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〔5章〕結婚へ。前編
体は正直です~の
しおりを挟む必死な形相の彼は違う意味で強面MAX。
「襲っいちゃいそうだから、ごめん…トイレ!」
彼が見下ろす先にはズボン越しにいきり立つナニが!
彼は股間を抑えてトイレに駆けていった。
あ、私…やらかしましたか?
この時私は、男の人って大変だなって思った…。
私たちは、そんな感じでその後はおとなしく布団に入り眠りにつきました。
◆ ◇ ◆ ◇
あれから数日、電話はあれどなかなか会えなくなっていた。
彼は異動の話がなんとかなりそうで、引き継ぎに大変で休日は伸びているのだとか。
一緒にいると襲ってしまいそうだと…お部屋デートは、しばらく禁止になりました。
◇ ◆ ◇ ◆
そして私は今お仕事の最中。
美魔女たちの世界(化粧品売り場)を走り回っております。
担当するお店でしのさんがお客様を接客中。
そこにお菓子売り場の友達がやって来た。
プー・メッシュの店員さんの栗田さん。
「坂津ちゃんサンプルありがとう~買いに来たよん。」
地味系栗田さんは私より2つしたの子で私がイメチェンしたのをきっかけにメイクの相談をされて、サンプルをあげたのだが、気にいってくれた様。
「良かったら、メイクします?」
「うん!魔法かけてくださいな♪」
「うぁい!お任せあれ。」
私のお得意様第一号です!
お仕事って楽しいです!私も魔法使いになってみせましょう。
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