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6,パ○○○スポット
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しばらく日数が経過すると、賢い騎士団院たちはその頭脳を無駄に使い、パンチラを狙いやすいスポットを学び始めた。(誓って言うが、彼ら、普段は真面目である。)
大きく分けると、下から覗くパターンと、正面から覗くパターンだ。
階段など傾斜のあるところで銀色のアレを使ってみる、というのと席に座っているときなどに正面から見るパターン。
逆に、そのどちらか以外では見ることができないということが団員は分かってきた。
そしてまた、ある男がクレナの座っているところを狙おうとしていた。
それは、武器庫の管理者。
毎日訓練で使う刃のない武器を多くの人が持ち出していき、そして返すのだがその中には当然クレナも含まれていた。
そして、剣などは立てかけてあるが防具の類は地面に置いてあるのだ。
クレナがそれを取る瞬間、当然しゃがむ。
しかも足が少し上になる角度でしゃがめば上からでも中が見えるのだ。
しかし、その瞬間は一瞬である。
武器庫の管理人は毎日この瞬間を狙っていたが、未だにぎりぎり見れていない。
(今日こそは……)
クレナが入ってきた。
何気ないふりしてクレナの正面に行く武器庫の管理人。
そして、クレナはしゃがみ――
(くそっ! 早い! 動きが早すぎる!)
クレナは一瞬のうちに膝の部分がしたになる姿勢にまでなってしまったため全く中を拝めなかった。
(こりゃあ何か工夫しないと一生拝めないな……)
念のために言っておくが、この男もちょっとクレナの美貌にあてられただけで普段は真面目である。
武器庫の管理人は素晴らしいアイデアを思い付いた。
翌日。
「すみません、クレナさんでしたよね?」
「はい? そうだが」
「あの、少しでいいんで武器の整理を手伝っていただけませんか? 毎年新人騎士の方に少しずつ手伝ってもらっていて、そこで武器の種類などを学ぶんですよ。」
「ほぉ。なるほど。そんなに時間はかからないんだな?」
「はい。」
「では手伝おう。」
そういって管理人はすぐ隣のさらに武器の多い部屋へと行った。ここは武器保管庫である。
「すみません、そうしたらまずここにある剣を並び替えて欲しく手ですね……」
前日にあらかじめ大量に地面にぶちまけておいた剣。
これを並び替えるとなれば当然しゃがみ、しかもその状態である程度動かなければならない。
しかし立ったまま腰をまげて剣など持てば確実に腰にくる。
だからクレナはしゃがんだ。
(やったああああああああああああ! うっひょ~~~~! 見えたーーーーー! 白だーー!)
えらい喜びようだ。
「ここはこれでいいのか?」
「ええ、大丈夫ですよ。」
もう剣などどうでもいいのである。
こうして、新人騎士団は武器の整理を手伝うという習慣が新たに生まれた。クレナ以外の騎士団は完全にとばっちりである。
大きく分けると、下から覗くパターンと、正面から覗くパターンだ。
階段など傾斜のあるところで銀色のアレを使ってみる、というのと席に座っているときなどに正面から見るパターン。
逆に、そのどちらか以外では見ることができないということが団員は分かってきた。
そしてまた、ある男がクレナの座っているところを狙おうとしていた。
それは、武器庫の管理者。
毎日訓練で使う刃のない武器を多くの人が持ち出していき、そして返すのだがその中には当然クレナも含まれていた。
そして、剣などは立てかけてあるが防具の類は地面に置いてあるのだ。
クレナがそれを取る瞬間、当然しゃがむ。
しかも足が少し上になる角度でしゃがめば上からでも中が見えるのだ。
しかし、その瞬間は一瞬である。
武器庫の管理人は毎日この瞬間を狙っていたが、未だにぎりぎり見れていない。
(今日こそは……)
クレナが入ってきた。
何気ないふりしてクレナの正面に行く武器庫の管理人。
そして、クレナはしゃがみ――
(くそっ! 早い! 動きが早すぎる!)
クレナは一瞬のうちに膝の部分がしたになる姿勢にまでなってしまったため全く中を拝めなかった。
(こりゃあ何か工夫しないと一生拝めないな……)
念のために言っておくが、この男もちょっとクレナの美貌にあてられただけで普段は真面目である。
武器庫の管理人は素晴らしいアイデアを思い付いた。
翌日。
「すみません、クレナさんでしたよね?」
「はい? そうだが」
「あの、少しでいいんで武器の整理を手伝っていただけませんか? 毎年新人騎士の方に少しずつ手伝ってもらっていて、そこで武器の種類などを学ぶんですよ。」
「ほぉ。なるほど。そんなに時間はかからないんだな?」
「はい。」
「では手伝おう。」
そういって管理人はすぐ隣のさらに武器の多い部屋へと行った。ここは武器保管庫である。
「すみません、そうしたらまずここにある剣を並び替えて欲しく手ですね……」
前日にあらかじめ大量に地面にぶちまけておいた剣。
これを並び替えるとなれば当然しゃがみ、しかもその状態である程度動かなければならない。
しかし立ったまま腰をまげて剣など持てば確実に腰にくる。
だからクレナはしゃがんだ。
(やったああああああああああああ! うっひょ~~~~! 見えたーーーーー! 白だーー!)
えらい喜びようだ。
「ここはこれでいいのか?」
「ええ、大丈夫ですよ。」
もう剣などどうでもいいのである。
こうして、新人騎士団は武器の整理を手伝うという習慣が新たに生まれた。クレナ以外の騎士団は完全にとばっちりである。
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