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〔1章〕好きの始まり。
過去との決別。
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仕事も終わり、今日レジ担当だった私は本日の売り上げを集計し、纏めて袋に入れたら最上階の事務所に預け、それもようやく終われば私はあとは着替えるだけ。
なので、ちょっとイベント会場の階を覗いてみる。
戸山さん居るかな~
イベント会場の片付けに没頭する戸山さん。ケース内を手分けして取り出し、空の状態。
備品の回収にきた作業着の方々に引き渡し終えたよう。
それを見届け私は一階まで降りると、残っていた上司に終了したことを伝え、ようやく解放~!
着替えを済ませ、鞄にしまったスマホを取り出すと圭樹さんに電話をしてみた。
発信音のあとすぐに聞こえた彼の声。
「深雪ちゃん、今打合せしてるから、外で待っててくれる?」
「そうなんですね、わかりました。」
私は緊張しながら電話を切り、そのまま通路を歩き裏口に出た。
外で待つか。
愛用のベージュのコートを着れば小さな私はけっこうな面積保温される。藍色のスカートに上は白のセーターを着込んでいる。コートのポケットに手をいれ、彼を待つこと10分。
てにしていたスマホの着信に青ざめた。
元カレの三宅玲の名前が表示して無視をした。
すると後ろ斜め右側から誰かが近付いてくる足音に、私は体をこわばらせ…すぐそばまできたその人物は私の耳元に囁いた。
「昔より綺麗になったじゃん。」
私は元カレと対峙し、ハッキリと告げた。
「玲くん!私はもうあなたに会いたくないの。だから連絡してこないで!」
「また~いいじゃん。退屈してるんじゃない?」
「私は好きな人が居るの!あなたじゃない!!今日もその人に会うの。だからもう、私の前に現れないで!」
「お、お前変わったな。そこまではっきり言われたらもう付きまとわないよ。じゃあな。」
元カレは初めてみる私の睨みにおっかないと言って帰って行く…。悪かったな!と心の中で呟いとく。
これでようやく決別できたと私はホッと胸を撫で下ろしたのだった。
なので、ちょっとイベント会場の階を覗いてみる。
戸山さん居るかな~
イベント会場の片付けに没頭する戸山さん。ケース内を手分けして取り出し、空の状態。
備品の回収にきた作業着の方々に引き渡し終えたよう。
それを見届け私は一階まで降りると、残っていた上司に終了したことを伝え、ようやく解放~!
着替えを済ませ、鞄にしまったスマホを取り出すと圭樹さんに電話をしてみた。
発信音のあとすぐに聞こえた彼の声。
「深雪ちゃん、今打合せしてるから、外で待っててくれる?」
「そうなんですね、わかりました。」
私は緊張しながら電話を切り、そのまま通路を歩き裏口に出た。
外で待つか。
愛用のベージュのコートを着れば小さな私はけっこうな面積保温される。藍色のスカートに上は白のセーターを着込んでいる。コートのポケットに手をいれ、彼を待つこと10分。
てにしていたスマホの着信に青ざめた。
元カレの三宅玲の名前が表示して無視をした。
すると後ろ斜め右側から誰かが近付いてくる足音に、私は体をこわばらせ…すぐそばまできたその人物は私の耳元に囁いた。
「昔より綺麗になったじゃん。」
私は元カレと対峙し、ハッキリと告げた。
「玲くん!私はもうあなたに会いたくないの。だから連絡してこないで!」
「また~いいじゃん。退屈してるんじゃない?」
「私は好きな人が居るの!あなたじゃない!!今日もその人に会うの。だからもう、私の前に現れないで!」
「お、お前変わったな。そこまではっきり言われたらもう付きまとわないよ。じゃあな。」
元カレは初めてみる私の睨みにおっかないと言って帰って行く…。悪かったな!と心の中で呟いとく。
これでようやく決別できたと私はホッと胸を撫で下ろしたのだった。
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