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第一章:生贄
6.神の体温
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彼は、すぐに否定した。
「それはできない。俺は贄など必要ない。……が、それを望むということは、お前はやはり、"死"を望んでいるのか?」
「違う、違うの。フェンリスに助けてもらった命を粗末になんて絶対にしないと約束する。でも……本当の生贄にはならなくていいから、この国の人達には、私がきちんと生贄になったと知らせたいんだ。フェンリスの言った"儀式"というものは、今夜行われるの? その儀式をしたら、私が生贄になったとみんな信じる?」
私の問いに、フェンリスは少し考えて返答した。
「もし儀式が行われれば人間にとってアマネは完全に生贄の義務を果たしたと認知されるが、しかし…なぜそこまで」
「だって、私が生贄にならなかったら、この国の人たちは絶望してしまう。贄を捧げないと土地が滅びるってみんな信じてるんでしょう? だったら私がきちんと生贄になったと信じさせなくちゃ。それにもしかしたら、誰か別の人がまた塔に閉じ込められちゃうかもしれないよ?
私は必死に彼に説いた。彼は理解できぬといいたげに眉を歪めた。
「お前はこの国の人間に攫われ、不当に扱われたんだぞ。なぜそう思い遣る? 憎いとは思わないのか」
鋭い問いに一瞬詰まった。私は長い間私を辛い目に合わせた人間を、確かに憎いと思っているのかもしれない。でも責めることはできない。
「……人間って、たぶんそういうものだから」
「そういうもの?」
「もし私がこの地で生まれ育ったとしたら、って考えたの。ずっと不作が続いて、藁にもすがる思いで神様に祈りながら生きて来て、生贄を捧げるのが当たり前の世界で過ごして来たなら、自分じゃない誰かが生贄になろうとしている時に『やっぱ可哀想だから辞めよう』って、言えないと思う。もし生贄が逃げたら、『なんで逃げるんだ』って、怒りが込み上げると思う」
たまたま私が生贄側だったというだけで、もし私があちら側だったら——。
「ごめんなさいフェンリス。私も、状況が違えばあなたが逃した生贄を殺した人間と、同じだったかもしれない。あなたをずっと苦しめている人間だったかもしれない。自分が分からない。だから、だから……ごめんなさい…」
私は恐ろしくなった。
人間が恐ろしくなった。
人間としての自分のことも恐ろしくなった。
フェンリスはこの地を、人間を愛している。
神として愛しているのがずっと私にひしひしと伝わっていた。
あなたの愛している人間がこんなに愚かでごめんなさい。こんなに弱くてごめんなさい。
体の震えが止まらなくなった。神域は痛みは鎮めても畏怖の念は鎮めてくれない。喉の奥が引き攣るような感覚に呼吸を震わせていると、フェンリスの大きな体が少しずつこちらに近づいて来た。
恐怖を鎮めるように、震えを閉じ込めるように、その腕で私の全身を包んだ。
「もう分かった、謝るな。お前の気持ちはわかったから」
力強い腕に抱擁されて、私の震えは時間をかけておさまっていった。神様にもきちんと体温が存在する。フェンリスの体温に包まれていると、落ち着いて話をすることができた。
「私の望みを叶えてくれるなら、そうして欲しい。これ以上誰かが犠牲になってはいけないと思う。私はこの国のことをまだ知らないから、おかしなことを言っていたらごめんなさい。でも、これ以上愚かなことを人間がしたら、終わりだと思う」
余所者が言うべきことではないとわかっている。だけど一度生贄として首を突っ込んでしまった以上、私にもこの国の人たちの安寧を望む権利があると思った。
「お願い」
フェンリスは一度ゆっくりと深呼吸をして、「分かった」と言った。
そしてその大きな腕から解放した私に毛布をかけ直し、ぽんぽんと頭を撫でた。
「アマネは、優しいな」
「私が?」
意外な言葉をかけられたことに驚き、素っ頓狂な声を出してしまった気がする。そんな様子を見てか、フェンリスはふっと口の端を緩ませた。
「俺は今まで多くの人間を見てきた。理不尽な扱いを受ければ報復や復讐を願う。それが人間の常だと思っていた。アマネのような者もいるのだな」
森の中にいる様な緑色の深い目で見つめられると、緊張から解放されて心が晴れやかになる。
「優しいのは、フェンリスのほうだよ」
「そうだろうか……俺は親切を働いた覚えはないが」
自身の行いを真面目に思い起こしているのだろう。顎に手を当てて、真剣な表情で思案する彼の様子は少し面白かった。
「塔の中で、ぎりぎりな状態の中でも心が壊れなかったのはフェンリスがいてくれたからだよ。毎日あなたが会いに来てくれなかったら、きっとダメだった」
私は毎日じっとそばにフェンリスがいてくれた日々を思い返す。
「そうか。最初は少し様子を見るだけのつもりでいたのだが……今思えば、俺は毎日お前の元へ足を運んでいたのだな」
「そうだよ、毎日来てくれた。でも、お話はしてくれなかったね。うんともすんとも、鳴いてくれなかった」
意地悪っぽく言うと、フェンリスは罰が悪そうに頬を掻いた。
「すまない……。俺の声は普段は人間には聞こえんのだ。百年に一度、月暈の日にのみ人間は神の声を聞くことができる」
「へ? そうなの……。なんだ、私が聞こえなかっただけか」
「寂しい思いをさせてしまったようだな」
「ううん! 居てくれるだけで、心強かったよ! いつ来てくれるかな、早く来ないかなって、唯一の楽しみだったんだ」
「俺同じ気持ちだ。看守の居ない時間を見計らって塔へ行くのが毎日の日課になっていた。特定の人間に情が湧かぬよう、普段は心がけているのだが」
「やっぱり人間に情が湧いちゃうと駄目なの?」
「神は人の死を数えきれんほど目の当たりにする。いちいち感情的になっている暇はない。神は人間を等しく愛する。そこに個人的な情は必要ない」
「そっか……」
「が、アマネに対してはどうしても割り切ることができなかった。本当にすまな」
「あやまらないで。私は、フェンリスの声ずっとずっと聞きたかった。こうしてお話してみたかった。あなたの声が聞けるだけで、半神になって良かったと思うよ」
「アマネ……」
彼の謝罪を制止して、自分の気持ちを伝える。一体、彼は今までどれほどの人間の死を経験してきたのだろう。百数十年と言うのは、彼の中でどれほどの時間なのだろう。短いのか、長いのか。
「お前は、本当に心優しいのだな。アマネが俺の傷を手当してくれた時があったな。誰かに傷を労られたのは始めてだ。あれほど辛い状況で他者を思い遣るなど、誰にでもできることではない」
「っ! そうだ! 怪我、大丈夫だった!? 神様でも怪我するんだね。あの時は汚い布で押さえちゃってごめんね。バイ菌、入らなかった? 結構深かったけどすぐに治ってたから、人間に手当してもらったのかと思ってたけど…やっぱり神域の力?」
彼の手から血が流れていたのを思い出して問い詰めると、少し驚いた表情をしてから、面白いものを見つけたみたいに鋭い犬歯をのぞかせて笑った。
「全く、他人の心配ばかりだな……。あの日は確か庭の木を切ろうとしたのだが、不注意で負傷してしまった。傷の治りは早いので問題ない」
「庭の木……? お庭の木も自分で切るの?」
神であるフェンリスが自分でせっせと庭の木を切っているところを想像したら、世俗っぽいギャップがシュールでクスッとする。
「ああ、日当たりが悪かったのでな」
フェンリス、日当たり気にするんだ。
彼の意外な一面を知るたびに心にふんわりと灯りが灯ったように暖かくなる。さっき初めて人型を見た時は怖くて怯えてしまったけど、可愛くて優しくて、塔の中で寄り添ってくれた彼と何も変わらない。
思わず撫でそうになってしまった手を引っ込めて、誤魔化すように口を開いた。
「そ、それにしても、最初は小さい赤ちゃんの姿だったから、やけに成長の早い犬だと思っちゃった。自在に変化できたんだね」
「ああ。人型はこの姿のみだが、獣体は幼体から成体まで自在だ」
「どうして最初は赤ちゃん姿だったの?」
「成体では、怖がられるのではないかと」
確かにライオンくらい大きな狼が暗闇の中にいきなり現れたらパニックになってたかもしれない。そんな心遣いもしてくれていたとは。
「でも、すぐにおっきくなったよね」
「お前が、『もっと食べておっきくなれ』と言ったから。大型動物が好みなのだと思い成長してみた」
……言った気がする。彼のお腹を枕にしてみたいという下心で、そんなことを言った気がする。とっても無礼な願いを彼は叶えてくれて、私の望み通り大きくなったら体で"お腹枕"をしてくれたということか。
「ふふっ、やっぱりフェンリスは優しいんだね」
いつのまにか、私たちの間に流れていた緊張感は消えていた。
宙吊りになった問題はまだ色々とある。この先私はどう生きていくべきかも分からないし、私が生贄になろうと作物が育つとは限らない。
だけど、まずは目の前のやるべきことをやり遂げないと。
日が落ちて、綺麗な月暈が姿を表すまで、私たちはしばらく和やかな時間を楽しんだ。
「それはできない。俺は贄など必要ない。……が、それを望むということは、お前はやはり、"死"を望んでいるのか?」
「違う、違うの。フェンリスに助けてもらった命を粗末になんて絶対にしないと約束する。でも……本当の生贄にはならなくていいから、この国の人達には、私がきちんと生贄になったと知らせたいんだ。フェンリスの言った"儀式"というものは、今夜行われるの? その儀式をしたら、私が生贄になったとみんな信じる?」
私の問いに、フェンリスは少し考えて返答した。
「もし儀式が行われれば人間にとってアマネは完全に生贄の義務を果たしたと認知されるが、しかし…なぜそこまで」
「だって、私が生贄にならなかったら、この国の人たちは絶望してしまう。贄を捧げないと土地が滅びるってみんな信じてるんでしょう? だったら私がきちんと生贄になったと信じさせなくちゃ。それにもしかしたら、誰か別の人がまた塔に閉じ込められちゃうかもしれないよ?
私は必死に彼に説いた。彼は理解できぬといいたげに眉を歪めた。
「お前はこの国の人間に攫われ、不当に扱われたんだぞ。なぜそう思い遣る? 憎いとは思わないのか」
鋭い問いに一瞬詰まった。私は長い間私を辛い目に合わせた人間を、確かに憎いと思っているのかもしれない。でも責めることはできない。
「……人間って、たぶんそういうものだから」
「そういうもの?」
「もし私がこの地で生まれ育ったとしたら、って考えたの。ずっと不作が続いて、藁にもすがる思いで神様に祈りながら生きて来て、生贄を捧げるのが当たり前の世界で過ごして来たなら、自分じゃない誰かが生贄になろうとしている時に『やっぱ可哀想だから辞めよう』って、言えないと思う。もし生贄が逃げたら、『なんで逃げるんだ』って、怒りが込み上げると思う」
たまたま私が生贄側だったというだけで、もし私があちら側だったら——。
「ごめんなさいフェンリス。私も、状況が違えばあなたが逃した生贄を殺した人間と、同じだったかもしれない。あなたをずっと苦しめている人間だったかもしれない。自分が分からない。だから、だから……ごめんなさい…」
私は恐ろしくなった。
人間が恐ろしくなった。
人間としての自分のことも恐ろしくなった。
フェンリスはこの地を、人間を愛している。
神として愛しているのがずっと私にひしひしと伝わっていた。
あなたの愛している人間がこんなに愚かでごめんなさい。こんなに弱くてごめんなさい。
体の震えが止まらなくなった。神域は痛みは鎮めても畏怖の念は鎮めてくれない。喉の奥が引き攣るような感覚に呼吸を震わせていると、フェンリスの大きな体が少しずつこちらに近づいて来た。
恐怖を鎮めるように、震えを閉じ込めるように、その腕で私の全身を包んだ。
「もう分かった、謝るな。お前の気持ちはわかったから」
力強い腕に抱擁されて、私の震えは時間をかけておさまっていった。神様にもきちんと体温が存在する。フェンリスの体温に包まれていると、落ち着いて話をすることができた。
「私の望みを叶えてくれるなら、そうして欲しい。これ以上誰かが犠牲になってはいけないと思う。私はこの国のことをまだ知らないから、おかしなことを言っていたらごめんなさい。でも、これ以上愚かなことを人間がしたら、終わりだと思う」
余所者が言うべきことではないとわかっている。だけど一度生贄として首を突っ込んでしまった以上、私にもこの国の人たちの安寧を望む権利があると思った。
「お願い」
フェンリスは一度ゆっくりと深呼吸をして、「分かった」と言った。
そしてその大きな腕から解放した私に毛布をかけ直し、ぽんぽんと頭を撫でた。
「アマネは、優しいな」
「私が?」
意外な言葉をかけられたことに驚き、素っ頓狂な声を出してしまった気がする。そんな様子を見てか、フェンリスはふっと口の端を緩ませた。
「俺は今まで多くの人間を見てきた。理不尽な扱いを受ければ報復や復讐を願う。それが人間の常だと思っていた。アマネのような者もいるのだな」
森の中にいる様な緑色の深い目で見つめられると、緊張から解放されて心が晴れやかになる。
「優しいのは、フェンリスのほうだよ」
「そうだろうか……俺は親切を働いた覚えはないが」
自身の行いを真面目に思い起こしているのだろう。顎に手を当てて、真剣な表情で思案する彼の様子は少し面白かった。
「塔の中で、ぎりぎりな状態の中でも心が壊れなかったのはフェンリスがいてくれたからだよ。毎日あなたが会いに来てくれなかったら、きっとダメだった」
私は毎日じっとそばにフェンリスがいてくれた日々を思い返す。
「そうか。最初は少し様子を見るだけのつもりでいたのだが……今思えば、俺は毎日お前の元へ足を運んでいたのだな」
「そうだよ、毎日来てくれた。でも、お話はしてくれなかったね。うんともすんとも、鳴いてくれなかった」
意地悪っぽく言うと、フェンリスは罰が悪そうに頬を掻いた。
「すまない……。俺の声は普段は人間には聞こえんのだ。百年に一度、月暈の日にのみ人間は神の声を聞くことができる」
「へ? そうなの……。なんだ、私が聞こえなかっただけか」
「寂しい思いをさせてしまったようだな」
「ううん! 居てくれるだけで、心強かったよ! いつ来てくれるかな、早く来ないかなって、唯一の楽しみだったんだ」
「俺同じ気持ちだ。看守の居ない時間を見計らって塔へ行くのが毎日の日課になっていた。特定の人間に情が湧かぬよう、普段は心がけているのだが」
「やっぱり人間に情が湧いちゃうと駄目なの?」
「神は人の死を数えきれんほど目の当たりにする。いちいち感情的になっている暇はない。神は人間を等しく愛する。そこに個人的な情は必要ない」
「そっか……」
「が、アマネに対してはどうしても割り切ることができなかった。本当にすまな」
「あやまらないで。私は、フェンリスの声ずっとずっと聞きたかった。こうしてお話してみたかった。あなたの声が聞けるだけで、半神になって良かったと思うよ」
「アマネ……」
彼の謝罪を制止して、自分の気持ちを伝える。一体、彼は今までどれほどの人間の死を経験してきたのだろう。百数十年と言うのは、彼の中でどれほどの時間なのだろう。短いのか、長いのか。
「お前は、本当に心優しいのだな。アマネが俺の傷を手当してくれた時があったな。誰かに傷を労られたのは始めてだ。あれほど辛い状況で他者を思い遣るなど、誰にでもできることではない」
「っ! そうだ! 怪我、大丈夫だった!? 神様でも怪我するんだね。あの時は汚い布で押さえちゃってごめんね。バイ菌、入らなかった? 結構深かったけどすぐに治ってたから、人間に手当してもらったのかと思ってたけど…やっぱり神域の力?」
彼の手から血が流れていたのを思い出して問い詰めると、少し驚いた表情をしてから、面白いものを見つけたみたいに鋭い犬歯をのぞかせて笑った。
「全く、他人の心配ばかりだな……。あの日は確か庭の木を切ろうとしたのだが、不注意で負傷してしまった。傷の治りは早いので問題ない」
「庭の木……? お庭の木も自分で切るの?」
神であるフェンリスが自分でせっせと庭の木を切っているところを想像したら、世俗っぽいギャップがシュールでクスッとする。
「ああ、日当たりが悪かったのでな」
フェンリス、日当たり気にするんだ。
彼の意外な一面を知るたびに心にふんわりと灯りが灯ったように暖かくなる。さっき初めて人型を見た時は怖くて怯えてしまったけど、可愛くて優しくて、塔の中で寄り添ってくれた彼と何も変わらない。
思わず撫でそうになってしまった手を引っ込めて、誤魔化すように口を開いた。
「そ、それにしても、最初は小さい赤ちゃんの姿だったから、やけに成長の早い犬だと思っちゃった。自在に変化できたんだね」
「ああ。人型はこの姿のみだが、獣体は幼体から成体まで自在だ」
「どうして最初は赤ちゃん姿だったの?」
「成体では、怖がられるのではないかと」
確かにライオンくらい大きな狼が暗闇の中にいきなり現れたらパニックになってたかもしれない。そんな心遣いもしてくれていたとは。
「でも、すぐにおっきくなったよね」
「お前が、『もっと食べておっきくなれ』と言ったから。大型動物が好みなのだと思い成長してみた」
……言った気がする。彼のお腹を枕にしてみたいという下心で、そんなことを言った気がする。とっても無礼な願いを彼は叶えてくれて、私の望み通り大きくなったら体で"お腹枕"をしてくれたということか。
「ふふっ、やっぱりフェンリスは優しいんだね」
いつのまにか、私たちの間に流れていた緊張感は消えていた。
宙吊りになった問題はまだ色々とある。この先私はどう生きていくべきかも分からないし、私が生贄になろうと作物が育つとは限らない。
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