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幕開けのツリーハウス
この二人付き合ってる
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非常にハキハキと元気な声が外から響く。
偵察部隊って言ったから軍の人だと思うけれど、僕が首を長くして待ち続けたイガさんじゃなかった。
「今出る」
ジルさんが荷物を持ち上げながら答える。
「ではアキオ、行こう」
ついにツリーハウスとお別れの時が来てしまった。色々お世話になりました。
リハビリと散歩以外で外に出るのは初めてだ。
この玄関を出る時は、いつもドキドキした。今日はどのくらい立っていられるかな。どれくらい歩けるかな。ジルさんの支え無しで立てた時、頭をぐしゃぐしゃに掻き乱されながら「すごいぞアキオ」と褒められた。
一本歩けた時はムキムキの腕に閉じ込められ、雑巾が絞られているみたいに体がギュュュウウーっとなった。
雨の日もあった。あの日は外に出られなくて少し残念だったけど、寝室でストレッチをたくさんした。その後は書類整理や書きものをするジルさんを寝転がって眺めたり、紙に模写したりして過ごした。そのうち昼間なのにうとうとと寝てしまった僕の頭を、隣でずっと撫でていた。なぜ知っているかって?すぐに意識は浮上したけど、その手が気持ちよくて寝たふりを続行したからだ。
ジルさんが扉を開くのをぼやーっと眺めながら、ここでの生活を思い出す。
大きな背中越しに見えたのは、以前イガさんが着ていたのと同じ軍服を来た男の人。
そして、その後ろに僕が焦がれ続けたものが優雅に佇んでいるではないか。
ハーネスを体に巻きつけた真っ白な馬。体の3~4倍はありそうな四角い箱を引いている。よく見るとドアらしきものがついているのであれが馬車か。多分あれに乗せて貰うんだろう。
馬は動物園でしか見たことないが、その毛並みは今まで見た馬とは比べ物にならないくらい華麗で、長めのたてがみは一本一本がキラキラと風になびいている。絶対にサラサラだ。触りたい。
品があって、馬なのに美人であることが一目見てわかる。その額には立派な角が一つ生えている。触りたい。
これまで培った杖裁きで玄関を飛び出し、無意識にじわじわとそちらに近づいてしまっていたらしい。どんどん視界を占めていくユニコーンに釘付けになっていると、胸が軽快なリズムを刻み出す。これがトキメキというやつなのですか?といった具合にジルさんを振り返り視線で訴えた。
「アキオは始祖人の獣体を見るのは初めてだったな。どうだ、驚いたか?」
何度も頷いて高揚を伝える。
小学生男児がロボットに興奮する気持ちはこんな感じなのかな?
「アキオ殿、お久しぶりですね。王都までよろしくお願いしますね」
喋った!あ、そうかイガさんだもんね。え?イガさんだからってユニコーン喋るの?でも麗しい御尊顔から発せられる声や口調は確かにイガさんのものだ。声帯やら歯やら舌やら発声器官どうなっているのだろう。
そんなことよりもイガさんには服や食べ物を持ってきてもらったりとお世話になりっぱなしなので、今回もお世話かけます、と、深くお辞儀をした。
「アキオ、道中気分が優れなかったり不安に思うことがあればいつでも言ってくれ」
僕が転ばないよう、いつものように背に手を添えながらこちらに微笑みかけるジルさんに、了解、と頷く。
すると一連を見ていた軍の人がなぜか目を丸くし、幽霊にでも遭遇したかのような顔をした。
僕の顔、やっぱり変なのかな?あ、挨拶もしないうちに飛び出してイガさんに夢中になっていたからだ。失礼なことをしてしまった。
謝るべく紙とペンを構えようとしていると
「うわあ、司令官が、なんか、すごく・・・」
「メテ、しっ」
ユニコーンのイガさんが小さな声で軍の人を咎める。ジルさんがすごく・・・?なんだろう。
「いやだってイガさん。司令官は仏頂面で無愛想で冷たくていつも殺気立ってて、初めは100人中100人がオーラに当てられて気を失うけど、隊員を思いやる優しさや責任感の強さ、何より指示の的確さに尊敬を集めて少しずつ司令官の心温かさに気づき、そしてプロ並みの料理を振る舞う姿を見て初めて人は司令官から恐怖心を拭い始めることができるというのに!
なんかむしろ少年の方がどっしりしてて、司令官が一生懸命彼の機嫌を取ってるって感じしません?このパターン初めてなんですけど。短期間で御二人に何が起きたんでしょう!」
どんどんボリュームが大きくなりながら早口で捲し立てる隊員の人に、イガさんはユニコーン姿でもわかるほどの呆れ顔で居づらそうにして、チラチラジルさんのことを伺っている。
「こらメテ。すみません司令官。彼、口しか回らないものでして」
「問題ない。私がアキオの機嫌を取っているのは事実だ」
ジルさんが僕の機嫌を取っているかどうかはどっちでも良いとして、ジルさんまだそんな特殊能力隠し持っていたのか?人となりについては結構知る事ができたつもりでいたのに。
これは今後の参考に詳しく聞いておかなければ。
ーーージルさんは、気を失わせる能力もあるのですか?空気の精霊?酸素奪う?
自分の見解も交えつつジルさんに説明を求める。最近はきちんと自らの考えも述べるようにしている。大体当たらないけど。
僕の疑問には、代わりにイガさんが答えてくれた。
「ああ、気にしないでくださいアキオ殿。それはこいつが話を10倍に盛もっているだけですから。まあ、司令官の雰囲気に殆どの人が威圧されるのは事実ですが」
イガさん曰くさっきの軍の人の「気を失う」は比喩だったそうだ。とても紛らわしい。
「今後気をつけよう」
2人を前にして仕事モードに入ったジルさんがキリッとした真顔で言う。最近思ったのだけど、ジルさんってもしかしたら天然なのかもしれない。今後もし声が出るようになったら冗談やギャグを言うのはなるべく控えるようにしよう。たぶん通じないから。
「あ。そうだアキオ殿、申し遅れました。俺はイガさんの後輩でアフメト・メテです。今回は王都まで護衛を務めます。よろしくお願いします」
またまた例によって約2メートルの長身を持つ青年が、腰をかがめて僕に視線を合わせてきた。ジルさんよりは少しだけ小柄だが人間イガさんよりは体格が良さそうで、いわゆるマッチョ系だ。その笑顔からは人の良さがダダ漏れている。
申し遅れたのはこちらの方。僕はすぐにお辞儀をして自己紹介したかったのだが、どうしても気になってしまった。
ーーー殿?
イガさんとメテさんが僕をお殿様のように呼ぶから、非常に変な気分になって困ってしまう。
とても優秀そうな軍人たちに「殿」呼ばわりされるなんて恐れ多すぎる。バチが当たりそうだ。敬称「殿」についての説明を求めたく、そう書いて訴えた。
ジルさんの言うことにゃ、
「軍の者は、基本的に民間人に対して敬意を持っている。民間人を支え、救い、力になりたいと考える者ばかり。皆、君に感謝しているのだ」
だそうだ。
だからって・・・
ーーーなぜ感謝をしてくれているのですか?
「この仕事をしていると、手遅れの場面に遭遇したり、己力の及ばなさを痛感することも数多い。アキオ、改めて言おう、生きていてくれてありがとう。私たちに、君を救わせてくれてありがとう」
また、この「生きていることへの感謝」。どういう気持ちでこれを受け止めたら良いのか未だにわからない。もっと生きるべき人がいるのに、生きたくても生きられない人もいるだろうに、「死にぞこなった」と私憤した僕が生きていることなど許されるのだろうか。ジルさんにあまりにも多くの気持ちや優しさをもらったにもかかわらず「生きていてよかった」という気持ちにどうしてもなれなくて、あまりにも恩に報えていなくて情けない。命をかけて命を助けてくれたのに、生きる覚悟もできていない僕がそんな言葉をもらって許されるはずがない。
ーーーこちらこそ、助けてくれてありがとうございます。
これが今の精一杯だ。
僕の言葉に皆が目を細める。
いつか、生きていてよかったと思える時が来ればいいな。そう思った。そう思えただけで一歩前進ということで前向きに捉えよう。
ーーーでも殿は恐れ多いです。
そう、そこは譲れない。
「それでは、アキオ君、と呼ばせていただいてよろしいですか?」
ムキになっていると、イガさんがとてもよい提案をしてくれた。なんか、友達みたいで恥ずかしいけど、すごくいい・・・!
「じゃあ、俺もそうさせてもらいます」
メテさんも賛同してくれたので、僕は殿からの脱却に無事成功した。
「それでは出発しましょう。メテ」
「はい。それでは御二人とも、中へどうぞ」
メテさんが僕たちを馬車の中に促しながら、ユニコーンイガさんにつけられたハーネスをクッと引っ張って緩みがないかなどを入念に確認していく。最後に美しいたてがみを指でサラッと解き、角を優しく撫でた。その眼差しはお互いになんか母性に溢れているというか。
あ、この二人付き合ってる。
偵察部隊って言ったから軍の人だと思うけれど、僕が首を長くして待ち続けたイガさんじゃなかった。
「今出る」
ジルさんが荷物を持ち上げながら答える。
「ではアキオ、行こう」
ついにツリーハウスとお別れの時が来てしまった。色々お世話になりました。
リハビリと散歩以外で外に出るのは初めてだ。
この玄関を出る時は、いつもドキドキした。今日はどのくらい立っていられるかな。どれくらい歩けるかな。ジルさんの支え無しで立てた時、頭をぐしゃぐしゃに掻き乱されながら「すごいぞアキオ」と褒められた。
一本歩けた時はムキムキの腕に閉じ込められ、雑巾が絞られているみたいに体がギュュュウウーっとなった。
雨の日もあった。あの日は外に出られなくて少し残念だったけど、寝室でストレッチをたくさんした。その後は書類整理や書きものをするジルさんを寝転がって眺めたり、紙に模写したりして過ごした。そのうち昼間なのにうとうとと寝てしまった僕の頭を、隣でずっと撫でていた。なぜ知っているかって?すぐに意識は浮上したけど、その手が気持ちよくて寝たふりを続行したからだ。
ジルさんが扉を開くのをぼやーっと眺めながら、ここでの生活を思い出す。
大きな背中越しに見えたのは、以前イガさんが着ていたのと同じ軍服を来た男の人。
そして、その後ろに僕が焦がれ続けたものが優雅に佇んでいるではないか。
ハーネスを体に巻きつけた真っ白な馬。体の3~4倍はありそうな四角い箱を引いている。よく見るとドアらしきものがついているのであれが馬車か。多分あれに乗せて貰うんだろう。
馬は動物園でしか見たことないが、その毛並みは今まで見た馬とは比べ物にならないくらい華麗で、長めのたてがみは一本一本がキラキラと風になびいている。絶対にサラサラだ。触りたい。
品があって、馬なのに美人であることが一目見てわかる。その額には立派な角が一つ生えている。触りたい。
これまで培った杖裁きで玄関を飛び出し、無意識にじわじわとそちらに近づいてしまっていたらしい。どんどん視界を占めていくユニコーンに釘付けになっていると、胸が軽快なリズムを刻み出す。これがトキメキというやつなのですか?といった具合にジルさんを振り返り視線で訴えた。
「アキオは始祖人の獣体を見るのは初めてだったな。どうだ、驚いたか?」
何度も頷いて高揚を伝える。
小学生男児がロボットに興奮する気持ちはこんな感じなのかな?
「アキオ殿、お久しぶりですね。王都までよろしくお願いしますね」
喋った!あ、そうかイガさんだもんね。え?イガさんだからってユニコーン喋るの?でも麗しい御尊顔から発せられる声や口調は確かにイガさんのものだ。声帯やら歯やら舌やら発声器官どうなっているのだろう。
そんなことよりもイガさんには服や食べ物を持ってきてもらったりとお世話になりっぱなしなので、今回もお世話かけます、と、深くお辞儀をした。
「アキオ、道中気分が優れなかったり不安に思うことがあればいつでも言ってくれ」
僕が転ばないよう、いつものように背に手を添えながらこちらに微笑みかけるジルさんに、了解、と頷く。
すると一連を見ていた軍の人がなぜか目を丸くし、幽霊にでも遭遇したかのような顔をした。
僕の顔、やっぱり変なのかな?あ、挨拶もしないうちに飛び出してイガさんに夢中になっていたからだ。失礼なことをしてしまった。
謝るべく紙とペンを構えようとしていると
「うわあ、司令官が、なんか、すごく・・・」
「メテ、しっ」
ユニコーンのイガさんが小さな声で軍の人を咎める。ジルさんがすごく・・・?なんだろう。
「いやだってイガさん。司令官は仏頂面で無愛想で冷たくていつも殺気立ってて、初めは100人中100人がオーラに当てられて気を失うけど、隊員を思いやる優しさや責任感の強さ、何より指示の的確さに尊敬を集めて少しずつ司令官の心温かさに気づき、そしてプロ並みの料理を振る舞う姿を見て初めて人は司令官から恐怖心を拭い始めることができるというのに!
なんかむしろ少年の方がどっしりしてて、司令官が一生懸命彼の機嫌を取ってるって感じしません?このパターン初めてなんですけど。短期間で御二人に何が起きたんでしょう!」
どんどんボリュームが大きくなりながら早口で捲し立てる隊員の人に、イガさんはユニコーン姿でもわかるほどの呆れ顔で居づらそうにして、チラチラジルさんのことを伺っている。
「こらメテ。すみません司令官。彼、口しか回らないものでして」
「問題ない。私がアキオの機嫌を取っているのは事実だ」
ジルさんが僕の機嫌を取っているかどうかはどっちでも良いとして、ジルさんまだそんな特殊能力隠し持っていたのか?人となりについては結構知る事ができたつもりでいたのに。
これは今後の参考に詳しく聞いておかなければ。
ーーージルさんは、気を失わせる能力もあるのですか?空気の精霊?酸素奪う?
自分の見解も交えつつジルさんに説明を求める。最近はきちんと自らの考えも述べるようにしている。大体当たらないけど。
僕の疑問には、代わりにイガさんが答えてくれた。
「ああ、気にしないでくださいアキオ殿。それはこいつが話を10倍に盛もっているだけですから。まあ、司令官の雰囲気に殆どの人が威圧されるのは事実ですが」
イガさん曰くさっきの軍の人の「気を失う」は比喩だったそうだ。とても紛らわしい。
「今後気をつけよう」
2人を前にして仕事モードに入ったジルさんがキリッとした真顔で言う。最近思ったのだけど、ジルさんってもしかしたら天然なのかもしれない。今後もし声が出るようになったら冗談やギャグを言うのはなるべく控えるようにしよう。たぶん通じないから。
「あ。そうだアキオ殿、申し遅れました。俺はイガさんの後輩でアフメト・メテです。今回は王都まで護衛を務めます。よろしくお願いします」
またまた例によって約2メートルの長身を持つ青年が、腰をかがめて僕に視線を合わせてきた。ジルさんよりは少しだけ小柄だが人間イガさんよりは体格が良さそうで、いわゆるマッチョ系だ。その笑顔からは人の良さがダダ漏れている。
申し遅れたのはこちらの方。僕はすぐにお辞儀をして自己紹介したかったのだが、どうしても気になってしまった。
ーーー殿?
イガさんとメテさんが僕をお殿様のように呼ぶから、非常に変な気分になって困ってしまう。
とても優秀そうな軍人たちに「殿」呼ばわりされるなんて恐れ多すぎる。バチが当たりそうだ。敬称「殿」についての説明を求めたく、そう書いて訴えた。
ジルさんの言うことにゃ、
「軍の者は、基本的に民間人に対して敬意を持っている。民間人を支え、救い、力になりたいと考える者ばかり。皆、君に感謝しているのだ」
だそうだ。
だからって・・・
ーーーなぜ感謝をしてくれているのですか?
「この仕事をしていると、手遅れの場面に遭遇したり、己力の及ばなさを痛感することも数多い。アキオ、改めて言おう、生きていてくれてありがとう。私たちに、君を救わせてくれてありがとう」
また、この「生きていることへの感謝」。どういう気持ちでこれを受け止めたら良いのか未だにわからない。もっと生きるべき人がいるのに、生きたくても生きられない人もいるだろうに、「死にぞこなった」と私憤した僕が生きていることなど許されるのだろうか。ジルさんにあまりにも多くの気持ちや優しさをもらったにもかかわらず「生きていてよかった」という気持ちにどうしてもなれなくて、あまりにも恩に報えていなくて情けない。命をかけて命を助けてくれたのに、生きる覚悟もできていない僕がそんな言葉をもらって許されるはずがない。
ーーーこちらこそ、助けてくれてありがとうございます。
これが今の精一杯だ。
僕の言葉に皆が目を細める。
いつか、生きていてよかったと思える時が来ればいいな。そう思った。そう思えただけで一歩前進ということで前向きに捉えよう。
ーーーでも殿は恐れ多いです。
そう、そこは譲れない。
「それでは、アキオ君、と呼ばせていただいてよろしいですか?」
ムキになっていると、イガさんがとてもよい提案をしてくれた。なんか、友達みたいで恥ずかしいけど、すごくいい・・・!
「じゃあ、俺もそうさせてもらいます」
メテさんも賛同してくれたので、僕は殿からの脱却に無事成功した。
「それでは出発しましょう。メテ」
「はい。それでは御二人とも、中へどうぞ」
メテさんが僕たちを馬車の中に促しながら、ユニコーンイガさんにつけられたハーネスをクッと引っ張って緩みがないかなどを入念に確認していく。最後に美しいたてがみを指でサラッと解き、角を優しく撫でた。その眼差しはお互いになんか母性に溢れているというか。
あ、この二人付き合ってる。
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