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東の祓魔師と側仕えの少年

18.※真面目なので練習します②※

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「いいか?  服を脱ぐ前からもう夜伽は始まってるんだ」

イザベラは言いながら、僕の下着に手をかけた。背後からパネースさんに抱き抱えられているため逃げ場が無い。

「こうやってゆっくり、相手の目を見ながら脱がせる」

手順を説きながら実践するイザベラはどこか楽しそうだ。

「相手の肌に触れながら、余裕があれば脚に口付けを落としたりして、とにかく楽しむ気持ちが大切だ」

そっか、楽しむ気持ち、楽しむ気持ち。
ちゅ、と太ももに軽いキスを感じると、下半身が外気に晒されたのを感じる。

「ハルオミのここ・・、可愛いな。もう硬くなってる」

イザベラが僕の下半身に顔を近づけてくる。
そんなに観察されるとだいぶ恥ずかしい。けど今は恥ずかしがってる場合じゃ無い。彼を見てきちんと技術を盗まなきゃ。

「ハルオミ君、こっちはどうですか?」

「え、……んっ、ぁぁ、はぁっ、」

背後からパネースさんが胸の突起に手を触れた途端、体に柔らかな刺激が駆け抜けた。そのまた優しく触り続ける。

「気持ちいいのか?  どんどん大きくなってるぞ」

つん、と興味深げにイザベラが触れ、無意識に腰が動いてしまう。

「んんっ……」

「っ……ハルオミ、全然色気あるじゃん、その調子その調子」

イザベラが褒めてくれるので、少しだけ自信が生まれる。彼から与えられるであろう刺激を期待して目を見つめてみるが、一向に期待した快感は訪れない。

イザベラは顔を上げて、パネースさんが触れる方とは逆の胸に唇を落とした。そして信じられないことに、そのまま舌を這わせたのだ。

「あっ、んぅ……」

パネースさんの指とイザベラの舌で弄ばれる胸の突起はつんと硬度を増し、その感触を愉しむように二人は刺激を与え続ける。

「んっぁぁあ、はぁ、はぁ、んっ、」

「ハルオミ、可愛い」

「あぁっ、んっ、ぁぁあっ」

舐めながら喋らないで。予測できない快感に、体が悲鳴をあげそうだ。もっと、もっと、と体が勝手に求めてしまう。

「はぁ、はぁっ、ん、いざ、べら……」

「ん? どうした、痛かったか?」

「ち、がう……んっ、ぁぁあっ、さわっ…て、ほし……」

「っ!」

無意識って怖い。
僕は自分の下半身に目を落として驚愕した。焦らされて刺激に飢えた腰は快感を求めて勝手に動き、イザベラに擦り付けていたのだった。本当に申し訳ない。

イザベラは再び興味深そうにそこに顔を近づける。

「ハルオミって素質あるよな。何でフレイヤ様は手を出さないんだろうな。ほら、こんなに垂れ流して硬くなってる」

「ほんとですね、こんなに可愛くていやらしい子、放っておいたら他の人に取られてしまうのに。イザベラ、ひとまず私たちでハルオミ君をたくさん気持ちよくしてあげましょう」

「言われなくても」

にやりと笑ったイザベラは、先ほどまで胸をいじっていた舌を僕の陰茎に這わせた。

「い、いざべ……ああぁっ! んっ、んん、や、ああ、っ!」

「ん、ハルオミ気持ちよさそう。勿体無いけど、一回出しとく?」

「んんっ、あぁぁ…はぁ、ハァっ、」

忘れないで欲しいのは、この大きな快感を与えられている間にも、パネースさんの指は止まっていないということだ。上と下両方を責め立てられて、体はもう耐えられなくなっている。

「ああぁっ、んぅ……んんっ、もっ、でちゃう」

「出そう?」

「うん、っはぁぁあ、でる、あぁぁ」

「だめ。もうちょっと我慢して、ハルオミ」

鬼ぃ!!
無理だ、せめて胸の手だけでも止めてくれないと。
果てそうになりながらもパネースさんの手を退けようとすると、

「あら、悪い子ですねハルオミ君」

という悪魔のような声が聞こえて、たちまち後ろに両手を追いやられた。胸を突き出すような格好になり、パネースさんは後ろから僕の耳元に顔を埋めた。

「ぃや、やっ、あぁああ」

陰茎と乳首と首耳、同時に攻撃されてはひとたまりもなく、もう限界だと身体中が訴えてくる。

「もう、やだ、んんんぁっ、む、り……でちゃう、」

「イキたい? ハルオミ」

「うん、あぁぁっ、いき、たい……」

「っ……うん、いいよ、いっぱい出して」

「あ、ぁあっ、ん、…ぁぁああっ!」

全てを放ったあと、力が抜けて、背後のパネースさんに体を預けると彼は子供を宥めるように優しく頭を撫でた。

「よくがんばりましたねハルオミ君。とても色っぽかったですよ」

「はぁ、はぁ、……ほ、んとに?」

「なんだハルオミ、ちゃんとエロいじゃん。ほら、こんなに出てる」

手に絡んだものを見せつけてくるイザベラ。本当にやめて欲しい。でも褒めてくれたのは嬉しい。

「力が入んなかったらパネースに体重預けたままでいいから、ちょっと脚開いてくれ」

「え……うん」

遠慮なく背中をパネースさんに預けると、イザベラはぐいっと遠慮なしに脚をつかんで開き、僕のお腹に手を当てて温かい感覚を流してきた。

この感じ、もしかして……

「じゃあ一本だけ入れてみるぞ」

やっぱり、そうですよね。
イザベラはすりすりと僕のお尻を撫でながら、その窄みに指を這わせゆっくりと押し入ってくる。

「あっ……んぅ……」

「ハルオミ君、ゆっくり息吸って」

「はぃ…、はぁ、ふ、んんっぁ、」

「そうそう、上手です。ほら、見えますか?どんどん指を飲み込んでいきますよ」

乱れた前髪を払いながら頭を撫でてくるパネースさん。その感触が気持ちよくて手に擦り寄ると、彼はふふっと楽しそうに笑った。

「イザベラ。ハルオミ君、ちょっと危険ですね」

「今さら気づいたのかよ。ハルオミ、こんな姿見たらフレイヤ様絶対ハルオミのこと抱きたくなるって。だから自信持て」

ありがとう。その優しい気持ちがとても嬉しいよ。だけどお礼を言う余裕なんて今無いんだ。

「んんっ、ぁ」

僕の口からは情けない喘ぎと切れた息しか出てこない。僕はこんなに必死なのに、イザベラとパネースさんとても楽しそうだ。

「ぁ、ぁぁあっ、!そ、こ…」

言われた通り、楽しむ気持ちを大切にしなければ、なんて考えていた矢先にイザベラの指があるポイントを掠め、それまでの考え事が全部吹き飛んでしまった。それほど衝撃的だった。この衝撃はウラーさんに触られた時にも感じた。

「なっ、なに、これ……ぁあっ!ん、んっ……」

「気持ちいい? ハルオミ」

「んぅ、ぁああっ、きも、ちい…やだ、だめいざべら…ハァッ、んぁっ」

「ここか?」

「ああぁっ! んっ、」

くにくにくに、と指を動かしてピンポイントでその場所を擦るイザベラに穴が開くほど観察されながら、僕は快いところを刺激され続けた。

そっか。なるほど、相手が気持ちいいかちゃんと観察してあげるんだね。

「ここにフレイヤ様のを受け入れるんだから、しっかり解しておかないとな」

「えっ……?っ、ぁああっ、ん、」

今何と?
ここ・・で受け入れる?
そんな離れ業できんの?

だからウラーさんもあんなに丁寧にこんなところ触ってたんだ。初めて知る性行為の仕方に驚愕したのも束の間、容赦なく与えられ続ける快感に身体は支配されていた。

「ここだけでイケちゃいそうだな」

恐ろしいことを言うイザベラに抗議の声を上げる。

「ぁぁあ…ぃやだ…んんっ、あああっ、むり、いけない、あぁっん、さわって…」

「っ…! どこ触って欲しいんだ?」

「はぁっ、あぁあ、前も……おちんちんも、擦って、ほし……んっ!ああぁっ、ああっ!」

「ハルオミ、ほんとエロすぎる…っん」

後ろに刺激を与え続けながら、イザベラは陰茎を深く咥えた。さらに後ろからはパネースさんが胸の愛撫を再開した。

「ぁぁあっ! もぅいっちゃ、う…んぅっ! はぁ、ぁぁああぁ!」

腰がうねりビクビクと跳ねる体は、イザベラに腰を、パネースさんに上半身を固定されているのでどこにも逃げられない。

「んぅ…ぁ! いざ、べら…ぁぁあ、いっても、いい…っ? あぁぁっ、ハァっ、ハァ、」

「っ、うん、ハルオミは優秀だな。イってもいいぞ」

「ぁぁっ、い、く、ぁあっ! ん……っ、んぁぁあっ!」

立て続けに2回の吐精を晒した僕は、もうくたくたで歩けるような体力は残っていなかった。



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