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〔5章〕結婚へ。前編
accident延期。
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病院で、とうぶん重たいものは控えるように…湿布と塗り薬、コルセットを購入した。
不思議とコルセットをつけると痛みが和らいで、心配していた圭樹さんもホッとしていた。
「深雪ちゃん、待ち合い室でずっと考えていたんだけど…引っ越し…残りの荷物は僕がまとめて、当日手伝う。荷物は先に新居に送ったら、深雪ちゃんは実家に甘えなよ。また腰がひどくなるといけないし…深雪ちゃんが来る日は延期しよ。」
「ん…ぐすん。」
今日のお出掛けはお預けで…圭樹さんが残りの荷物を纏めてくれた。
「よし。箱に詰めるのは完成引っ越しやさんは来月だよね…、お母さんには連絡しなよ。」
「うん。ありがとう。」
私はベットで横たわっている状態。自分の弱さに腹が立つのと、彼の優しさに嬉しいのか悲しいのか…複雑。
「そんな顔しないの!式に元気な姿で居たいでしょ?」
私は優しく抱き締められて、彼の腕の中で泣いてしまった。
早く一緒に暮らしたいのにぃ~!私の馬鹿ぁ!!
ひ~ん!!
不思議とコルセットをつけると痛みが和らいで、心配していた圭樹さんもホッとしていた。
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