狐宮学校の怪談

“夜は鬼火が舞い、昼には狐の鳴き声が時おり響く。

そんな旧校舎には黒と赤のセーラー服、旧狐宮学校の制服を着た狐面の少女が居り、一つ願いを叶えてくれるというもの。

だが誰もそれを試そうとはしない、理由はなにか。

その狐面の少女の「お気に召すもの」を用意できねば大切なものをとられる、という専らの噂だからだ。”

先輩の頼みを受けて放課後、そんな噂がある旧校舎に二人の学生がやってきた。

名前は春と実。

先輩に頼まれたのは心霊写真であった。

恐ろしい噂のある旧校舎、出てくるのは蛇か鬼か……。

それとも狐か……。







たぶんそこまで怖くない、と思います。
24h.ポイント 0pt
0
小説 191,951 位 / 191,951件 ホラー 6,803 位 / 6,803件

あなたにおすすめの小説

小畑杏奈の心霊体験録

邪神 白猫
ホラー
私には、どうやら普通の人には視えないモノが視えるらしい。 それに初めて気が付いたのは、物心がついたばかりのほんの幼い頃だった。 ──これは、そんな私の怪奇な体験録。 ※ この話には、実際にあった体験談も含まれています YouTubeにて、怪談・怖い話の朗読公開中📕 https://youtube.com/@yuachanRio

ツギハギ・リポート

主道 学
ホラー
 拝啓。海道くんへ。そっちは何かとバタバタしているんだろうなあ。だから、たまには田舎で遊ぼうよ。なんて……でも、今年は絶対にきっと、楽しいよ。  死んだはずの中学時代の友達から、急に田舎へ来ないかと手紙が来た。手紙には俺の大学時代に別れた恋人もその村にいると書いてあった……。  ただ、疑問に思うんだ。    あそこは、今じゃ廃村になっているはずだった。  かつて村のあった廃病院は誰のものですか?

あなたが口にしたものは

浅貴るお
ホラー
 復讐を行うレストランのお話。

ゴーストキッチン『ファントム』

魔茶来
ホラー
レストランで働く俺は突然職を失う。 しかし縁あって「ゴーストキッチン」としてレストランを始めることにした。 本来「ゴーストキッチン」というのは、心霊なんかとは何の関係もないもの。 簡単に言えばキッチン(厨房)の機能のみを持つ飲食店のこと。 店では料理を提供しない、お客さんへ食べ物を届けるのはデリバリー業者に任せている。 この形態は「ダークキッチン」とか「バーチャルキッチン」なんかの呼び方もある。 しかし、数か月後、深夜二時になると色々な訳アリの客が注文をしてくるようになった。 訳アリの客たち・・・なんとそのお客たちは実は未練を持った霊達だ!! そう、俺の店は本当の霊(ゴースト)達がお客様として注文する店となってしまった・・・ 俺と死神運転手がキッチンカーに乗って、お客の未練を晴らして成仏させるヘンテコ・レストランの物語が今始まる。

すぐ読める短篇怪談集

能井しずえ
ホラー
日常に潜むこの世ならざる物事との出会いをサクッと綴ります。

村の籤屋さん

呉万層
ホラー
 小笠原諸島に属するある島に、子宇女村はある。  子宇女村は小さく、特徴のない田舎の村のようでいて、その実大きな特徴があった。  籤屋が出没するのだ。  ただの籤屋ではない。賭けたモノに応じて、様々な利を得ることができる籤を轢かせる、不可思議な存在だ。  籤屋は禁忌とされており、村で引く者は少なかった。  村役場に努める青年・伊藤健太郎は、村における数少な例外だった。  賭ける物は、僅か百円だったが、健太郎が毎日くじを引くことで、島は大きな変化にさらされるのだった。

原典怪飢

食う福
ホラー
食べるのが好きな女の子と怪異のお話 不定期で筆が乗ったら更新します。 ホラーじゃないけどミステリーでもなさそう。 短編じゃないけど長編でもなさそう。

秘密の仕事

桃香
ホラー
ホラー 生まれ変わりを信じますか? ※フィクションです