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〔5章〕結婚へ。前編
お泊まりは我慢。2
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=姉の電話に圭樹さんが説教を受けているの図がわたしの目の前に繰り広げられる=
「はい、はい。はい、ごもっともです。善処します。」
彼は坦々と返事し強面MAX状態で頭をヘコヘコ。
お尻にあたってた固いものも気にはなるが…したかったのかな?ってのはわかっているだけに…申し訳なく思ってしまう私がいた。
「はい。ありがとうございます。でわまた…」
圭樹さんは通話の終わったスマホを私に返すと抱きしめて、耳もとで囁いた。
「深雪ちゃんをいっぱい感じたいところなんだけど…我慢の限界来たらトイレ貸してね。」
「うぉ、うん、ん?」
わかったようで解らずに私が返事をして…彼は私の部屋に預けてた荷物を開け始めた。
母達が泊まることもあるため布団は一組置いてある。私はベットの横に、布団の準備をした。
彼は浴室で白いシャツに黒いスエットのズボン姿になって出てきた。
シャワーは使ったみたいで備え付けのタオルをかぶりお布団へ。
「私もお風呂入って来るね。」
私は姉が話したことは何となく察した。一泊はオッケーしたのだろう、ただ、私にも話したような事を厳しく伝えたことは確かだった…
湯船に浸かりながら、彼がお泊まりするのが嬉しくて、頭もすっぽり湯船に浸かる。
「ブクブクブク…。」
潜水艦が浮上するようにガバッと湯船からでて濡れたからだをバスタオルでふき取り、パジャマを着て部屋に行くと、彼が顔を紅くして待っていた。
「はい、はい。はい、ごもっともです。善処します。」
彼は坦々と返事し強面MAX状態で頭をヘコヘコ。
お尻にあたってた固いものも気にはなるが…したかったのかな?ってのはわかっているだけに…申し訳なく思ってしまう私がいた。
「はい。ありがとうございます。でわまた…」
圭樹さんは通話の終わったスマホを私に返すと抱きしめて、耳もとで囁いた。
「深雪ちゃんをいっぱい感じたいところなんだけど…我慢の限界来たらトイレ貸してね。」
「うぉ、うん、ん?」
わかったようで解らずに私が返事をして…彼は私の部屋に預けてた荷物を開け始めた。
母達が泊まることもあるため布団は一組置いてある。私はベットの横に、布団の準備をした。
彼は浴室で白いシャツに黒いスエットのズボン姿になって出てきた。
シャワーは使ったみたいで備え付けのタオルをかぶりお布団へ。
「私もお風呂入って来るね。」
私は姉が話したことは何となく察した。一泊はオッケーしたのだろう、ただ、私にも話したような事を厳しく伝えたことは確かだった…
湯船に浸かりながら、彼がお泊まりするのが嬉しくて、頭もすっぽり湯船に浸かる。
「ブクブクブク…。」
潜水艦が浮上するようにガバッと湯船からでて濡れたからだをバスタオルでふき取り、パジャマを着て部屋に行くと、彼が顔を紅くして待っていた。
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