162 / 171
王都〜第二章〜
幸せ者
しおりを挟む
◆
——チャポン、チャポン
ゆらゆら揺らめく湯気を目で追う。
「ごくらく、ごくらく……」
「ああ、実に "ゴクラク" だ」
「ふふ、ジルさん僕のマネした」
「確か、嫌なことを忘れて心身の安らぐ喜びを表現している言葉だったな」
「さすが。よく覚えていますね」
「アキオの世界の風習は、実に興味深いものばかりなのでな」
「それは、うれしい限りです」
おそらく普通に会話はできていると思う。けど内心はもちろんそれどころじゃなかった。
隣の大きな体が少し動くだけでもお湯が揺れる。そんな何でもない些細な光景さえ扇情的に映ってしまう。
思いが通じた愛しい人とお互い一糸纏わぬ姿で狭い空間にいるってよくよく考えたらとんでもない状況じゃない? ジルさんとは何度も一緒にお風呂に入ってるはずだけど、彼の気持ちを知れた今、僕の中にそわそわと緊張が顔を覗かせた。
なにこれ、なんだろうこの緊張。
どうしてこんなに動揺してるんだろう。
自分に降り注ぐ未知の感情に戸惑うけれどこの感覚は愛おしくもある。
「アキオ、そんな風に浸かるとのぼせてしまうぞ」
———ぶくぶくぶく
「ぶ?」
自分の気持ちを模索しているうちに体は口の辺りまで湯に沈み、目の前にはぶくぶくと泡が浮かんでは消える。
自分の顔が暑さでほてっているのがよくわかる。ジルさんの呼びかけに返事をすると、彼もまた頬を赤くしながら顔を背けた。
なんだなんだ。ジルさんだってのぼせてるじゃないか。
2人仲良くのぼせたところでジルさんがそろそろ上がろうと言ってきたので、よしきたと提案に乗った。こんな空間、心臓がもたない。
髪を乾かして歯を磨いて寝る準備を整えている間、ジルさんはなんだか悩んでいるふうな顔をしていた。
傷が痛いのだろうか。でもお腹の傷は綺麗さっぱり無くなってたし……
だめだ。自分のことで精一杯で頭がまわらない。
思いが通じて2回目の夜。
布団の中でのポジショニングは?
寝るまでの会話にはどんな話題が適切?
今日の感謝を伝えきるにはどんな言葉でも足りない。
手を繋いで寝ても良いかな?でもそしたら懐中時計はベッド脇の台に置いて寝なきゃダメかも。
まわらない頭にとってあまりにも考えることが多すぎる。
ベッドに座ってぐちゃぐちゃの思考回路をまとめようと踏ん張っていると、肩に温もりが触れた。
「アキオ、湯冷めしてしまう。布団に入りなさい」
「そ、うですね……」
ジルさんに促されて布団を被る。隣に横になるジルさんの重みでベッドが軋む。
ついに今日が終わってしまう。この日を終えてしまうのが惜しい。いつまでも起きてお話をしていたいけど、ジルさん明日はお仕事らしい。
「ジルさん」
「どうした?」
「っ、えっと」
無意識のうちに愛しい人の名前を呼んでいた。
自分から呼びかけたにもかかわらず不意打ちに返事が返ってきたことに戸惑っていると、大きな手が僕の指先に触れた。
薄暗い中でようやく彼の視線を捉えれば、まだ何かを考え込んでいるような瞳がそこにはあった。
「アキオ、先ほどから考えていたのだが」
「なんでしょう……」
指先にピリリと緊張が走る。
何を言われるのか皆目見当もつかないが、ジルさんの表情の機微が読み取れるようになった自分には賞賛を送りたい気持ちだ。
心を落ち着けて、彼の言葉に耳をすませる。
「君は先ほど幸せだとそう言ったが、やはり私の感じる幸福に適う者はいないと思う」
………
「ふふっ」
あまりにも真剣な顔で何を言い出すかと思えば、そんなことで頭を悩ませていたなんて。どうしよう、ジルさん可愛すぎる。
「何か変なことを言っただろうか」
ニヤニヤが顔に出ていたのか、ジルさんが訝しげに聞いてくる。
「はい。言いました」
「そうか……すまない。今後のためにどこがどのように変だったかを教えてはくれないだろうか」
「んー。だめです」
「なぜだ」
ジルさんは意外といった声色で不思議そうに聞く。
「ジルさんのそういう変なところも、とても好きだからです」
「っ、……やはり私は世界一の幸せ者らしい」
愛おしいつぶやきから漏れる吐息が近づいてくる。暗いなら、顔が赤いのもばれないよね?
僕は一世一代の勇気を振り絞って、自分から少しだけ顔を近づけた。こんな小さな小さなことでも心が疼く。まるで、僕の心臓の動きから呼吸の回数、脈の打ち方まで全てがジルさんに決められているみたい。
愛しい気配はどんどん近くなってゆく。
だ……
だめだ、これがキャパオーバーというやつか。
やっぱりむりむりむり、と慌てて身を引こうとすると、大きな手のひらが後頭部を撫でた。その優しくも力強い指遣いに身動きが取れなくなる。逃げ場を失った僕の唇には柔らかい感触があたり、体の中心から溶け出してしまいそうなほどの火照りが生まれる。
この火照りを知ってか知らずか、後頭部を支える手とは逆の手で彼は僕の腰を引き寄せた。
これは………あまりにも密着しすぎていやしないか? すごい。ジルさんとこんなに近い。自分の体中全部がドクドクと脈打っている気がする。なんだこれ、変な気分だ。
無理。無理無理緊張が止まらない。
気持ちを落ち着けようにも、この気持ちの正体がわからないから落ち着けようもないのだ。
どきどきがおさまってくれない。どうしよう。
「アキオ」
「っはい」
突然の呼びかけは心臓に悪い。それもとっても近いところから声がする。なんとか口から出そうになる心臓を飲み込んで、1ミリも聞き逃すまいと彼から出る響きに心を澄ませる。
「私はこれまで、隊員の皆に支えられてきた。彼らの笑顔や奮闘が、私の軍人としての原動力だった」
「はい」
「しかし今、私はただ一人の私として、君に支えられ、君によって生かされているとまで感じる」
「そんな……」
「私が生まれてきたのはきっとアキオに出会うためだった。君のことを必ず幸せにすると誓う」
宝物みたいに優しくて熱い時間が流れた。ジルさんが、僕と全く同じことを考えていることに驚いた。それがたまらなく嬉しくて、胸が苦しくて、まばたきをするのも忘れて彼の鋭い目に釘付けになっていた。
「僕も、ジルさんのこともっともっと幸せにします」
僕なんかがジルさんを幸せにできるだろうか、なんて懸念は今は無い。いや、正確にいうと無い訳ではないんだけど、そんな不安を気に留めていられないくらい溢れる気持ちを伝えたくてしょうがなかった。
僕も大好きな人を守ってみせる。
頼りない意気込みに、その大好きな人は「やはりアキオは心強いな」と言って笑った。
——チャポン、チャポン
ゆらゆら揺らめく湯気を目で追う。
「ごくらく、ごくらく……」
「ああ、実に "ゴクラク" だ」
「ふふ、ジルさん僕のマネした」
「確か、嫌なことを忘れて心身の安らぐ喜びを表現している言葉だったな」
「さすが。よく覚えていますね」
「アキオの世界の風習は、実に興味深いものばかりなのでな」
「それは、うれしい限りです」
おそらく普通に会話はできていると思う。けど内心はもちろんそれどころじゃなかった。
隣の大きな体が少し動くだけでもお湯が揺れる。そんな何でもない些細な光景さえ扇情的に映ってしまう。
思いが通じた愛しい人とお互い一糸纏わぬ姿で狭い空間にいるってよくよく考えたらとんでもない状況じゃない? ジルさんとは何度も一緒にお風呂に入ってるはずだけど、彼の気持ちを知れた今、僕の中にそわそわと緊張が顔を覗かせた。
なにこれ、なんだろうこの緊張。
どうしてこんなに動揺してるんだろう。
自分に降り注ぐ未知の感情に戸惑うけれどこの感覚は愛おしくもある。
「アキオ、そんな風に浸かるとのぼせてしまうぞ」
———ぶくぶくぶく
「ぶ?」
自分の気持ちを模索しているうちに体は口の辺りまで湯に沈み、目の前にはぶくぶくと泡が浮かんでは消える。
自分の顔が暑さでほてっているのがよくわかる。ジルさんの呼びかけに返事をすると、彼もまた頬を赤くしながら顔を背けた。
なんだなんだ。ジルさんだってのぼせてるじゃないか。
2人仲良くのぼせたところでジルさんがそろそろ上がろうと言ってきたので、よしきたと提案に乗った。こんな空間、心臓がもたない。
髪を乾かして歯を磨いて寝る準備を整えている間、ジルさんはなんだか悩んでいるふうな顔をしていた。
傷が痛いのだろうか。でもお腹の傷は綺麗さっぱり無くなってたし……
だめだ。自分のことで精一杯で頭がまわらない。
思いが通じて2回目の夜。
布団の中でのポジショニングは?
寝るまでの会話にはどんな話題が適切?
今日の感謝を伝えきるにはどんな言葉でも足りない。
手を繋いで寝ても良いかな?でもそしたら懐中時計はベッド脇の台に置いて寝なきゃダメかも。
まわらない頭にとってあまりにも考えることが多すぎる。
ベッドに座ってぐちゃぐちゃの思考回路をまとめようと踏ん張っていると、肩に温もりが触れた。
「アキオ、湯冷めしてしまう。布団に入りなさい」
「そ、うですね……」
ジルさんに促されて布団を被る。隣に横になるジルさんの重みでベッドが軋む。
ついに今日が終わってしまう。この日を終えてしまうのが惜しい。いつまでも起きてお話をしていたいけど、ジルさん明日はお仕事らしい。
「ジルさん」
「どうした?」
「っ、えっと」
無意識のうちに愛しい人の名前を呼んでいた。
自分から呼びかけたにもかかわらず不意打ちに返事が返ってきたことに戸惑っていると、大きな手が僕の指先に触れた。
薄暗い中でようやく彼の視線を捉えれば、まだ何かを考え込んでいるような瞳がそこにはあった。
「アキオ、先ほどから考えていたのだが」
「なんでしょう……」
指先にピリリと緊張が走る。
何を言われるのか皆目見当もつかないが、ジルさんの表情の機微が読み取れるようになった自分には賞賛を送りたい気持ちだ。
心を落ち着けて、彼の言葉に耳をすませる。
「君は先ほど幸せだとそう言ったが、やはり私の感じる幸福に適う者はいないと思う」
………
「ふふっ」
あまりにも真剣な顔で何を言い出すかと思えば、そんなことで頭を悩ませていたなんて。どうしよう、ジルさん可愛すぎる。
「何か変なことを言っただろうか」
ニヤニヤが顔に出ていたのか、ジルさんが訝しげに聞いてくる。
「はい。言いました」
「そうか……すまない。今後のためにどこがどのように変だったかを教えてはくれないだろうか」
「んー。だめです」
「なぜだ」
ジルさんは意外といった声色で不思議そうに聞く。
「ジルさんのそういう変なところも、とても好きだからです」
「っ、……やはり私は世界一の幸せ者らしい」
愛おしいつぶやきから漏れる吐息が近づいてくる。暗いなら、顔が赤いのもばれないよね?
僕は一世一代の勇気を振り絞って、自分から少しだけ顔を近づけた。こんな小さな小さなことでも心が疼く。まるで、僕の心臓の動きから呼吸の回数、脈の打ち方まで全てがジルさんに決められているみたい。
愛しい気配はどんどん近くなってゆく。
だ……
だめだ、これがキャパオーバーというやつか。
やっぱりむりむりむり、と慌てて身を引こうとすると、大きな手のひらが後頭部を撫でた。その優しくも力強い指遣いに身動きが取れなくなる。逃げ場を失った僕の唇には柔らかい感触があたり、体の中心から溶け出してしまいそうなほどの火照りが生まれる。
この火照りを知ってか知らずか、後頭部を支える手とは逆の手で彼は僕の腰を引き寄せた。
これは………あまりにも密着しすぎていやしないか? すごい。ジルさんとこんなに近い。自分の体中全部がドクドクと脈打っている気がする。なんだこれ、変な気分だ。
無理。無理無理緊張が止まらない。
気持ちを落ち着けようにも、この気持ちの正体がわからないから落ち着けようもないのだ。
どきどきがおさまってくれない。どうしよう。
「アキオ」
「っはい」
突然の呼びかけは心臓に悪い。それもとっても近いところから声がする。なんとか口から出そうになる心臓を飲み込んで、1ミリも聞き逃すまいと彼から出る響きに心を澄ませる。
「私はこれまで、隊員の皆に支えられてきた。彼らの笑顔や奮闘が、私の軍人としての原動力だった」
「はい」
「しかし今、私はただ一人の私として、君に支えられ、君によって生かされているとまで感じる」
「そんな……」
「私が生まれてきたのはきっとアキオに出会うためだった。君のことを必ず幸せにすると誓う」
宝物みたいに優しくて熱い時間が流れた。ジルさんが、僕と全く同じことを考えていることに驚いた。それがたまらなく嬉しくて、胸が苦しくて、まばたきをするのも忘れて彼の鋭い目に釘付けになっていた。
「僕も、ジルさんのこともっともっと幸せにします」
僕なんかがジルさんを幸せにできるだろうか、なんて懸念は今は無い。いや、正確にいうと無い訳ではないんだけど、そんな不安を気に留めていられないくらい溢れる気持ちを伝えたくてしょうがなかった。
僕も大好きな人を守ってみせる。
頼りない意気込みに、その大好きな人は「やはりアキオは心強いな」と言って笑った。
10
お気に入りに追加
375
あなたにおすすめの小説
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
魔王の溺愛
あおい 千隼
BL
銀の髪が美しい青い瞳の少年。彼が成人の儀を迎えた日の朝すべてが変わった。
喜びと悲しみを分かち合い最後に選ぶのは愛する者の笑顔と幸せ───
漆黒の王が心を許したのは人の子。大切な者と心つなぐ恋のお話。
…*☆*…………………………………………………
他サイトにて公開しました合同アンソロジー企画の作品です
表紙・作画/作品設定:水城 るりさん
http://twitter.com/ruri_mizuki29
水城 るりさんのイラストは、著作権を放棄しておりません。
無断転載、無断加工はご免なさい、ご勘弁のほどを。
No reproduction or republication without written permission.
…*☆*…………………………………………………
【公開日2018年11月2日】
王道にはしたくないので
八瑠璃
BL
国中殆どの金持ちの子息のみが通う、小中高一貫の超名門マンモス校〈朱鷺学園〉
幼少の頃からそこに通い、能力を高め他を率いてきた生徒会長こと鷹官 仁。前世知識から得た何れ来るとも知れぬ転校生に、平穏な日々と将来を潰されない為に日々努力を怠らず理想の会長となるべく努めてきた仁だったが、少々やり過ぎなせいでいつの間にか大変なことになっていた_____。
これは、やりすぎちまった超絶カリスマ生徒会長とそんな彼の周囲のお話である。
愛され末っ子
西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。
リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。
(お知らせは本編で行います。)
********
上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます!
上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、
上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。
上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的
上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン
上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。
てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。
(特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。
琉架の従者
遼(はる)琉架の10歳上
理斗の従者
蘭(らん)理斗の10歳上
その他の従者は後々出します。
虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。
前半、BL要素少なめです。
この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。
できないな、と悟ったらこの文は消します。
※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア
すべてはあなたを守るため
高菜あやめ
BL
【天然超絶美形な王太子×妾のフリした護衛】 Y国の次期国王セレスタン王太子殿下の妾になるため、はるばるX国からやってきたロキ。だが妾とは表向きの姿で、その正体はY国政府の依頼で派遣された『雇われ』護衛だ。戴冠式を一か月後に控え、殿下をあらゆる刺客から守りぬかなくてはならない。しかしこの任務、殿下に素性を知られないことが条件で、そのため武器も取り上げられ、丸腰で護衛をするとか無茶な注文をされる。ロキははたして殿下を守りぬけるのか……愛情深い王太子殿下とポンコツ護衛のほのぼの切ないラブコメディです
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
私の事を調べないで!
さつき
BL
生徒会の副会長としての姿と
桜華の白龍としての姿をもつ
咲夜 バレないように過ごすが
転校生が来てから騒がしくなり
みんなが私の事を調べだして…
表紙イラストは みそかさんの「みそかのメーカー2」で作成してお借りしています↓
https://picrew.me/image_maker/625951
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる