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1話 日常
しおりを挟むさぁ、今日もたまごは目を覚まします
1話 日常
私はたまご
目に映る世界は眩しく、外では毎日
鳥が鳴いています
コロン…コロン…コロン
柔らかい箱を飛び出して、今日も探検だ!
まずはそう、
ご近所さんへご挨拶
「おはよう、ニンジンさん」
「おはよう、ジャガイモさん」
「おはよう、きゅうりさん」
「おはよう、ズッキーニさん」
「おはよう、りんごさん」
皆は口を揃えて『おはよう』
ジャガイモさんは言いました
「今日は何をするんだい?」
『今日は…』
たまごは少し考えて、
『今日はね、
食パンさんとお話をするんだ♪♪』
ジャガイモさんは少し驚いた様に
「そうかい、気をつけて行くんだよ」
『大丈夫だよ!』
たまごは元気に答えると
ツルツルの机をコロン…コロン…
たまごは転がるのが得意です
だから大丈夫!
食パンさんの所まであっという間
何度かコロン…コロン…コロン…
『おはよう、食パンさん』
「おはよう、たまごさん」
続けて食パンさんが言いました
「また外の話を聞きに来たのかい?」
たまごは嬉しそうに
『そうだよ♪食パンさんは物知りだからね』
たまごは毎日外の世界のお勉強をしています
『この間は、外ではチュンチュン鳴いているアレは鳥だと教えて貰った』
たまごは直ぐに言いました
『今日は、あの揺れている大きなアレを教えてよっ!』
たまごは元気に言いました
「あれはね、桜の木だよ」
『サクラのキ?』
たまごは思いついたように言いました!
『花!知ってる!チューリップとかヒマワリとか花なんだよね!前に食パンさんに教えて貰ったんだよね』
「よく覚えていたね、でも桜は"木"なんだ」
『キ…かぁ、じゃあ、あれもあれもキ?』
「そうだよ」
食パンさんはたまごに木が良く見える場所を教えました
『食パンさん、ありがとう♪行ってくるね』
「段差があるから、気をつけて行くんだよ」
たまごは得意げに転がり始めました
コロン…コロン…コロン……ピタ!
段差があります
色んな色の布は少し分厚く、たまごは勢いよく転がります
コロン、コロン、コロン、ゴロン!
登れました
たまごはやっぱり得意げです
そしてまた
コロン…コロン…コロン…コロン
なんとそこには大きな桜の木がたっくさん
咲いていました
『わぁ、きれい……』
たまごは嬉しそうにゆらゆら揺れて
しばらく桜の木を見たあと
自分の箱へ戻るのでした
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