CLYDE WAS HERE
これは、僕自身が体験した夢を元に書いた物語です。
あなたにおすすめの小説
【連作ホラー】伍横町幻想 —Until the day we meet again—
至堂文斗
ホラー
――その幻想から、逃れられるか。
降霊術。それは死者を呼び出す禁忌の術式。
歴史を遡れば幾つも逸話はあれど、現実に死者を呼ぶことが出来たかは定かでない。
だがあるとき、長い実験の果てに、一人の男がその術式を生み出した。
降霊術は決して公に出ることはなかったものの、書物として世に残り続けた。
伍横町。そこは古くから気の流れが集まる場所と言われている小さな町。
そして、全ての始まりの町。
男が生み出した術式は、この町で幾つもの悲劇をもたらしていく。
運命を狂わされた者たちは、生と死の狭間で幾つもの涙を零す。
これは、四つの悲劇。
【魂】を巡る物語の始まりを飾る、四つの幻想曲――。
【霧夏邸幻想 ―Primal prayer-】
「――霧夏邸って知ってる?」
事故により最愛の娘を喪い、 降霊術に狂った男が住んでいた邸宅。
霊に会ってみたいと、邸内に忍び込んだ少年少女たちを待ち受けるものとは。
【三神院幻想 ―Dawn comes to the girl―】
「どうか、目を覚ましてはくれないだろうか」
眠りについたままの少女のために、 少年はただ祈り続ける。
その呼び声に呼応するかのように、 少女は記憶の世界に覚醒する。
【流刻園幻想 ―Omnia fert aetas―】
「……だから、違っていたんだ。沢山のことが」
七不思議の噂で有名な流刻園。夕暮れ時、教室には二人の少年少女がいた。
少年は、一通の便箋で呼び出され、少女と別れて屋上へと向かう。それが、悲劇の始まりであるとも知らずに。
【伍横町幻想 ―Until the day we meet again―】
「……ようやく、時が来た」
伍横町で降霊術の実験を繰り返してきた仮面の男。 最愛の女性のため、彼は最後の計画を始動する。
その計画を食い止めるべく、悲劇に巻き込まれた少年少女たちは苛酷な戦いに挑む。
伍横町の命運は、子どもたちの手に委ねられた。
没考
黒咲ユーリ
ホラー
これはあるフリーライターの手記である。
日頃、オカルト雑誌などに記事を寄稿して生計を立てている無名ライターの彼だが、ありふれた都市伝説、怪談などに辟易していた。
彼独自の奇妙な話、世界を模索し取材、考えを巡らせていくのだが…。
こっくりさんの遊戯~私と遊びましょ~
みゅう
ホラー
主人公 夏海の学校には【こっくりさん】をしてはいけないという決まりがある。
夏海を含む6人で面白半分で【こっくりさん】をすることになった。
進めていくと6人の前に【こっくりさん】が現れる。
「私と遊びましょ」そう言って恐怖の鬼ごっこが始まった。
魔人狩りのヴァルキリー
RYU
ホラー
白田サトコ18歳ー。幼少の頃から不運続きで、何をやってもよくない方向に転がってしまうー。唯一の特技が、霊や異形の怪人の気配を感じたり見えると言う能力ー。サトコは、昔からずっとこの能力に悩まされてきた。
そんなある日の事ー。交通事故をきっかけに、謎の異能力を持つハンターの少女と遭遇し、護ってもらう代わりに取引をする事になる。彼女と行動を共にし悪霊や魔物と戦う羽目になるのだった。
Cuore
伏織綾美
ホラー
(「わたしの愛した世界」の加筆修正が終わったら続き書きます。いつになることやら)
二学期の初日、人気者の先生の死を告げられた生徒達。
その中でも強いショックを受け、涙を流して早退することになった主人公。
彼女は直感的に「先生の死には何か重大な秘密がある」と感じ、独自に調査をしようとします。
そんな彼女を襲う噂、悪夢、…………そして先生の幽霊。
先生は主人公に何を伝えたくて現れるのか、それを知るため、彼女は更に調査を進めていきます。