三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ

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アラン幼少期(アラン目線が多い)

第3話

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アランは起きてから
「うんしょ、うんしょ」
イスを運んでいます
三歳児にしたら重くて大きいから
イスを運ぶのは一苦労です
小さい部屋でも
イスを洗面所まで運ぶのは大変なのです
いままではメイドのメエチャンにすべて
やってもらっていたので
今日は自分でやるんだで
意気込んでいるんです
「うんしょ、うんしょ、フウー」と
息吐いてから
よし、「よいしょ、よいしょ、ガンバ」
「がんばれぼく、がんばれぼく」
登り上がって、「フウー、登れた」
洗面器に水をいれて、歯ブラシに歯磨き粉もどきをつけて、ガシ、ガシ、ガシ
しながら、口の中に水を含んでクチュ、クチュ、クチュしてべっと捨てて、それを2、3回繰り返して、洗面器の水を捨てて
新しい水をいれて、バシャ、バシャして
タオルで拭いて
イスから降りるときに足を滑らせしまい
頭から落ちてしまい
痛くて頭を抱えて泣いていたら
メイドのメエチャンに見つかってしまい
大騒ぎになってしまい
包帯クルクル巻きにされて
現在監視付きのベッドにお世話になって
しまいました
アランは今日から働くで決め
自分が出来ることからは洗面だと
それが失敗してしまい
監視付きになってしまい
ベッドから離れないし
なにをするにもおかぁさまの膝の上
おかぁさまがいないときには
メイドのメエチャンが側にいる
どうしたらいいんだ
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