強面営業マンに恋してます。

yu-kie

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〔5章〕結婚へ。前編

お泊まりは我慢。1

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圭樹さんを部屋にあげたが…

姉からの電話に出た私。

「あんた、本当に家に泊めるの?お父さんが~甘い事言うからぁ!」

隣にいる圭樹さんは部屋に入ってからしきりに抱きついて、今も背後にたって抱きついている。お尻に固い物が当たり、体も熱くなってきていた、そんな時にスマホにかかった電話で姉が強い口調で話し出した。

「お母さんのオッケー待つなら子供作るんじゃないわよ!ちゃんと結婚が決まったら…その時はいいけど…今はまだちがうでしょ?」

「うん。」

私はたじたじで電話に対応して圭樹さんをちらりと見て、彼はとっさにはなれた。

「男もあんたも不満が積もれば別れることもあるのよ!だから…圭樹さんに代わって。」

「圭樹さん、姉が話があるって。」

彼はドキドキしながら私のスマホを受け取った。

姉ちゃん怖すぎだよ!

心配してくれるのはわかるけど…彼を虐めないでねっと祈りながらその様子を見ていた。

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