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5章〔繋がる二人の心とその行方。〕
ララは母。ギーナは息子。
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私はあれから子を産み、周りの助けを借りて子育てをしている。
ギル様は私の時のように溺愛するし、甘やかす。
結局叱るのは私ばかり。
5年ほどたった頃には子供も人格が形成され始めて、私が怖いからギル様にベッタリになっていた。
私の体は時間が止まったように美しい体を保ち、ギル様は50代後半位の年になり、目もとや口もと、シワが少し増えてきた。
我が子の名はギーナ。男の子だ。
男の子は男親と仲が良いのは良いことなのかもしれない、私は普段猫で過ごしているが、ギーナは私を母親と理解している。
ギーナにとっては恐い母様だ。そしてギル様は優しい父親。
最近私はたまにギル様を取り合っている。
私だって甘えたいんだから!
ギル様はギーナと私に愛情与えてくれる。
私はいつまでの寿命か判らないがギル様に先に逝ってほしくないと切におもう。
あなたがいない世界なんて…生きていけない。
ギーナがギル様そっくりになってくれたら話は別だが…。
ギル様は私の時のように溺愛するし、甘やかす。
結局叱るのは私ばかり。
5年ほどたった頃には子供も人格が形成され始めて、私が怖いからギル様にベッタリになっていた。
私の体は時間が止まったように美しい体を保ち、ギル様は50代後半位の年になり、目もとや口もと、シワが少し増えてきた。
我が子の名はギーナ。男の子だ。
男の子は男親と仲が良いのは良いことなのかもしれない、私は普段猫で過ごしているが、ギーナは私を母親と理解している。
ギーナにとっては恐い母様だ。そしてギル様は優しい父親。
最近私はたまにギル様を取り合っている。
私だって甘えたいんだから!
ギル様はギーナと私に愛情与えてくれる。
私はいつまでの寿命か判らないがギル様に先に逝ってほしくないと切におもう。
あなたがいない世界なんて…生きていけない。
ギーナがギル様そっくりになってくれたら話は別だが…。
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