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王都〜第二章〜
ひだまり
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—————————side AKIO ————————
この感覚を知っている。
ふかふかのお布団にくるまって、愛しい人が手を握ってくれている。
多分僕は気持ちよーく眠っているのだろう。
でもいつ眠ったのか覚えてない。たまにこういう時がある。朝だっけ、夜だっけ、仕事だっけ、休みだっけ。
どうだったっけ。
今日は、眠る前に何をしていたんだったかな。
雨が強くて、それから。
鋭い刃がこちらを向いて……
そうだ、思い出した。
ジルさんが……!!
「っジルさん…!」
「アキオ!!目が覚めたか!」
求めていた人物は、すぐ目の前にいた。
そっか。全部思い出した。
僕は緊張の糸が解けてジルさんの腕の中で眠ってしまったんだ。
「ジルさん、大丈夫ですか?」
何度か叫んだからか、喉が少し痛い。掠れる声で聞くと「私は何の問題もない」と返ってきた。
「ニルファルさんは……」
「…宮廷で王と話している。皆にも怪我はない。
アキオ、怖かったな…本当にすまない。私がもっと早くに雨の正体に気づいていれば」
ジルさんはベッドに乗り上げて、横たわる僕をきつく抱きしめる。この圧力が無いと、今にも体がぼろぼろと崩れ落ちて跡形も無くなってしまう予感がした。
「どこか痛むところはあるか?それとも体が辛いか」
「大丈夫、です。どこも痛くありません。
でも……その……」
だめだうまく言葉が出ない。喉につっかえて、代わりに涙が滲んでくる。目の前がぼやけて見えなくなってしまった。
「ごめんなさいっ…僕……ごめんなさい」
謝ることしかできない。
「アキオが謝る事など何も無い」
ジルさんがその腕から僕を離し、ゆっくりと頬を撫でる。その手つきがあまりにも優しすぎて、居た堪れなくなる。
「違うんです。謝らないと…だめなんです。
っ、ジルさん。僕のことを怒って下さい」
「……なぜだ」
ジルさんは、眉間に皺を寄せて強い口調で言った。
「絶対にしてはいけないことをしてしまったからです」
「君が何をしたという」
「……後悔、です」
僕から次の言葉が出るのを静かに待っているジルさんの表情からは、感情が読み取れない。
「ニルファルさんに刃を向けられたあの時、死ぬ、って思いました。そして、大切な人たちに出会えたことを後悔しました。
ジルさんに、王様に、イガさんやメテさんに、ユリに…もっともっと、数えきれないくらいたくさんの人に出会えて、幸せになれたのに。
死ぬのがこんなに悲しいなら大切な存在なんてできなければよかったって、ジルさんに出会わなければよかったって……ジルさんを好きにならなきゃよかったって悔やんでしまいました。
せっかくいっぱい幸せをくれたのに、一瞬でもそんなこと思った自分が情けないです。恥ずかしいです。許せないです。だから……っ」
ジルさんがいつもよりずっとずっときつく強く僕を抱きしめた事で、言葉が遮られた。
苦しい。とっても苦しい。ギリギリと骨が悲鳴をあげそうだ。いつもはもっと優しく抱きしめてくれるのに。苦しい。けどこのまま離さないでほしい。
「アキオ」
ジルさんがどんな顔をしているのか見えない。
だから彼が何を思っているのかが全くわからない。怒ってる?呆れてる?
僕はおそるおそる返事をした。
「……はい」
「それくらいで君を叱れない。
なぜなら、私は君のことが好きだからだ」
なんて、ひどい———。
僕は抱きしめられた腕を振り解いて彼の肩を強く押し、突き離した。いとも簡単に離れてしまったことが悲しかった。
「そんなこと……言わないでください……!お願いだから、今はそんなこと言わないで」
体の底から湧き上がる怒りと恥ずかしさ。
ジルさんは僕の "好き" がどんな気持ちか知らないのだろう。
「なぜ?」とすっとぼけた声で言うジルさん。
無神経だ。あまりにも無神経すぎる。
「なぜって……だってジルさんっ、知ってますか?僕が今言った好きって、だって…そういう、ことなんですよ?友人や知人に向けるものなんかじゃないですよ、もっと、なんか……っとにかく特別な "好き" なんです。心がどうしようもなくどきどきするんです」
「そうか。……それは知らなかった」
「っだから。今は好きなんて言わな」
「アキオが私と同じ気持ちでいてくれたとはな。こんなに幸せなことがあって良いのだろうか…」
「やっぱりわかってない!もう、ジルさんひどいです……同じじゃないんです。違う、ぜんぜん違うっ!なんでそんなに意地悪するんですか」
「す、すまない。意地の悪いことを言ってしまったか?どうしたら許してもらえるだろうか」
そうだ。この人は意外と天然なのだった。
「ジルさんはもうちょっと、色々と自覚してください……!」
僕が言ってることもきっとわかってないのだろう。
彼の言葉にこんなに傷つく時が来るなんて。
「では、言い方を変えよう」
天然で無神経で、意地悪で、なのにこんなに好きで。
この気持ちはどうしたって変えられないのに…僕の気も知らず——
「愛している」
急に耳に入ってきた言葉を処理するまでに、何秒、何分かかっただろう。僕は声を発するのも忘れて、ジルさんの睫毛や形のいい鼻、きめの細かい肌、紫色の目をひとつひとつ視線でなぞった。
今、何が起きたの?
ジルさんがひどく優しい顔をして、僕に信じられない言葉を告げたのだ。
「私はアキオを愛している」
「……愛…………?」
反芻となってやっと出た声が自分の耳に届いた。その響きの甘さに溺れて、一瞬の間息が止まった。
「他に何も無くても、君さえいてくれればいいと思う。自分がどうであれ、君が幸せならそれで良いと思う。君にも同じ気持ちになってほしいが、もしそうでなくてもこの気持ちはどう足掻いても変わらない。できることなら触れたい。この腕に抱いて離したくない。
それが私の、アキオを愛する気持ちだ」
何も考えられない。
ジルさんの服の皺の数だとか、ジルさんの懐中時計の音、天井の小さなシミ、窓の外から聞こえてくる虫の声などが頭の中に流れ込んできて、今考えるべきことが何も考えられなくなる。
「もっとある。全て言おうか」
「だっ、だ、大丈夫です……心臓が、もたない…」
「そうか。残念だ」
残念だ。って…何をそんなに冷静に、
苦言を呈そうと彼を見ると、いつもキリリと上がっている眉をほんの少し下げ、余裕無さそうにしていた。
「…アキオの気持ちは、違うか?」
確かめるように言う彼に、かける言葉はひとつしかない。
「ちがわない……」
同じだ。
同じ。そんな……本当に?
信じられない
「同じ、です………うそ……」
「嘘じゃない。誓って君を愛している。以前よりずっとそういう気持ちでいた。おそらく出会った時からずっと、私は君を、他とは違う大切な存在として見ていた」
ずっと……
「何で、ずっと……言ってくれなかったんですか……」
卑怯な物言いだと思う。
でもそんなこと…もっと早く知りたかった。出会った時からって、きっと僕がジルさんへの好意を自覚するよりも先じゃないか。
それならどうしてもっと早く伝えてくれなかったのだろう。
僕だってもじもじぐずぐずしていたくせに、自分を棚に上げてジルさんに向かってそんなことを聞いていた。
彼は、力無げにこう言った。
「君が、どこかへ行ってしまうのが怖かった」
僕がどこかへ?
そんなはずないのに。なぜ彼はそんなことを考えたのだろう。
「アキオは異世界から来た。それは間違えようのない事実だ。この世界に来たことを受け入れてくれているからと言って、アキオにとっては間違いなく異なる世界。
私はここ以外の世界に渡ったことがない。異質な空間に身を置く感覚がわからない。もしかすると、いずれ体や心が耐えられなくなって元の世界に帰りたいと望むかもしれない。そうなった時に快く君を送り出してやりたかった。
……しかし、愛しい存在を失うことがどれほど恐ろしいことか身に沁みて感じた。例え君があちらの世界に帰りたいと望んでも、私は絶対に許すことはできないだろう。何としてもこの腕に閉じ込めて、ここが君の居場所だと判らせるまで逃してやれない。
アキオ。君がこんなに怖い思いをするまで、君から離れることの恐ろしさに目を向けようとしなかった未熟な私を、臆病な私を、どうか許してくれ」
彼が心の内を曝け出してくれたことが嬉しくて、愛おしくて、やっぱりどうやったって離れることなんかできないと思う。
様々な感情の忙しさがようやくひとつのところにとどまり安心した瞬間、僕の心もむき出しになっていた。
「離さないでください、僕のこと。これからずっと」
「離さない」
「ジルさんっ………大好きです。愛してる。僕も、ジルさんのこと離してあげない。いい?」
「良い。そうしてくれ」
なんと言うことだろう。
信じられない。
身体中に限りない喜びが満ち溢れて、日だまりの中に体が溶け込んだみたいにうっとりする。
周りを取り巻く景色が違って見える。さっと開けたように清々しいような、柔らかい雲に包まれているような。
幸せだ。
幸せだけど怖くない。
もう何も怖くない。
ジルさんがいてくれるなら、何もかもが大丈夫。
「アキオ」
ジルさんが僕の名前を呼ぶ声も、ゆっくりと頬に触れる手も、全部全部、愛してる。
この感覚を知っている。
ふかふかのお布団にくるまって、愛しい人が手を握ってくれている。
多分僕は気持ちよーく眠っているのだろう。
でもいつ眠ったのか覚えてない。たまにこういう時がある。朝だっけ、夜だっけ、仕事だっけ、休みだっけ。
どうだったっけ。
今日は、眠る前に何をしていたんだったかな。
雨が強くて、それから。
鋭い刃がこちらを向いて……
そうだ、思い出した。
ジルさんが……!!
「っジルさん…!」
「アキオ!!目が覚めたか!」
求めていた人物は、すぐ目の前にいた。
そっか。全部思い出した。
僕は緊張の糸が解けてジルさんの腕の中で眠ってしまったんだ。
「ジルさん、大丈夫ですか?」
何度か叫んだからか、喉が少し痛い。掠れる声で聞くと「私は何の問題もない」と返ってきた。
「ニルファルさんは……」
「…宮廷で王と話している。皆にも怪我はない。
アキオ、怖かったな…本当にすまない。私がもっと早くに雨の正体に気づいていれば」
ジルさんはベッドに乗り上げて、横たわる僕をきつく抱きしめる。この圧力が無いと、今にも体がぼろぼろと崩れ落ちて跡形も無くなってしまう予感がした。
「どこか痛むところはあるか?それとも体が辛いか」
「大丈夫、です。どこも痛くありません。
でも……その……」
だめだうまく言葉が出ない。喉につっかえて、代わりに涙が滲んでくる。目の前がぼやけて見えなくなってしまった。
「ごめんなさいっ…僕……ごめんなさい」
謝ることしかできない。
「アキオが謝る事など何も無い」
ジルさんがその腕から僕を離し、ゆっくりと頬を撫でる。その手つきがあまりにも優しすぎて、居た堪れなくなる。
「違うんです。謝らないと…だめなんです。
っ、ジルさん。僕のことを怒って下さい」
「……なぜだ」
ジルさんは、眉間に皺を寄せて強い口調で言った。
「絶対にしてはいけないことをしてしまったからです」
「君が何をしたという」
「……後悔、です」
僕から次の言葉が出るのを静かに待っているジルさんの表情からは、感情が読み取れない。
「ニルファルさんに刃を向けられたあの時、死ぬ、って思いました。そして、大切な人たちに出会えたことを後悔しました。
ジルさんに、王様に、イガさんやメテさんに、ユリに…もっともっと、数えきれないくらいたくさんの人に出会えて、幸せになれたのに。
死ぬのがこんなに悲しいなら大切な存在なんてできなければよかったって、ジルさんに出会わなければよかったって……ジルさんを好きにならなきゃよかったって悔やんでしまいました。
せっかくいっぱい幸せをくれたのに、一瞬でもそんなこと思った自分が情けないです。恥ずかしいです。許せないです。だから……っ」
ジルさんがいつもよりずっとずっときつく強く僕を抱きしめた事で、言葉が遮られた。
苦しい。とっても苦しい。ギリギリと骨が悲鳴をあげそうだ。いつもはもっと優しく抱きしめてくれるのに。苦しい。けどこのまま離さないでほしい。
「アキオ」
ジルさんがどんな顔をしているのか見えない。
だから彼が何を思っているのかが全くわからない。怒ってる?呆れてる?
僕はおそるおそる返事をした。
「……はい」
「それくらいで君を叱れない。
なぜなら、私は君のことが好きだからだ」
なんて、ひどい———。
僕は抱きしめられた腕を振り解いて彼の肩を強く押し、突き離した。いとも簡単に離れてしまったことが悲しかった。
「そんなこと……言わないでください……!お願いだから、今はそんなこと言わないで」
体の底から湧き上がる怒りと恥ずかしさ。
ジルさんは僕の "好き" がどんな気持ちか知らないのだろう。
「なぜ?」とすっとぼけた声で言うジルさん。
無神経だ。あまりにも無神経すぎる。
「なぜって……だってジルさんっ、知ってますか?僕が今言った好きって、だって…そういう、ことなんですよ?友人や知人に向けるものなんかじゃないですよ、もっと、なんか……っとにかく特別な "好き" なんです。心がどうしようもなくどきどきするんです」
「そうか。……それは知らなかった」
「っだから。今は好きなんて言わな」
「アキオが私と同じ気持ちでいてくれたとはな。こんなに幸せなことがあって良いのだろうか…」
「やっぱりわかってない!もう、ジルさんひどいです……同じじゃないんです。違う、ぜんぜん違うっ!なんでそんなに意地悪するんですか」
「す、すまない。意地の悪いことを言ってしまったか?どうしたら許してもらえるだろうか」
そうだ。この人は意外と天然なのだった。
「ジルさんはもうちょっと、色々と自覚してください……!」
僕が言ってることもきっとわかってないのだろう。
彼の言葉にこんなに傷つく時が来るなんて。
「では、言い方を変えよう」
天然で無神経で、意地悪で、なのにこんなに好きで。
この気持ちはどうしたって変えられないのに…僕の気も知らず——
「愛している」
急に耳に入ってきた言葉を処理するまでに、何秒、何分かかっただろう。僕は声を発するのも忘れて、ジルさんの睫毛や形のいい鼻、きめの細かい肌、紫色の目をひとつひとつ視線でなぞった。
今、何が起きたの?
ジルさんがひどく優しい顔をして、僕に信じられない言葉を告げたのだ。
「私はアキオを愛している」
「……愛…………?」
反芻となってやっと出た声が自分の耳に届いた。その響きの甘さに溺れて、一瞬の間息が止まった。
「他に何も無くても、君さえいてくれればいいと思う。自分がどうであれ、君が幸せならそれで良いと思う。君にも同じ気持ちになってほしいが、もしそうでなくてもこの気持ちはどう足掻いても変わらない。できることなら触れたい。この腕に抱いて離したくない。
それが私の、アキオを愛する気持ちだ」
何も考えられない。
ジルさんの服の皺の数だとか、ジルさんの懐中時計の音、天井の小さなシミ、窓の外から聞こえてくる虫の声などが頭の中に流れ込んできて、今考えるべきことが何も考えられなくなる。
「もっとある。全て言おうか」
「だっ、だ、大丈夫です……心臓が、もたない…」
「そうか。残念だ」
残念だ。って…何をそんなに冷静に、
苦言を呈そうと彼を見ると、いつもキリリと上がっている眉をほんの少し下げ、余裕無さそうにしていた。
「…アキオの気持ちは、違うか?」
確かめるように言う彼に、かける言葉はひとつしかない。
「ちがわない……」
同じだ。
同じ。そんな……本当に?
信じられない
「同じ、です………うそ……」
「嘘じゃない。誓って君を愛している。以前よりずっとそういう気持ちでいた。おそらく出会った時からずっと、私は君を、他とは違う大切な存在として見ていた」
ずっと……
「何で、ずっと……言ってくれなかったんですか……」
卑怯な物言いだと思う。
でもそんなこと…もっと早く知りたかった。出会った時からって、きっと僕がジルさんへの好意を自覚するよりも先じゃないか。
それならどうしてもっと早く伝えてくれなかったのだろう。
僕だってもじもじぐずぐずしていたくせに、自分を棚に上げてジルさんに向かってそんなことを聞いていた。
彼は、力無げにこう言った。
「君が、どこかへ行ってしまうのが怖かった」
僕がどこかへ?
そんなはずないのに。なぜ彼はそんなことを考えたのだろう。
「アキオは異世界から来た。それは間違えようのない事実だ。この世界に来たことを受け入れてくれているからと言って、アキオにとっては間違いなく異なる世界。
私はここ以外の世界に渡ったことがない。異質な空間に身を置く感覚がわからない。もしかすると、いずれ体や心が耐えられなくなって元の世界に帰りたいと望むかもしれない。そうなった時に快く君を送り出してやりたかった。
……しかし、愛しい存在を失うことがどれほど恐ろしいことか身に沁みて感じた。例え君があちらの世界に帰りたいと望んでも、私は絶対に許すことはできないだろう。何としてもこの腕に閉じ込めて、ここが君の居場所だと判らせるまで逃してやれない。
アキオ。君がこんなに怖い思いをするまで、君から離れることの恐ろしさに目を向けようとしなかった未熟な私を、臆病な私を、どうか許してくれ」
彼が心の内を曝け出してくれたことが嬉しくて、愛おしくて、やっぱりどうやったって離れることなんかできないと思う。
様々な感情の忙しさがようやくひとつのところにとどまり安心した瞬間、僕の心もむき出しになっていた。
「離さないでください、僕のこと。これからずっと」
「離さない」
「ジルさんっ………大好きです。愛してる。僕も、ジルさんのこと離してあげない。いい?」
「良い。そうしてくれ」
なんと言うことだろう。
信じられない。
身体中に限りない喜びが満ち溢れて、日だまりの中に体が溶け込んだみたいにうっとりする。
周りを取り巻く景色が違って見える。さっと開けたように清々しいような、柔らかい雲に包まれているような。
幸せだ。
幸せだけど怖くない。
もう何も怖くない。
ジルさんがいてくれるなら、何もかもが大丈夫。
「アキオ」
ジルさんが僕の名前を呼ぶ声も、ゆっくりと頬に触れる手も、全部全部、愛してる。
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