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第1章
ニンジャ会敵す!
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九郎は屋敷を観察したまま夜を待った。
竜が頭上を通った以外は大したトラブルもない。
強いて言えば、地球ではあり得ないほどデカい蜘蛛が九郎の探知に引っかかったくらいだ。
その場を離れて見に行けば、胴体が人の頭ほどもある蜘蛛が樹上で巣を張っていた。
鳥と思しき生き物が繭玉にされていくつかぶら下げられてる様が生首が飾られているようです不気味だったので、蜘蛛はそのまま殴り殺しておいた。
元の位置に戻った九郎は静かに偵察を続けた。
少なくとも一昼夜、できれば1週間ほどは偵察を続け、情報を集めようと九郎は考えていた。
それは忍として、イレギュラーを省き、任務の成功率を上げるために当然のことだった。
1日ごと、1週間ごと、1ヶ月ごと、1年ごと。
暗殺にしろ、護衛にしろ、潜入にしろ、対象の行動パターンを把握し、全ての状況を想定し切る。
そうして初めて、想定外の事態に対応できる。
台本がしっかりしているからこそ、アドリブも活きるものだと、九郎は知っていた。
数日程度なら、飲食睡眠を絶ったところで問題はない。
ちょっとした作業をしていれば、暇も紛れる。
地形、湿度と太陽の高度からして、環境的要因による危険も少ない。
絶好のシチュエーションだ。邸宅の人間にバレなければいい。
日も落ち、使用人達の多くが九郎から見て、邸宅の反対側にある別棟の建物に入っていった。おそらくはそこが使用人の寝起きする建物なのだろう。
つまり、いま邸宅の中に残っているのは高位の使用人と主家の者のみのはず。
夜になっても屋敷の周りに衛兵が立つことはなかったが、使用人が日暮れ前に全ての扉と窓の鍵を締めて回っていたのを確認している。
可能であれば、衣類や食料を拝借したいと思っていたが、まだ1日目だ。無理することはないし、もっと相応しい機会があるはずだと考えた九郎は、その場から動くことはない。
ひとまず、この世界の夜を知ることを優先すべきだ。
日が落ち、星を観ることで、九郎はそれが地球上のどこでもない星空であることを確認し、ここが異世界であるという確信を深めていた。
(でかいトカゲが空を飛ぶ世界だからの。夜な夜な魑魅魍魎どもが運動会をしているやもしれぬ)
そうして身構えて迎えた夜は、穏やかなものだった。
鈴虫のような鳴き声が聞こえ、地球よりも一回り大きな月が辺りを照らしている。
九郎のよく知る夜となんら変わらない。
月が昇るにつれ、邸宅の中で動く人の気配は少なくなっていく。
殆どの人が寝静まっても、九郎は邸宅をじっと伺っていた。
月が中天に至るころ、動く人影があった。
2階中央寄りのバルコニーから、1人の少女が出てきた。
歳の頃は十代半ばほどだろう。シルクの寝間着と思しき服装と出てきた部屋の位置から考えてこの邸宅のご令嬢だろう。
美しい少女だった。
緩く波打つ金髪と意志の強そうな大きな碧い瞳が、月明かりにキラキラと輝いている。
しなやかな、成熟しきっていない肢体は若さに溢れ、すっと伸びた背筋や細く形の良い手指に気品が感じられた。
1枚の絵画のような光景に、九郎は忍としてあるまじきことに胸の内が震えるのを感じた。
それは情欲ではなく、もっと神聖で触れ難いものに対する心の震えだ。
少女は夜風に当たりながら、何をするでなく月を見上げていた。
そうして、しばらく経ったころ、九郎は唐突に複数の気配が接近してくるのを感じ取った。
森の中を動く気配は獣ではなく人のもの。
明らかに邸宅をめがけて、進んでいた。
このままだと、九郎の潜む場所を通ることになるだろう。
気配の数は5つ。馬の気配はない。
また、"気"の大きさからして、それなりの戦闘訓練を積んだ者たちだ。
速度も中々のものだ。徒歩で夜間の森を走っているにしては馬並みに早い。
(あの少女の夜涼みを邪魔するのは無粋じゃがのぅ…)
九郎は意識を集中し、正体不明の接近者たちの"気"を読む。
接近者たちは迷うことなく、邸宅を目指している。身を潜める九郎からはその姿は見えないが、"気"を探ることで色々とわかることがある。
力量、装備、心理…
集まった情報を元に推測を立てる。
(予想通り同業。目的は、偵察又は暗殺。対象は非戦闘員、おそらくは先ほどの少女か?…ツイておるの)
必要な情報を集め終えた九郎は、今後の方針を変えた。
殺しても後腐れがなさそうな人材が飛び込んできてくれたのだ。なんという僥倖。
問題はどう始末するか、だが…
九郎は一計を案じることにした。
木陰から出て、堂々と接近者たちの進路上に立つ。
奴らは全身を黒装束で包み、夜闇に紛れる格好をしている。
だが、月明かりも明るく夜目が効く九郎にしてみれば、その姿は丸見えだった。反して、隠形で"気"を絶つ九郎を接近者たちは見ることが出来ない。
「こんばんわ。月の綺麗な、良い夜ですなぁ」
十分に距離が近づき、声が届くほどになった時点で九郎は隠形を解除して、あえて姿を晒した。
接近者からすれば走っていたら、突然どこからともなく九郎が現れたように見えるはずだ。
「な、なんだ小僧!?」
つまりは全裸の少年が降って湧いたわけである。
それなりに手練れと思われる曲者たちも、これにはギョッとした。
その意識の隙間を忍者は見逃さない。拾った小石を5人それぞれめがけて、同時に撃ち込む。
狙いは目だ。
曲者も小石程度をまともに喰らうものなど1人もいない。それぞれ武器や防具で弾くか、素早く躱してみせた。
攻撃されれば、状況を理解できずとも身を守り反撃する。彼らは、裏稼業の人間ならば骨の髄まで染み込んだ本能に従い、九郎に反撃を加えようとしたが、
「なにっ!?」
目を向けた時にはそこに九郎の姿はない。
「どこだ!?」
「分からん!生命探知にもかからない!!」
「なんなんだ奴は、いたずら妖精か!?」
慌てて周囲を見回す彼らを九郎は一歩も動かずして、隠形で身を隠しながら観察していた。
(体術はそこそこ。だが"気"の扱いが全くなっていない。奇妙な鍛え方だ。それに"さーちらいふ"…名前からして、探知の術理か?)
九郎には何のことだか分からないが、彼らにはどうやら九郎の知らない手札があるということ。
ならばと、軽々に襲うべきではないかもしれないが、時間が九郎に味方するとは限らない。
手早く片付ける、と九郎は心に決め、隊長格と思しき者の背後を取った。
脂汗を流しながら周囲を伺う彼の腰からナイフをスリ取って、そのまま喉を搔き切る。
(1人…)
「ぐ、ゔぉ…」
隊長のうめき声でほかの者が彼に注目する時には再び気配を消す。
慌てて駆け寄ってくる粗忽者の額隊長のナイフを投げ刺す。
彼はコンッと小気味いい音と共に崩れ落ちた。
(2人…)
「くそっ!?」
「この場を離脱する!」
「俺が残る!!」
判断の速さもなかなかのものだ、と九郎は密かに感心する。
殿を残して、あとの2人が別々の方向に逃げるのも悪くない。
(だが…)
ぴぃん、と何かが張り詰める音が響く。
「かっ、は…」
「グっ…」
逃げ去った2人がほぼ同時にうめき声をあげる。
残った1人は何事かとそちらを見て、2人の首のあたりで何かがキラキラと輝いているのに気がついた。
極細の糸が首に巻きついて、首を絞めている。2人はめちゃくちゃに暴れて糸を外そうとするが、動けば動くほど糸は深く食い込む。
十分に糸が入ったところで、九郎は糸を強く引く。再び糸が張る音がすると同時に、ごきゅ、と食い込んだ糸が骨を砕く音が響いた。
月明かりに輝く糸を辿り、佇む九郎の姿をようやく目にできた最後の生き残りは、しかし立ち尽くすほかなかった。
竜が頭上を通った以外は大したトラブルもない。
強いて言えば、地球ではあり得ないほどデカい蜘蛛が九郎の探知に引っかかったくらいだ。
その場を離れて見に行けば、胴体が人の頭ほどもある蜘蛛が樹上で巣を張っていた。
鳥と思しき生き物が繭玉にされていくつかぶら下げられてる様が生首が飾られているようです不気味だったので、蜘蛛はそのまま殴り殺しておいた。
元の位置に戻った九郎は静かに偵察を続けた。
少なくとも一昼夜、できれば1週間ほどは偵察を続け、情報を集めようと九郎は考えていた。
それは忍として、イレギュラーを省き、任務の成功率を上げるために当然のことだった。
1日ごと、1週間ごと、1ヶ月ごと、1年ごと。
暗殺にしろ、護衛にしろ、潜入にしろ、対象の行動パターンを把握し、全ての状況を想定し切る。
そうして初めて、想定外の事態に対応できる。
台本がしっかりしているからこそ、アドリブも活きるものだと、九郎は知っていた。
数日程度なら、飲食睡眠を絶ったところで問題はない。
ちょっとした作業をしていれば、暇も紛れる。
地形、湿度と太陽の高度からして、環境的要因による危険も少ない。
絶好のシチュエーションだ。邸宅の人間にバレなければいい。
日も落ち、使用人達の多くが九郎から見て、邸宅の反対側にある別棟の建物に入っていった。おそらくはそこが使用人の寝起きする建物なのだろう。
つまり、いま邸宅の中に残っているのは高位の使用人と主家の者のみのはず。
夜になっても屋敷の周りに衛兵が立つことはなかったが、使用人が日暮れ前に全ての扉と窓の鍵を締めて回っていたのを確認している。
可能であれば、衣類や食料を拝借したいと思っていたが、まだ1日目だ。無理することはないし、もっと相応しい機会があるはずだと考えた九郎は、その場から動くことはない。
ひとまず、この世界の夜を知ることを優先すべきだ。
日が落ち、星を観ることで、九郎はそれが地球上のどこでもない星空であることを確認し、ここが異世界であるという確信を深めていた。
(でかいトカゲが空を飛ぶ世界だからの。夜な夜な魑魅魍魎どもが運動会をしているやもしれぬ)
そうして身構えて迎えた夜は、穏やかなものだった。
鈴虫のような鳴き声が聞こえ、地球よりも一回り大きな月が辺りを照らしている。
九郎のよく知る夜となんら変わらない。
月が昇るにつれ、邸宅の中で動く人の気配は少なくなっていく。
殆どの人が寝静まっても、九郎は邸宅をじっと伺っていた。
月が中天に至るころ、動く人影があった。
2階中央寄りのバルコニーから、1人の少女が出てきた。
歳の頃は十代半ばほどだろう。シルクの寝間着と思しき服装と出てきた部屋の位置から考えてこの邸宅のご令嬢だろう。
美しい少女だった。
緩く波打つ金髪と意志の強そうな大きな碧い瞳が、月明かりにキラキラと輝いている。
しなやかな、成熟しきっていない肢体は若さに溢れ、すっと伸びた背筋や細く形の良い手指に気品が感じられた。
1枚の絵画のような光景に、九郎は忍としてあるまじきことに胸の内が震えるのを感じた。
それは情欲ではなく、もっと神聖で触れ難いものに対する心の震えだ。
少女は夜風に当たりながら、何をするでなく月を見上げていた。
そうして、しばらく経ったころ、九郎は唐突に複数の気配が接近してくるのを感じ取った。
森の中を動く気配は獣ではなく人のもの。
明らかに邸宅をめがけて、進んでいた。
このままだと、九郎の潜む場所を通ることになるだろう。
気配の数は5つ。馬の気配はない。
また、"気"の大きさからして、それなりの戦闘訓練を積んだ者たちだ。
速度も中々のものだ。徒歩で夜間の森を走っているにしては馬並みに早い。
(あの少女の夜涼みを邪魔するのは無粋じゃがのぅ…)
九郎は意識を集中し、正体不明の接近者たちの"気"を読む。
接近者たちは迷うことなく、邸宅を目指している。身を潜める九郎からはその姿は見えないが、"気"を探ることで色々とわかることがある。
力量、装備、心理…
集まった情報を元に推測を立てる。
(予想通り同業。目的は、偵察又は暗殺。対象は非戦闘員、おそらくは先ほどの少女か?…ツイておるの)
必要な情報を集め終えた九郎は、今後の方針を変えた。
殺しても後腐れがなさそうな人材が飛び込んできてくれたのだ。なんという僥倖。
問題はどう始末するか、だが…
九郎は一計を案じることにした。
木陰から出て、堂々と接近者たちの進路上に立つ。
奴らは全身を黒装束で包み、夜闇に紛れる格好をしている。
だが、月明かりも明るく夜目が効く九郎にしてみれば、その姿は丸見えだった。反して、隠形で"気"を絶つ九郎を接近者たちは見ることが出来ない。
「こんばんわ。月の綺麗な、良い夜ですなぁ」
十分に距離が近づき、声が届くほどになった時点で九郎は隠形を解除して、あえて姿を晒した。
接近者からすれば走っていたら、突然どこからともなく九郎が現れたように見えるはずだ。
「な、なんだ小僧!?」
つまりは全裸の少年が降って湧いたわけである。
それなりに手練れと思われる曲者たちも、これにはギョッとした。
その意識の隙間を忍者は見逃さない。拾った小石を5人それぞれめがけて、同時に撃ち込む。
狙いは目だ。
曲者も小石程度をまともに喰らうものなど1人もいない。それぞれ武器や防具で弾くか、素早く躱してみせた。
攻撃されれば、状況を理解できずとも身を守り反撃する。彼らは、裏稼業の人間ならば骨の髄まで染み込んだ本能に従い、九郎に反撃を加えようとしたが、
「なにっ!?」
目を向けた時にはそこに九郎の姿はない。
「どこだ!?」
「分からん!生命探知にもかからない!!」
「なんなんだ奴は、いたずら妖精か!?」
慌てて周囲を見回す彼らを九郎は一歩も動かずして、隠形で身を隠しながら観察していた。
(体術はそこそこ。だが"気"の扱いが全くなっていない。奇妙な鍛え方だ。それに"さーちらいふ"…名前からして、探知の術理か?)
九郎には何のことだか分からないが、彼らにはどうやら九郎の知らない手札があるということ。
ならばと、軽々に襲うべきではないかもしれないが、時間が九郎に味方するとは限らない。
手早く片付ける、と九郎は心に決め、隊長格と思しき者の背後を取った。
脂汗を流しながら周囲を伺う彼の腰からナイフをスリ取って、そのまま喉を搔き切る。
(1人…)
「ぐ、ゔぉ…」
隊長のうめき声でほかの者が彼に注目する時には再び気配を消す。
慌てて駆け寄ってくる粗忽者の額隊長のナイフを投げ刺す。
彼はコンッと小気味いい音と共に崩れ落ちた。
(2人…)
「くそっ!?」
「この場を離脱する!」
「俺が残る!!」
判断の速さもなかなかのものだ、と九郎は密かに感心する。
殿を残して、あとの2人が別々の方向に逃げるのも悪くない。
(だが…)
ぴぃん、と何かが張り詰める音が響く。
「かっ、は…」
「グっ…」
逃げ去った2人がほぼ同時にうめき声をあげる。
残った1人は何事かとそちらを見て、2人の首のあたりで何かがキラキラと輝いているのに気がついた。
極細の糸が首に巻きついて、首を絞めている。2人はめちゃくちゃに暴れて糸を外そうとするが、動けば動くほど糸は深く食い込む。
十分に糸が入ったところで、九郎は糸を強く引く。再び糸が張る音がすると同時に、ごきゅ、と食い込んだ糸が骨を砕く音が響いた。
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