田に見られるのだ。
もしかしたら、写真をネタに脅されて……。
夕方、何事も無かったように妻が帰ってきた。
「今日はセクハラとか大丈夫だったの」
「大丈夫だったけど、なんか、今日の服、透けて見えてたりするのかな?」
と、回って見せた。
「パンツの線とか、ブラ紐とか見えてない?」
「別に、そんなことは無いけど」
「なんかね、現場に書類を届けに行ったら、妙にジロジロ見られてたんだよね。その人、事務所に来てもなんかジロジロ見てて」
須田だ。思っていた通り、あの写真の女性が妻だと分かっていたのだ。
「お前に気があるんじゃないの」
「まさか、こんなおばさんに」
「そんなことないよ。かわいいし、スタイルいいし」
「そんなこと言って、なにか後ろめたいことでもあるの」
「そんなんじゃないよ。ホントだよ。きっとその男、お前の裸を想像して興奮してたんだよ」
「何バカなこと言ってるの。それならもっと若い美咲ちゃんを見るでしょ」
「それじゃ、やっぱりお前に気があるんだよ。今度一緒に飲みに行ってみれば」
「また、そんなこと言ってると、本当に他の男の人と飲みに行っちゃうよ」
「いいよ。たまには行ってくれば」
「行くわけないでしょう」
「別にいいよ。なんなら、ホテルでゆっくりしてきたっていいんだぞ」
「バカ」
部屋に着替えに行ってしまった。
だが、あくまでも自分が頭の中で妄想するだけだ。
妻は「あれは仕方なくやっただけで、完全に演技だ」と言い張る。
演技でいいからもう一度やって欲しいとお願いするが「絶対に嫌だ」と言って、やってくれない。
となると、さすがに自分の妄想にも飽きてきて、妻と交わる機会も少なくなってきた。
そんなある日、妻と横浜に出掛けたところ、思っていたよりも遅い時間になってしまった。
妻もだいぶ歩き疲れたようなので、泊っていこうということになった。
妻は駅前の安いビジネスホテルのつもりだったようだが、せっかくなので、おしゃれな感じのラブホテルを探した。
土曜日ということで、満室のところが多かったが、ちょうど高めの部屋が一部屋空いていたのでそこに泊まった。
アジアンリゾートをコンセプトにした部屋で、アメニティグッズも可愛いのがたくさんあったので妻の機嫌もよかった。
もの珍しさに室内の写真を撮っていたのだが、少しお酒も入っていたこともあり、妻の入浴中の写真や、裸での写真も撮ることができた。
(普段は絶対に取らせてくれないのだが)
家に帰ってから、その時に撮った写真を見ていた。
あらためて、いい女だなと思う。
ベッドに入ってからの写真もある。
妻が嫌がるので、腰を動かしながら、妻が感じているところで撮ったので、ピンボケしているものも多いが、何枚かは妻の色っぽい表情をとらえていた。
感じてくると目が変わってくる。
見ているうちに、この写真を他の男に見せたら、という考えが頭をよぎった。
特に、妻のことを知っている人に、普段の姿とは違う、乱れた妻の姿を見せてみたい。
専務に見せたら……、と思ったが、見せる手段が思いつかない。
「そうだ、あの男に見せてみよう」
須田のことを思い出した。
翌日、仕事帰りに妻の職場の近くのあの飲み屋に行ってみた。
妻と出くわしてしまうのでは無いかと心配したが、無事に店に入れた。
あいかわらず店内は混んでいたが、すぐに、奥のカウンターにあの男の後ろ姿を見つけた。
だが、気づかなかったふりをして、少し離れた席に座った。
しばらく一人で飲んでいたが、彼との間に座っていた客が席を立ったタイミングで気づいたらしく、向こうから声をかけてきた。
「森山さんじゃないですか。ひさしぶりです」
「ああ、須田さん。いらしてたんですか。気づかなかった」
声をかけられて初めて気づいた体で返事をした。
須田は、近くにいた店員さんに「こっちの席に移るから」と声をかけ、コップだけ持って隣に座った。
店員さんが男の席にあった皿を移動してくれると、男は改めて乾杯をして、最初の一杯目かのようにうまそうに飲み干した。
しばらくは、今話題になっている政治家の汚職の話しなどをしていたが、我慢できず、自分から話題を変えて切り出した。
「実はね、このあいだ、ネットで知り合った女性とホテルに行ったんですよ」
「おっ、森山さんもなかなかやるね」
嬉しそうに話に乗ってきた。
スマホを出し、いくつか選んでおいた写真を見せた。
「おお、すごい美人だ。それに巨乳でスタイルもいい。上玉ですね」
須田は私からスマホを受け取ると、自分で操作して写真を見始めた。
好色そうな笑みを浮かべながら写真を見ていたが、「ん」とスライドさせていた指が止まった。
最初の方は少し離れて撮ったものが中心だが、後半は近くで顔がはっきり分かるものを入れておいたのだ。
妻のイキ顔も入っている。
「どうしました?」
「い、いや……。それにしても、ホントにいい女ですね。」
そういって、今度は戻しながら、さっきよりもゆっくりと写真をめくり始めた。
須田は食い入るように見入っている。
この写真の女性が、同じ職場のパートの女性だと気づいたのだろう。
とうとう、妻の知り合いに、妻の裸を見せてしまった。
男はスマホを帰しながら、
「すごくいい女ですね。どこで知り合ったんです?」と聞いてきた。
とっさに、出会い系だと答えた。
「へぇ、こんなきれいな女性でも出会い系とかやってるんですね」
男は興奮したまま、しばらく上の空で飲んでいたが、おもむろに、「さっきの写真、もう一度見せてくれませんか」と言ってきた。
「いいですよ」と、もう一度写真を表示させて男に渡した。
男はさっきよりも熱心に、ときおり写真を拡大させるなどしてみていた。
男が一通り見終わったのを見計らって、
「ずいぶん気に入ったんですね。よかったら、何枚かメールで送りましょうか」
「え、いいんですか?」
「顔が映ってるのはまずいですけど、顔が分からないやつならいいですよ」
「全然いいよ」
その場で数枚を選び、彼のアドレスに送った。
顔も全体は映っていないが、口元が映っているものを入れておいたので、知り合いなら、ホクロの位置などで妻であるとわかるだろう。
「届いた、届いた。ありがとう」
男は嬉しそうに、届いた写真を見ていた。
「もっと飲んでくださいよ。写真のお礼に、今日は俺がおごりますよ」
そう言って酒を勧めてきた男の股間が、異様に大きく盛り上がって見えた。
翌日、妻はいつも通り出勤した。
会社に行けば、須田が犯すような目で見てくることだろう。
この真面目そうにすました女のあられもない姿を俺は知ってるんだぞ。
そういう目で須田に見られるのだ。
もしかしたら、写真をネタに脅されて……。
夕方、何事も無かったように妻が帰ってきた。
「今日はセクハラとか大丈夫だったの」
「大丈夫だったけど、なんか、今日の服、透けて見えてたりするのかな?」
と、回って見せた。
「パンツの線とか、ブラ紐とか見えてない?」
「別に、そんなことは無いけど」
「なんかね、現場に書類を届けに行ったら、妙にジロジロ見られてたんだよね。その人、事務所に来てもなんかジロジロ見てて」
須田だ。思っていた通り、あの写真の女性が妻だと分かっていたのだ。
「お前に気があるんじゃないの」
「まさか、こんなおばさんに」
「そんなことないよ。かわいいし、スタイルいいし」
「そんなこと言って、なにか後ろめたいことでもあるの」
「そんなんじゃないよ。ホントだよ。きっとその男、お前の裸を想像して興奮してたんだよ」
「何バカなこと言ってるの。それならもっと若い美咲ちゃんを見るでしょ」
「それじゃ、やっぱりお前に気があるんだよ。今度一緒に飲みに行ってみれば」
「また、そんなこと言ってると、本当に他の男の人と飲みに行っちゃうよ」
「いいよ。たまには行ってくれば」
「行くわけないでしょう」
「別にいいよ。なんなら、ホテルでゆっくりしてきたっていいんだぞ」
「バカ」
部屋に着替えに行ってしまった。
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