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3,なぜ案内するやつ二人いるんだ?
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クレナのスカートの中をまじまじと見つめる男。
しかし長く机の下で靴紐を結んでいればさすがに危ない。
一生忘れないとばかりに脳内にその画像を焼き付けると彼は机の上に顔を出して言った。
「すみません、俺おなかが痛いのでトイレ行ってきます。あ、ここどうぞ」
同じ班員が皆自分のことを羨ましそうに、というより恨めしそうに見ているのに耐えられなくなりトイレに行く班員。
すぐに別の班員が正面に座った。
しかしこの男は結局彼女の逆三角形を拝むことしかできなかった。
ちなみに、さっきトイレに行った男はもちろんおなかが痛かったわけではない。しかしなかなか出てこなかった。
一体個室の中でナニをしていたのだろうか?
昼食が終わればいよいよ任務となる。
「おい、お前、クレナを展望塔に案内しろ。俺もついていくから。」
「え? いや、班長が案内してくださいよ。俺が付いていきますから。」
「いやいや、お前は今まで案内したことないだろう? たまにはいいじゃないか。」
「じゃあ途中で交代しましょう?」
「ちっ……まあ……それで手を打とう。」
「そもそも案内に二人いるのか?」
「あっいや、その……そうそう、説明をするのに一人だけだと不足するかもしれないからな! やっぱり二人いないと。」
「なるほど、そういうもんか。」
クレナは納得した。しかしもちろんなぜ後ろからついていく人と先導する人でどっちをするか揉めていたのかは全くわかっていない。
そうして、騎士団の管理する中で最も急な階段のある展望塔に三人は足を運んだ。
「うお……こんなに長い階段を上るのか……」
「そうなんですよ。まあ慣れれば全然疲れませんから。」
班員、クレナ、班長の順番で狭い螺旋階段を上っていく。
さすがにクレナも自分のスカートの中が後ろから見えないか気にして、手で裾を押さえている。
しかし班長は初めクレナが後ろを向くたびに普通に正面を見ていて、クレナはそれを見て大丈夫そうだと判断してしまった。
クレナがスカートを押さえなくなったのを機に、班長は進むのを一段遅らせた。
(うっ……くそ! あと少しってところで見えん!)
彼女の太ももの裏は見えるのだが……。
そう、タイトスカートというスカート自体、かなり覗きにくいものなのだ。
かなり急な角度でもいまいちよく見えない。
先導する班員はそれを察すると、ある行動に出た。
「ほらクレナさん、そろそろこの塔の天井が見えてきましたよ。」
「なるほど、しかし高いな……」
螺旋階段の中心部は空洞になっており、そこから上を覗くと確かに天井が見える。
しかし別に天井なんて一階からでも見れるのだ。問題はそこではない。
いま、班長は――
しかし長く机の下で靴紐を結んでいればさすがに危ない。
一生忘れないとばかりに脳内にその画像を焼き付けると彼は机の上に顔を出して言った。
「すみません、俺おなかが痛いのでトイレ行ってきます。あ、ここどうぞ」
同じ班員が皆自分のことを羨ましそうに、というより恨めしそうに見ているのに耐えられなくなりトイレに行く班員。
すぐに別の班員が正面に座った。
しかしこの男は結局彼女の逆三角形を拝むことしかできなかった。
ちなみに、さっきトイレに行った男はもちろんおなかが痛かったわけではない。しかしなかなか出てこなかった。
一体個室の中でナニをしていたのだろうか?
昼食が終わればいよいよ任務となる。
「おい、お前、クレナを展望塔に案内しろ。俺もついていくから。」
「え? いや、班長が案内してくださいよ。俺が付いていきますから。」
「いやいや、お前は今まで案内したことないだろう? たまにはいいじゃないか。」
「じゃあ途中で交代しましょう?」
「ちっ……まあ……それで手を打とう。」
「そもそも案内に二人いるのか?」
「あっいや、その……そうそう、説明をするのに一人だけだと不足するかもしれないからな! やっぱり二人いないと。」
「なるほど、そういうもんか。」
クレナは納得した。しかしもちろんなぜ後ろからついていく人と先導する人でどっちをするか揉めていたのかは全くわかっていない。
そうして、騎士団の管理する中で最も急な階段のある展望塔に三人は足を運んだ。
「うお……こんなに長い階段を上るのか……」
「そうなんですよ。まあ慣れれば全然疲れませんから。」
班員、クレナ、班長の順番で狭い螺旋階段を上っていく。
さすがにクレナも自分のスカートの中が後ろから見えないか気にして、手で裾を押さえている。
しかし班長は初めクレナが後ろを向くたびに普通に正面を見ていて、クレナはそれを見て大丈夫そうだと判断してしまった。
クレナがスカートを押さえなくなったのを機に、班長は進むのを一段遅らせた。
(うっ……くそ! あと少しってところで見えん!)
彼女の太ももの裏は見えるのだが……。
そう、タイトスカートというスカート自体、かなり覗きにくいものなのだ。
かなり急な角度でもいまいちよく見えない。
先導する班員はそれを察すると、ある行動に出た。
「ほらクレナさん、そろそろこの塔の天井が見えてきましたよ。」
「なるほど、しかし高いな……」
螺旋階段の中心部は空洞になっており、そこから上を覗くと確かに天井が見える。
しかし別に天井なんて一階からでも見れるのだ。問題はそこではない。
いま、班長は――
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