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旅路
ペカンの町
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声が戻って記念すべき一発目の会話でジルさんに説教じみたことを言って、二発目の会話で初対面の男の人に諭すようなことを言ってしまった。
冷静に考えてみると、とてつもなく高慢な振る舞いだ。ばつが悪くて仕方がないが、三人とも良かった良かったと声が出たことを祝福してくれるだけだった。やっぱり軍人ってすごい。「あいつちょっと生意気じゃね?」とか思ったりしなさそうなんだもの。
僕たちは途中何度か休憩を挟みつつ旅路を辿った。
夕暮どきに差し掛かる頃、馬車が止まった。
降りると目の前には茶色の壁が立ちはだかっている。壁のてっぺんは見えそうで見えない。高さもあるけれど、幅だって多分数百メートルはある。
見上げると、中腹には建造物のようなものが数十軒埋まって(?)いたり、道みたいに削られているところがある。上部にはいくつもの太い柱が生え、その柱の上にも建造物が乗っかっている。柱の先では青々とした葉がそよぐ。
もしかしてこれ、木?ということはここが町?
広大な自然の中に突然出現した壁。ジルさんとメテさんとユニコーンイガさんは「陽が沈む前に着いて良かった」みたいな雰囲気を出している。
え、本当に町なの?
「宿は取ってありますので、まずはそこで一休みしましょう」
ーーーこれ町ですか?
「アキオ?」
「・・・あ」
自分が声を出せるようになったことを忘れてしまうくらいの衝撃だった。
小っ恥ずかしい。紙とペンを急いでポケットに仕舞う。
ツリーハウスでジルさんから「これとは比べ物にならないほど大きな樹木が・・・」という前情報は仕入れていたけど、比べ物にならないなんてもんじゃない。別物だ。
「ここはペカンの町だ」
見上げすぎて重心が後ろにのめってしまった僕の背中をジルさんが支える。
「アキオ君は塩漬けが好きなんだよね?ペカンは木の香りがいいから、それを使った燻製なんかが有名なんだ。塩漬けとか木の実とか、グースィの卵の燻製も人気だよ」
メテさんは説明しながら丁寧に一つずつイガさんのハーネスを解いていく。
燻製か。確かにこの世界は木が豊富だから、美味しいのがたくさんできるんだろうな。卵の燻製とか食べてみたい。
・・・卵って、あの卵でいいんだよね?
ハーネスを全て外すと、馬車の中から取り出した大きな布をイガさんの体にぐるぐると巻きつける。後ろ足のところを通したり前足のところを通したり、それはもう器用にぐるぐると。
「市場に専門店がたくさんありますが、今日はもう店じまいの時間ですね。明日の出発前に寄りましょう。朝は早くから開いていますから」
されるがままのイガさんはそう教えてくれた。
朝の市場とか、仕事で何度か行ったことはあるけど気の知れた人たちとブラブラ歩きまわったりとかそういうのは初めてだな。早速明日が楽しみ。
布を巻き終わると、ユニコーンイガさんが突如神々しい光に包まれはじめた。
え!?
何、進化!?
どんどん光が大きくなる。ピカンと一際強い輝きを放つと徐々に小さくなっていき、発光がおさまる。
そこに佇んでいたのは、人間バージョンのイガさんだった。体にはローマ人のような、アラブ人のような、とにかく布をぐるぐる巻きにしたような衣装を身につけている。
ああそうか、あの布はこのためか。確かに服着たままユニコーンになったらハチ切れてしまうものね。そういうところは現実的なんですね。
「すぐ着替えてきます」
馬車の中に入っていくのをメテさんが愛おしそうに見つめている。付き合いたて・・・というわけではなさそうだけれど。んー、3年とみた。
軍服に着替えたイガさんは馬車を木の麓に駐車し、「さあこちらです」と先導する。
近くで見たら壁はゴツゴツとした質感で、地面との境目は盛り上がって、猛々しい根がボコッと土から顔を覗かせている。こりゃ本当に木だ。
幹?に沿って周りをぐるっと歩いていると、木の根本あたりから削って坂道が上に伸びている場所があった。
ここに住んでいる人たちはどうやっててっぺんの方まで行くのかと思っていたが、こういう地上から木に上る入口みたいな道が何箇所かあるらしい。
馬車を降りた場所から見る限り、中腹から上にしか建物が無かったが、このあたりは少し上ると家や店がちらほら現れてきた。
通行人も増えてきた。こんなに人が行き交う場所に来るのは初めてなので緊張する。
女性もいる。この世界では初めて見た。町ゆく大人は一見普通の人間と何ら変わりないが、やはり皆めちゃくちゃ大きい。女性も男性もおそらく180センチ以下の人は居ない。そりゃ僕を14歳だと思うわけだ。
軍人はどこの世界も注目の的なのか、町ゆく人が振り返ったり、子供たちは手を振ってきゃーきゃー言っている。
確かにサービスエリアで自衛隊が休憩してたら「かっこいー」となるもん。そんな感覚なんだろうな。
先導するイガさんとメテさんはにこやかに手を振り返している。ジルさんはというと、
「アキオ、足は平気か?私が抱えようか」
と、杖をついて歩く僕の方ばかり気にしてくる。
「大丈夫です」
確かに坂なんて久しぶりに上ったし、途中から階段ばっかりになってきたし、これどこまで続くの?とは思ったけど、数時間前に刃物で腹を刺された人に抱えてもらうほどKYではない。
それに、前をゆく二人も隣を歩くジルさんも僕のスピードに合わせてとてもゆっくり進んでくれるから思ったより疲れていない。
でも不思議だ。巨木すぎて、木を上っているという感じは全然しない。聞けば幹の外周は約2キロで直径は600メートル以上あるという。
四国の金刀比羅宮の、本宮まで続く長い石段の参道を上っている感じ。夏に出張で行ったことがあるが、あの時は日差しが肌に食い込んで、心を空っぽにしなければ即スタミナ切れになりそうだった。
今は陽も傾いて適温だし、進む速度もゆっくりだし、何より仲間がいる心強さがエネルギーになる。
「もうすぐ切り口ですから。あと一息ですよ」
イガさんがそう言ってこちらを振り返る。
「切り口?」
切り口には何があるのだろうか。
イガさんの説明によると、
「樹木の成長を妨げる『忌み枝』という枝を剪定することで樹形が崩れたり栄養が偏ったりするのを防ぐのですが、切り口は腐ったり病気になりやすく、通常は魔法で保護するんです。
こういう大きな町では保護魔法に転移魔法を混ぜて、まあ分かりやすくいえば、切り口をワープポイントにするんですよ。徒歩では大変ですからね」
らしい。
「ワープ・・・?」
「アキオは初めてか?」
ワープが、ですか?
もちろんですとも。町に来て早々ワープができるとは思わなかった!非常識なことがはびこる異世界とはいえ、移動は馬車だし、イガさんは変身する時もちゃんと洋服を脱いでいるし、魔法が存在する割には現実的なことも多いな、と思っていた。しかしさすが樹木の世界。木の中になるとワープだってアリらしい。
「はじめてです」
胸を弾ませながら言うと、三人が困り顔になった。なぜだろう。不都合でもあるのだろうか。
何はともあれ無事『切り口』というところにたどり着いた。
言葉通り見た目は本当に枝の切り口だ。しかしその面積は十畳以上はありそう。僕のアパートのリビングの方が狭いかもしれない。なんだか小人になった気分だ。
四人で切り口に立つ。
ジルさんは片膝をつき、片手で杖ごと僕の腰を抱いた。
「アキオ、しっかり掴まっていなさい」と言われたので、僕もジルさんの肩に掴まる。
「アキオ君、司令官から離れてはいけませんよ」
「では司令官、お願いします」
メテさんの声を合図に、ジルさんが地面に触れた。
その瞬間、目の前が真っ暗になり、平衡感覚を司る器官全てにバグが起きた感覚に陥る。ただ立っていただけなのに突如激しいアトラクションに放り込まれたかのような衝撃に、思わず目を閉じてジルさんにしがみついた。
次に目を開けた時には、めまいと動悸と頭痛に全身を包まれていました。
ワープに浪漫を感じた僕が浅はかだった・・・。
冷静に考えてみると、とてつもなく高慢な振る舞いだ。ばつが悪くて仕方がないが、三人とも良かった良かったと声が出たことを祝福してくれるだけだった。やっぱり軍人ってすごい。「あいつちょっと生意気じゃね?」とか思ったりしなさそうなんだもの。
僕たちは途中何度か休憩を挟みつつ旅路を辿った。
夕暮どきに差し掛かる頃、馬車が止まった。
降りると目の前には茶色の壁が立ちはだかっている。壁のてっぺんは見えそうで見えない。高さもあるけれど、幅だって多分数百メートルはある。
見上げると、中腹には建造物のようなものが数十軒埋まって(?)いたり、道みたいに削られているところがある。上部にはいくつもの太い柱が生え、その柱の上にも建造物が乗っかっている。柱の先では青々とした葉がそよぐ。
もしかしてこれ、木?ということはここが町?
広大な自然の中に突然出現した壁。ジルさんとメテさんとユニコーンイガさんは「陽が沈む前に着いて良かった」みたいな雰囲気を出している。
え、本当に町なの?
「宿は取ってありますので、まずはそこで一休みしましょう」
ーーーこれ町ですか?
「アキオ?」
「・・・あ」
自分が声を出せるようになったことを忘れてしまうくらいの衝撃だった。
小っ恥ずかしい。紙とペンを急いでポケットに仕舞う。
ツリーハウスでジルさんから「これとは比べ物にならないほど大きな樹木が・・・」という前情報は仕入れていたけど、比べ物にならないなんてもんじゃない。別物だ。
「ここはペカンの町だ」
見上げすぎて重心が後ろにのめってしまった僕の背中をジルさんが支える。
「アキオ君は塩漬けが好きなんだよね?ペカンは木の香りがいいから、それを使った燻製なんかが有名なんだ。塩漬けとか木の実とか、グースィの卵の燻製も人気だよ」
メテさんは説明しながら丁寧に一つずつイガさんのハーネスを解いていく。
燻製か。確かにこの世界は木が豊富だから、美味しいのがたくさんできるんだろうな。卵の燻製とか食べてみたい。
・・・卵って、あの卵でいいんだよね?
ハーネスを全て外すと、馬車の中から取り出した大きな布をイガさんの体にぐるぐると巻きつける。後ろ足のところを通したり前足のところを通したり、それはもう器用にぐるぐると。
「市場に専門店がたくさんありますが、今日はもう店じまいの時間ですね。明日の出発前に寄りましょう。朝は早くから開いていますから」
されるがままのイガさんはそう教えてくれた。
朝の市場とか、仕事で何度か行ったことはあるけど気の知れた人たちとブラブラ歩きまわったりとかそういうのは初めてだな。早速明日が楽しみ。
布を巻き終わると、ユニコーンイガさんが突如神々しい光に包まれはじめた。
え!?
何、進化!?
どんどん光が大きくなる。ピカンと一際強い輝きを放つと徐々に小さくなっていき、発光がおさまる。
そこに佇んでいたのは、人間バージョンのイガさんだった。体にはローマ人のような、アラブ人のような、とにかく布をぐるぐる巻きにしたような衣装を身につけている。
ああそうか、あの布はこのためか。確かに服着たままユニコーンになったらハチ切れてしまうものね。そういうところは現実的なんですね。
「すぐ着替えてきます」
馬車の中に入っていくのをメテさんが愛おしそうに見つめている。付き合いたて・・・というわけではなさそうだけれど。んー、3年とみた。
軍服に着替えたイガさんは馬車を木の麓に駐車し、「さあこちらです」と先導する。
近くで見たら壁はゴツゴツとした質感で、地面との境目は盛り上がって、猛々しい根がボコッと土から顔を覗かせている。こりゃ本当に木だ。
幹?に沿って周りをぐるっと歩いていると、木の根本あたりから削って坂道が上に伸びている場所があった。
ここに住んでいる人たちはどうやっててっぺんの方まで行くのかと思っていたが、こういう地上から木に上る入口みたいな道が何箇所かあるらしい。
馬車を降りた場所から見る限り、中腹から上にしか建物が無かったが、このあたりは少し上ると家や店がちらほら現れてきた。
通行人も増えてきた。こんなに人が行き交う場所に来るのは初めてなので緊張する。
女性もいる。この世界では初めて見た。町ゆく大人は一見普通の人間と何ら変わりないが、やはり皆めちゃくちゃ大きい。女性も男性もおそらく180センチ以下の人は居ない。そりゃ僕を14歳だと思うわけだ。
軍人はどこの世界も注目の的なのか、町ゆく人が振り返ったり、子供たちは手を振ってきゃーきゃー言っている。
確かにサービスエリアで自衛隊が休憩してたら「かっこいー」となるもん。そんな感覚なんだろうな。
先導するイガさんとメテさんはにこやかに手を振り返している。ジルさんはというと、
「アキオ、足は平気か?私が抱えようか」
と、杖をついて歩く僕の方ばかり気にしてくる。
「大丈夫です」
確かに坂なんて久しぶりに上ったし、途中から階段ばっかりになってきたし、これどこまで続くの?とは思ったけど、数時間前に刃物で腹を刺された人に抱えてもらうほどKYではない。
それに、前をゆく二人も隣を歩くジルさんも僕のスピードに合わせてとてもゆっくり進んでくれるから思ったより疲れていない。
でも不思議だ。巨木すぎて、木を上っているという感じは全然しない。聞けば幹の外周は約2キロで直径は600メートル以上あるという。
四国の金刀比羅宮の、本宮まで続く長い石段の参道を上っている感じ。夏に出張で行ったことがあるが、あの時は日差しが肌に食い込んで、心を空っぽにしなければ即スタミナ切れになりそうだった。
今は陽も傾いて適温だし、進む速度もゆっくりだし、何より仲間がいる心強さがエネルギーになる。
「もうすぐ切り口ですから。あと一息ですよ」
イガさんがそう言ってこちらを振り返る。
「切り口?」
切り口には何があるのだろうか。
イガさんの説明によると、
「樹木の成長を妨げる『忌み枝』という枝を剪定することで樹形が崩れたり栄養が偏ったりするのを防ぐのですが、切り口は腐ったり病気になりやすく、通常は魔法で保護するんです。
こういう大きな町では保護魔法に転移魔法を混ぜて、まあ分かりやすくいえば、切り口をワープポイントにするんですよ。徒歩では大変ですからね」
らしい。
「ワープ・・・?」
「アキオは初めてか?」
ワープが、ですか?
もちろんですとも。町に来て早々ワープができるとは思わなかった!非常識なことがはびこる異世界とはいえ、移動は馬車だし、イガさんは変身する時もちゃんと洋服を脱いでいるし、魔法が存在する割には現実的なことも多いな、と思っていた。しかしさすが樹木の世界。木の中になるとワープだってアリらしい。
「はじめてです」
胸を弾ませながら言うと、三人が困り顔になった。なぜだろう。不都合でもあるのだろうか。
何はともあれ無事『切り口』というところにたどり着いた。
言葉通り見た目は本当に枝の切り口だ。しかしその面積は十畳以上はありそう。僕のアパートのリビングの方が狭いかもしれない。なんだか小人になった気分だ。
四人で切り口に立つ。
ジルさんは片膝をつき、片手で杖ごと僕の腰を抱いた。
「アキオ、しっかり掴まっていなさい」と言われたので、僕もジルさんの肩に掴まる。
「アキオ君、司令官から離れてはいけませんよ」
「では司令官、お願いします」
メテさんの声を合図に、ジルさんが地面に触れた。
その瞬間、目の前が真っ暗になり、平衡感覚を司る器官全てにバグが起きた感覚に陥る。ただ立っていただけなのに突如激しいアトラクションに放り込まれたかのような衝撃に、思わず目を閉じてジルさんにしがみついた。
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