108 / 181
第4章 火山のドラゴン編
108話 ドラゴンの民
しおりを挟む
ブラックはアクアとスピネルと共に、人間の王に会いに行くため、異世界に繋がるトンネルを歩いていた。
「ブラック、もしかしたらあれが復活するのだろうか・・・」
歩きながらアクアはブラックに問いかけていた。
普段と違って、とても真剣な顔つきであった。
「まだわかりませんが、その可能性が高いですね。
今は地震や噴石なども無く落ち着いているようですが・・・」
「ちゃんと封印されていれば、1000年は眠りについているはずなのに・・・
やはり、あの時上手くいかなかったのだろうな・・・
正直、私の仲間達が代々行ってきたことを自分ができるか、自信が無いのだ。
あの時の長老達がしくじったから、今生き残っているのが自分だけなのだぞ・・・
自分一人の力で上手く出来るか・・・」
アクアは悔しそうに話したのだ。
「まあ、まだわからないですが、アクアもあれから何百年も経っているのですから。
あの時の子供と同じではないでしょう?」
ブラックがアクアの顔を覗き込みながら、言ったのだ。
「当たり前だ。
あの時とは違うのだ。」
そんな態度を見てスピネルは少し安心したのだ。
ブラックから今回の話を聞いて、アクアはずっと塞ぎ込んでいたからだ。
少年のような姿ではあるが、アクアはブラックと会ってからすでに700年以上経っているのだ。
ただ、ハナの薬により核のみで眠っていた時間が500年ほどあるので、実際は数100年と言うところだろう。
ドラゴンの民が住んでいた場所、あの岩山でアクアはブラックに助けられたのだ。
あの時ブラックが現れなかったら、アクアも他の仲間達と運命を共にしていたのだ。
ドラゴンの民とは、もちろんドラゴンの血を引くものでもあるが、ドラゴンを鎮める民でもあったのだ。
実はあの岩山の中には太古から存在するドラゴンが、何千年も前から1体眠っているのだ。
それはアクアよりも数倍大きく、攻撃的で危険な生き物であった。
アクアの先祖とは違い魔物に近いものであり、昔からそのドラゴンは倒せるような存在ではなかった。
しかし、ドラゴンの民のみが鎮める事ができ、1000年もの眠りにつかせる事が出来たのだ。
そして、また目覚めそうな時に眠りにつかせる事で、平穏な生活を送る事が出来ていたのだ。
それが、700年前のことである。
今回と同じく、大きな地震が起こり噴火したように噴石が辺りに降ってきたのだ。
これはドラゴンが少しずつ覚醒しつつあるサインであった。
本来ならドラゴンの民の長老達で、また眠りにつかせる儀式をするのだが、ある問題が起こりドラゴンが目覚めてしまったのだ。
その結果、里全体が炎に包まれ殆どの民は亡くなり、残った数人でドラゴンを封印したのだが、皆力尽きてしまったのだ。
完全に目覚めたドラゴンを封印して眠らせるには、かなりの魔力や生命力が必要であったのだ。
だから今回も完全に目覚める前にドラゴンを鎮め、再度封印する必要があったのだ。
それが出来るのは、アクアしかいなかったのだ。
三人は洞窟を抜けると、一瞬でサイレイ国の城の前まで移動した。
城の門まで行くとすぐにシウン大将が出迎えてくれたのだ。
「お待ちしておりました。
皆さまこちらに。」
丁寧に挨拶すると、三人を王のいる部屋まで案内したのだ。
大きな扉をノックして入ると、オウギ王が待っていたのだ。
「お久しぶりですね。
この度は大変な状況となりましたね。」
ブラックがそう言うと、オウギ王は立ち上がって三人を迎えたのだ。
「よくぞ、来ていただけました。
魔人の王よ。」
オウギ王の横にはヨクも控えており、一緒に話を伺う事にしたのだ。
ブラックはあの岩山やドラゴンについて話した。
そして、これからそのドラゴンを眠らせる為に向かわなければいけない事を伝えたのだ。
オウギ王達は初めて聞く話であり、驚くことばかりであった。
もしもドラゴンが目覚める事があれば、この国が消滅するくらい危険である事を悟ったのだ。
「すでに魔人の国が異世界にあるのに、こちらの世界を気遣っていただきありがたい。
大変危険な事に思いますが、よろしかったのでしょうか?」
オウギ王が申し訳なさそうに話すとアクアが口を挟んだ。
「それはドラゴンの民である私にしか出来ない事なのだ。
まあ、心配する事はないぞ。」
さっきのブラックとの会話とは打って変わって、自信たっぷりの態度で話したのだ。
ブラックもスピネルもいつものアクア節が出たと思ったが、前向きな発言に少しホッとしたのだ。
アクアの背負っている責任を考えると、塞ぎ込んでいたのも仕方ない事なのだ。
「おお、さすがでございます。
では、足手まといにならなければ、シウンを一緒に連れて行ってもらえるでしょうか?
こちらとしても、岩山がどういう状況か出来れば知りたいのですが。」
ブラックは少し考えて答えた。
「では途中まででしたら。
シウン殿でしたら、問題ないでしょう。
ただ、私の指示に従っていただくのが条件ですが。」
「もちろんでございます。
では、シウン、魔人の王の指示に従うのだぞ。」
そう言うと、オウギ王はシウン大将に準備をするように指示したのだ。
そして話がひと段落したところで、ヨクがブラックに話したのだ。
「ブラック様、実はお話ししたい事が・・・
今回の噴石の影響で、舞との繋がりが途絶えております。
転移の魔法陣が焼失し、手紙などのやりとりが出来た扉も現在確認出来ない状況です。」
ヨクは心苦しそうに伝えたのだ。
「ああ、そうなのですね・・・わかりました。
今は・・・岩山の事を考えましょう。」
ブラックは冷静に答えたが、その話を聞き心の中はひどく狼狽えていたのだ。
こんな形で舞と会うことが出来なくなるとは、思ってもいなかったからなのだ。
「ブラック、もしかしたらあれが復活するのだろうか・・・」
歩きながらアクアはブラックに問いかけていた。
普段と違って、とても真剣な顔つきであった。
「まだわかりませんが、その可能性が高いですね。
今は地震や噴石なども無く落ち着いているようですが・・・」
「ちゃんと封印されていれば、1000年は眠りについているはずなのに・・・
やはり、あの時上手くいかなかったのだろうな・・・
正直、私の仲間達が代々行ってきたことを自分ができるか、自信が無いのだ。
あの時の長老達がしくじったから、今生き残っているのが自分だけなのだぞ・・・
自分一人の力で上手く出来るか・・・」
アクアは悔しそうに話したのだ。
「まあ、まだわからないですが、アクアもあれから何百年も経っているのですから。
あの時の子供と同じではないでしょう?」
ブラックがアクアの顔を覗き込みながら、言ったのだ。
「当たり前だ。
あの時とは違うのだ。」
そんな態度を見てスピネルは少し安心したのだ。
ブラックから今回の話を聞いて、アクアはずっと塞ぎ込んでいたからだ。
少年のような姿ではあるが、アクアはブラックと会ってからすでに700年以上経っているのだ。
ただ、ハナの薬により核のみで眠っていた時間が500年ほどあるので、実際は数100年と言うところだろう。
ドラゴンの民が住んでいた場所、あの岩山でアクアはブラックに助けられたのだ。
あの時ブラックが現れなかったら、アクアも他の仲間達と運命を共にしていたのだ。
ドラゴンの民とは、もちろんドラゴンの血を引くものでもあるが、ドラゴンを鎮める民でもあったのだ。
実はあの岩山の中には太古から存在するドラゴンが、何千年も前から1体眠っているのだ。
それはアクアよりも数倍大きく、攻撃的で危険な生き物であった。
アクアの先祖とは違い魔物に近いものであり、昔からそのドラゴンは倒せるような存在ではなかった。
しかし、ドラゴンの民のみが鎮める事ができ、1000年もの眠りにつかせる事が出来たのだ。
そして、また目覚めそうな時に眠りにつかせる事で、平穏な生活を送る事が出来ていたのだ。
それが、700年前のことである。
今回と同じく、大きな地震が起こり噴火したように噴石が辺りに降ってきたのだ。
これはドラゴンが少しずつ覚醒しつつあるサインであった。
本来ならドラゴンの民の長老達で、また眠りにつかせる儀式をするのだが、ある問題が起こりドラゴンが目覚めてしまったのだ。
その結果、里全体が炎に包まれ殆どの民は亡くなり、残った数人でドラゴンを封印したのだが、皆力尽きてしまったのだ。
完全に目覚めたドラゴンを封印して眠らせるには、かなりの魔力や生命力が必要であったのだ。
だから今回も完全に目覚める前にドラゴンを鎮め、再度封印する必要があったのだ。
それが出来るのは、アクアしかいなかったのだ。
三人は洞窟を抜けると、一瞬でサイレイ国の城の前まで移動した。
城の門まで行くとすぐにシウン大将が出迎えてくれたのだ。
「お待ちしておりました。
皆さまこちらに。」
丁寧に挨拶すると、三人を王のいる部屋まで案内したのだ。
大きな扉をノックして入ると、オウギ王が待っていたのだ。
「お久しぶりですね。
この度は大変な状況となりましたね。」
ブラックがそう言うと、オウギ王は立ち上がって三人を迎えたのだ。
「よくぞ、来ていただけました。
魔人の王よ。」
オウギ王の横にはヨクも控えており、一緒に話を伺う事にしたのだ。
ブラックはあの岩山やドラゴンについて話した。
そして、これからそのドラゴンを眠らせる為に向かわなければいけない事を伝えたのだ。
オウギ王達は初めて聞く話であり、驚くことばかりであった。
もしもドラゴンが目覚める事があれば、この国が消滅するくらい危険である事を悟ったのだ。
「すでに魔人の国が異世界にあるのに、こちらの世界を気遣っていただきありがたい。
大変危険な事に思いますが、よろしかったのでしょうか?」
オウギ王が申し訳なさそうに話すとアクアが口を挟んだ。
「それはドラゴンの民である私にしか出来ない事なのだ。
まあ、心配する事はないぞ。」
さっきのブラックとの会話とは打って変わって、自信たっぷりの態度で話したのだ。
ブラックもスピネルもいつものアクア節が出たと思ったが、前向きな発言に少しホッとしたのだ。
アクアの背負っている責任を考えると、塞ぎ込んでいたのも仕方ない事なのだ。
「おお、さすがでございます。
では、足手まといにならなければ、シウンを一緒に連れて行ってもらえるでしょうか?
こちらとしても、岩山がどういう状況か出来れば知りたいのですが。」
ブラックは少し考えて答えた。
「では途中まででしたら。
シウン殿でしたら、問題ないでしょう。
ただ、私の指示に従っていただくのが条件ですが。」
「もちろんでございます。
では、シウン、魔人の王の指示に従うのだぞ。」
そう言うと、オウギ王はシウン大将に準備をするように指示したのだ。
そして話がひと段落したところで、ヨクがブラックに話したのだ。
「ブラック様、実はお話ししたい事が・・・
今回の噴石の影響で、舞との繋がりが途絶えております。
転移の魔法陣が焼失し、手紙などのやりとりが出来た扉も現在確認出来ない状況です。」
ヨクは心苦しそうに伝えたのだ。
「ああ、そうなのですね・・・わかりました。
今は・・・岩山の事を考えましょう。」
ブラックは冷静に答えたが、その話を聞き心の中はひどく狼狽えていたのだ。
こんな形で舞と会うことが出来なくなるとは、思ってもいなかったからなのだ。
0
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
刻の短刀クロノダガー ~悪役にされた令嬢の人生を取り戻せ~
玄未マオ
ファンタジー
三名の婚約者候補。
彼らは前の時間軸において、一人は敵、もう一人は彼女のために命を落とした騎士。
そして、最後の一人は前の時間軸では面識すらなかったが、彼女を助けるためにやって来た魂の依り代。
過去の過ちを記憶の隅に押しやり孫の誕生を喜ぶ国王に、かつて地獄へと追いやった公爵令嬢セシルの恨みを語る青年が現れる。
それはかつてセシルを嵌めた自分たち夫婦の息子だった。
非道が明るみになり処刑された王太子妃リジェンナ。
無傷だった自分に『幻の王子』にされた息子が語りかけ、王家の秘術が発動される。
巻き戻りファンタジー。
ヒーローは、ごめん、生きている人間ですらない。
ヒロインは悪役令嬢ポジのセシルお嬢様ではなく、彼女の筆頭侍女のアンジュ。
楽しんでくれたらうれしいです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
死に戻り勇者は二度目の人生を穏やかに暮らしたい ~殺されたら過去に戻ったので、今度こそ失敗しない勇者の冒険~
白い彗星
ファンタジー
世界を救った勇者、彼はその力を危険視され、仲間に殺されてしまう。無念のうちに命を散らした男ロア、彼が目を覚ますと、なんと過去に戻っていた!
もうあんなヘマはしない、そう誓ったロアは、二度目の人生を穏やかに過ごすことを決意する!
とはいえ世界を救う使命からは逃れられないので、世界を救った後にひっそりと暮らすことにします。勇者としてとんでもない力を手に入れた男が、死の原因を回避するために苦心する!
ロアが死に戻りしたのは、いったいなぜなのか……一度目の人生との分岐点、その先でロアは果たして、穏やかに過ごすことが出来るのだろうか?
過去へ戻った勇者の、ひっそり冒険談
小説家になろうでも連載しています!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
エルティモエルフォ ―最後のエルフ―
ポリ 外丸
ファンタジー
普通の高校生、松田啓18歳が、夏休みに海で溺れていた少年を救って命を落としてしまう。
海の底に沈んで死んだはずの啓が、次に意識を取り戻した時には小さな少年に転生していた。
その少年の記憶を呼び起こすと、どうやらここは異世界のようだ。
もう一度もらった命。
啓は生き抜くことを第一に考え、今いる地で1人生活を始めた。
前世の知識を持った生き残りエルフの気まぐれ人生物語り。
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバ、ツギクルにも載せています
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる