80 / 234
蛇令嬢
79 焦るわけ
しおりを挟む
目か覚めたら知らない天井があった。
うわぁ、リアル知らない天井だ……。
痛みはないが少しだるい体を起こして回りを見回す、どこか見覚えがある気がして思い返してみれば、心当たりは保健室だと行きついた。
とわいえ、カーテンに囲われているから周囲がどうなっているのかわからない。
寝てた……訳ではないか。アナウンサーが私の勝ちだって言ってたのを聞いて、それで喜んで……。
あぁ、気絶したんだ。血を流しすぎたか、魔力の使いすぎか、その両方かが原因で気絶したな。
まぁ、別に変なことではないか。
体のあちこちを刻まれていた。一番ひどかったのはもろにくらった背中だったな。高所から落下して緩衝材はあったものの盛大にぶつかって転がったし、もしかしたら骨折ってたのかも。
魔法だって魔方陣を使って乱発したし、最後のだって最高火力の複数の魔方陣を使った飽和攻撃を放ったんだししけんのときのように魔力が減りすぎて気絶もありうる。
さて、怪我が治っていることだし動いても問題はないんだろう。ナースコールとか無いし適当に人を探さないと。
「よっ、とぉ!?」
ベッドから降りて、靴を履いて歩きだそうと思って踏み出したとたん足の力が抜けてストンと尻餅をついてしまった。
目も痛いし、体もだるい。
目は魔眼を再現した負荷がまだ残っているのだとして、体のだるさや力の抜ける感覚……これは血が足りないんだろうか。
「どうしよ、これ」
女の子座りのまんま動けない。腕力で、どうにかベッドに戻ろうと試みるも腕にも力が入らないせいでベッドに戻ることもままならない。
これは人がくるまで、このまんまかな。
たぶん令嬢も寝ているだろうし、大声を出すのは憚られる。
「誰か~」
控えめな声で人を呼んでみる。
すると複数人の足音がして扉が開く音がしとと思えばシャッとベッドの回りを囲っていたカーテンが開いた。
「何やってるのよ?」
「ベッドに戻れなくなっちゃった、助けて」
見舞いにでも来たのか、見知った者達に呆れた表情を向けられてしまった。
ベイノットが呆れた表情のまま、こちらに来ようとしたとき篠野部がベイノットに気づいてなかったのかわって入った。
脇に手を差し込まれ、猫のように持ち上げられたかと思えばベッドに座らされた。
「ありがとう~」
「ふん」
マジ無愛想。
「失血のし過ぎと魔力の使いすぎだそうです。それ以外は特に何もないと、治癒魔法は魔力も血液も元に戻せませんので当分安静にしていたください」
少し後ろにいたザベル先生が言った。
なるほど、ダブルコンボだったと。そりゃあ体も言うことを聞かないわけだ。
「それよりもよ!」
ミューのひときわ大きい声が部屋のなかに響いた。
「永華、危ないことしたんですってね?」
危ないこと?わりと色々したような……。
心当たりはあれども如何せん数が多すぎて、どれのことを言っているのか見当がつかない。
魔眼を再現したこと?魔方陣が間に合わず落ちたこと?最後にほとんど魔力を使って飽和攻撃をしたこと?
どれにせよ、この状態が気まずくて目をそらしてしまった。
「えーちゃん」
今まで聞いたことの無いようなメメの大人のような声色に体を硬直させる。
メメは何を言うでもなく、そっと私に近づいて顎を掬い上げたかと思えばじっと目を合わせてきた。
いったい何を、そう思って見つめ返していると少しして安心したかのように息を吐いた。
「保険医の方から聞いていましたけど、大丈夫そうですわね。みんな心配してましたのよ!」
あ、これ魔眼のこと言ってるわ。
でも、なんで知って……。そこまで考えて一人だけ原因を思い付いた。
その人物に目を向けると静かに頷いて口を開いた。
「私です。説教よりもこの子達に心配される方が目に沁みるかと思いまして」
思わず苦い顔になる。
そうですね、お説教よりも心配される方が心にきますよ!!
確かに使うなとか、使うにしても短時間かつ間をあけろと言われていたが……きちんと言いつけを守っていたつもりだったんでけどな。
「聞いたときは心配したんだぜ。まぁ、先生の言いつけ通り、長い間使わなかったみたいだけどよ」
「力流眼の再現とかバカみたいなことしますねえ。そりゃあ魔力だって無くって倒れもしますよお」
「こっちはただでさえ上級生と戦うって言うから胆冷やしながら見てたんだぜ。目、大丈夫?」
「もう……心配させないでよ……」
「次やったら手ぇ出すわよ!」
「……使い方、考えろ」
約一名、違う気がしなくもないが揃いも揃って私のみを案じる言葉だったのが余計に私の居心地を悪くさせた。
心配されることは苦手だ。これなら先生に説教されてる方が何倍もマシに思える。
そのあ、心配の声と共に説教が行われた。
出てくるのは正論ばかりだし、今回ばかりは篠野部からの“能天気”っていう罵倒も受け入れた。
説教もほどほどに、私よりも先に目が覚めたという令嬢の元に行く事になった。
ベッドに乗せられたときと同じ様に車椅子に乗っけられ、されるがままに運ばれていると私が寝ていた部屋の隣の部屋に入った。
部屋のなかは同じ作りで、令嬢は暗い表情でベッドに座っていた。その近くにはビーグル先輩が椅子に座っていて、少し後ろにナーズビアが立っていた。
ビーグル先輩のことを詳しく知らないメンバーが口々に“食堂で暴れてたシスコン”と言う。その言葉にビーグル先輩は苛立ち気味に否定し、大きな声だったから先生怒られていた。
令嬢は私たちが入ってきたことに気がつくと目をそらす。
先生曰く、令嬢にはほとんど傷はなく無傷と言っても良いぐらいの軽症だったらしい。私は貧血で倒れるほどだったのに……。
なんというか、試合に勝って勝負に負けたって感じだ。
「体の方はどうです?倒れたと聞きましたが……」
「貧血と魔力不足ですよ。時間計かで治るので、ご心配無く」
「そうですか」
令嬢は気まずいらしい、だんまりになってしまった。
「辛くも勝利、だったな?後輩」
誉めてくれたらしい、ワシャワシャと頭を撫でられた。
少し乱暴ではあるものの、妹がいるからか心地よかった。
「でも、今回は運が良かっただけだぞ?」
友人達から疑問の声が上がる。
「何せ、こいつは数日まともに寝てなかったんだ」
ビーグル先輩が暴露すると令嬢は一瞬だけ私を見て、また居心地悪そうに視線をそらした。
「こいつが元気だったら最後の飽和攻撃、耐えきってたかもな」
「……マジすか」
あれを耐えきられてたとなると、ほぼ魔力はからになってるわけだ。私が勝つなんて持ち前の身体能力と木刀でどうにかむちゃくちゃして……ギリギリなきにしもあらず?いや、ほぼ無理か。
「まぁ、なんにせよだ。決闘に勝ったのはお前、何か望みがあれば言えよ。なぁ?カリヤ」
「……えぇ」
令嬢は受け入れる姿勢だ。
何をしようか少し迷うも、決闘までしてララ経由で岸に会おうとしていたことが気になったから、それを聞くことにした。
「何で、こんな回りくどいことをしてまで騎士に会おうとしたんですか?」
令嬢はしゃべらない。どうも、回りをキョロキョロと見て、何かに迷ってるようだった。
何かを察したのか、先生は人避けと防音の魔法を部屋にかけた。
「話す気がないと言うわけではないでしょう?これなら安心できますか?」
令嬢は先生の言葉に静かに頷き、ゆっくりと口を開いた。
「お兄様を、助けるためです」
令嬢の声は震えており、手は白むほど強く握られていた。
“お兄様”……。そういえば決闘の最後の方にそんなことを言われた気がする。
「……お兄様は、今ダンジョンに取り残されています」
うわぁ、リアル知らない天井だ……。
痛みはないが少しだるい体を起こして回りを見回す、どこか見覚えがある気がして思い返してみれば、心当たりは保健室だと行きついた。
とわいえ、カーテンに囲われているから周囲がどうなっているのかわからない。
寝てた……訳ではないか。アナウンサーが私の勝ちだって言ってたのを聞いて、それで喜んで……。
あぁ、気絶したんだ。血を流しすぎたか、魔力の使いすぎか、その両方かが原因で気絶したな。
まぁ、別に変なことではないか。
体のあちこちを刻まれていた。一番ひどかったのはもろにくらった背中だったな。高所から落下して緩衝材はあったものの盛大にぶつかって転がったし、もしかしたら骨折ってたのかも。
魔法だって魔方陣を使って乱発したし、最後のだって最高火力の複数の魔方陣を使った飽和攻撃を放ったんだししけんのときのように魔力が減りすぎて気絶もありうる。
さて、怪我が治っていることだし動いても問題はないんだろう。ナースコールとか無いし適当に人を探さないと。
「よっ、とぉ!?」
ベッドから降りて、靴を履いて歩きだそうと思って踏み出したとたん足の力が抜けてストンと尻餅をついてしまった。
目も痛いし、体もだるい。
目は魔眼を再現した負荷がまだ残っているのだとして、体のだるさや力の抜ける感覚……これは血が足りないんだろうか。
「どうしよ、これ」
女の子座りのまんま動けない。腕力で、どうにかベッドに戻ろうと試みるも腕にも力が入らないせいでベッドに戻ることもままならない。
これは人がくるまで、このまんまかな。
たぶん令嬢も寝ているだろうし、大声を出すのは憚られる。
「誰か~」
控えめな声で人を呼んでみる。
すると複数人の足音がして扉が開く音がしとと思えばシャッとベッドの回りを囲っていたカーテンが開いた。
「何やってるのよ?」
「ベッドに戻れなくなっちゃった、助けて」
見舞いにでも来たのか、見知った者達に呆れた表情を向けられてしまった。
ベイノットが呆れた表情のまま、こちらに来ようとしたとき篠野部がベイノットに気づいてなかったのかわって入った。
脇に手を差し込まれ、猫のように持ち上げられたかと思えばベッドに座らされた。
「ありがとう~」
「ふん」
マジ無愛想。
「失血のし過ぎと魔力の使いすぎだそうです。それ以外は特に何もないと、治癒魔法は魔力も血液も元に戻せませんので当分安静にしていたください」
少し後ろにいたザベル先生が言った。
なるほど、ダブルコンボだったと。そりゃあ体も言うことを聞かないわけだ。
「それよりもよ!」
ミューのひときわ大きい声が部屋のなかに響いた。
「永華、危ないことしたんですってね?」
危ないこと?わりと色々したような……。
心当たりはあれども如何せん数が多すぎて、どれのことを言っているのか見当がつかない。
魔眼を再現したこと?魔方陣が間に合わず落ちたこと?最後にほとんど魔力を使って飽和攻撃をしたこと?
どれにせよ、この状態が気まずくて目をそらしてしまった。
「えーちゃん」
今まで聞いたことの無いようなメメの大人のような声色に体を硬直させる。
メメは何を言うでもなく、そっと私に近づいて顎を掬い上げたかと思えばじっと目を合わせてきた。
いったい何を、そう思って見つめ返していると少しして安心したかのように息を吐いた。
「保険医の方から聞いていましたけど、大丈夫そうですわね。みんな心配してましたのよ!」
あ、これ魔眼のこと言ってるわ。
でも、なんで知って……。そこまで考えて一人だけ原因を思い付いた。
その人物に目を向けると静かに頷いて口を開いた。
「私です。説教よりもこの子達に心配される方が目に沁みるかと思いまして」
思わず苦い顔になる。
そうですね、お説教よりも心配される方が心にきますよ!!
確かに使うなとか、使うにしても短時間かつ間をあけろと言われていたが……きちんと言いつけを守っていたつもりだったんでけどな。
「聞いたときは心配したんだぜ。まぁ、先生の言いつけ通り、長い間使わなかったみたいだけどよ」
「力流眼の再現とかバカみたいなことしますねえ。そりゃあ魔力だって無くって倒れもしますよお」
「こっちはただでさえ上級生と戦うって言うから胆冷やしながら見てたんだぜ。目、大丈夫?」
「もう……心配させないでよ……」
「次やったら手ぇ出すわよ!」
「……使い方、考えろ」
約一名、違う気がしなくもないが揃いも揃って私のみを案じる言葉だったのが余計に私の居心地を悪くさせた。
心配されることは苦手だ。これなら先生に説教されてる方が何倍もマシに思える。
そのあ、心配の声と共に説教が行われた。
出てくるのは正論ばかりだし、今回ばかりは篠野部からの“能天気”っていう罵倒も受け入れた。
説教もほどほどに、私よりも先に目が覚めたという令嬢の元に行く事になった。
ベッドに乗せられたときと同じ様に車椅子に乗っけられ、されるがままに運ばれていると私が寝ていた部屋の隣の部屋に入った。
部屋のなかは同じ作りで、令嬢は暗い表情でベッドに座っていた。その近くにはビーグル先輩が椅子に座っていて、少し後ろにナーズビアが立っていた。
ビーグル先輩のことを詳しく知らないメンバーが口々に“食堂で暴れてたシスコン”と言う。その言葉にビーグル先輩は苛立ち気味に否定し、大きな声だったから先生怒られていた。
令嬢は私たちが入ってきたことに気がつくと目をそらす。
先生曰く、令嬢にはほとんど傷はなく無傷と言っても良いぐらいの軽症だったらしい。私は貧血で倒れるほどだったのに……。
なんというか、試合に勝って勝負に負けたって感じだ。
「体の方はどうです?倒れたと聞きましたが……」
「貧血と魔力不足ですよ。時間計かで治るので、ご心配無く」
「そうですか」
令嬢は気まずいらしい、だんまりになってしまった。
「辛くも勝利、だったな?後輩」
誉めてくれたらしい、ワシャワシャと頭を撫でられた。
少し乱暴ではあるものの、妹がいるからか心地よかった。
「でも、今回は運が良かっただけだぞ?」
友人達から疑問の声が上がる。
「何せ、こいつは数日まともに寝てなかったんだ」
ビーグル先輩が暴露すると令嬢は一瞬だけ私を見て、また居心地悪そうに視線をそらした。
「こいつが元気だったら最後の飽和攻撃、耐えきってたかもな」
「……マジすか」
あれを耐えきられてたとなると、ほぼ魔力はからになってるわけだ。私が勝つなんて持ち前の身体能力と木刀でどうにかむちゃくちゃして……ギリギリなきにしもあらず?いや、ほぼ無理か。
「まぁ、なんにせよだ。決闘に勝ったのはお前、何か望みがあれば言えよ。なぁ?カリヤ」
「……えぇ」
令嬢は受け入れる姿勢だ。
何をしようか少し迷うも、決闘までしてララ経由で岸に会おうとしていたことが気になったから、それを聞くことにした。
「何で、こんな回りくどいことをしてまで騎士に会おうとしたんですか?」
令嬢はしゃべらない。どうも、回りをキョロキョロと見て、何かに迷ってるようだった。
何かを察したのか、先生は人避けと防音の魔法を部屋にかけた。
「話す気がないと言うわけではないでしょう?これなら安心できますか?」
令嬢は先生の言葉に静かに頷き、ゆっくりと口を開いた。
「お兄様を、助けるためです」
令嬢の声は震えており、手は白むほど強く握られていた。
“お兄様”……。そういえば決闘の最後の方にそんなことを言われた気がする。
「……お兄様は、今ダンジョンに取り残されています」
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。

騎士団長のお抱え薬師
衣更月
ファンタジー
辺境の町ハノンで暮らすイヴは、四大元素の火、風、水、土の属性から弾かれたハズレ属性、聖属性持ちだ。
聖属性持ちは意外と多く、ハズレ属性と言われるだけあって飽和状態。聖属性持ちの女性は結婚に逃げがちだが、イヴの年齢では結婚はできない。家業があれば良かったのだが、平民で天涯孤独となった身の上である。
後ろ盾は一切なく、自分の身は自分で守らなければならない。
なのに、求人依頼に聖属性は殆ど出ない。
そんな折、獣人の国が聖属性を募集していると話を聞き、出国を決意する。
場所は隣国。
しかもハノンの隣。
迎えに来たのは見上げるほど背の高い美丈夫で、なぜかイヴに威圧的な騎士団長だった。
大きな事件は起きないし、意外と獣人は優しい。なのに、団長だけは怖い。
イヴの団長克服の日々が始まる―ー―。
異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~
ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ
以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ
唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活
かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!

異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
異世界転移した町民Aは普通の生活を所望します!!
コスモクイーンハート
ファンタジー
異世界転移してしまった女子高生の合田結菜はある高難度ダンジョンで一人放置されていた。そんな結菜を冒険者育成クラン《炎樹の森》の冒険者達が保護してくれる。ダンジョンの大きな狼さんをもふもふしたり、テイムしちゃったり……。
何気にチートな結菜だが、本人は普通の生活がしたかった。
本人の望み通りしばらくは普通の生活をすることができたが……。勇者に担がれて早朝に誘拐された日を境にそんな生活も終わりを告げる。
何で⁉私を誘拐してもいいことないよ⁉
何だかんだ、半分無意識にチートっぷりを炸裂しながらも己の普通の生活の(自分が自由に行動できるようにする)ために今日も元気に異世界を爆走します‼
※現代の知識活かしちゃいます‼料理と物作りで改革します‼←地球と比べてむっちゃ不便だから。
#更新は不定期になりそう
#一話だいたい2000字をめどにして書いています(長くも短くもなるかも……)
#感想お待ちしてます‼どしどしカモン‼(誹謗中傷はNGだよ?)
#頑張るので、暖かく見守ってください笑
#誤字脱字があれば指摘お願いします!
#いいなと思ったらお気に入り登録してくれると幸いです(〃∇〃)
#チートがずっとあるわけではないです。(何気なく時たまありますが……。)普通にファンタジーです。
異世界に転移したからモンスターと気ままに暮らします
ねこねこ大好き
ファンタジー
新庄麗夜は身長160cmと小柄な高校生、クラスメイトから酷いいじめを受けている。
彼は修学旅行の時、突然クラスメイト全員と異世界へ召喚される。
転移した先で王に開口一番、魔軍と戦い人類を救ってくれとお願いされる。
召喚された勇者は強力なギフト(ユニークスキル)を持っているから大丈夫とのこと。
言葉通り、クラスメイトは、獲得経験値×10万や魔力無限、レベル100から、無限製造スキルなど
チートが山盛りだった。
対して麗夜のユニークスキルはただ一つ、「モンスターと会話できる」
それ以外はステータス補正も無い最弱状態。
クラスメイトには笑われ、王からも役立たずと見なされ追放されてしまう。
酷いものだと思いながら日銭を稼ごうとモンスターを狩ろうとする。
「ことばわかる?」
言葉の分かるスキルにより、麗夜とモンスターは一瞬で意気投合する。
「モンスターのほうが優しいし、こうなったらモンスターと一緒に暮らそう! どうせ役立たずだし!」
そうして麗夜はモンスターたちと気ままな生活を送る。
それが成長チートや生産チート、魔力チートなどあらゆるチートも凌駕するチートかも分からずに。
これはモンスターと会話できる。そんなチートを得た少年の気ままな日常である。
------------------------------
第12回ファンタジー小説大賞に応募しております!
よろしければ投票ボタンを押していただけると嬉しいです!
→結果は8位! 最終選考まで進めました!
皆さま応援ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる