【R18】スライムにマッサージされて絶頂しまくる女の話

最終章 ～それぞれの道～

10,受け止め

　ぱちゅっぱちゅっという音が部屋中に響き渡る。

「んっんっ……んっ……」

　クラリスも徐々に与えられる刺激や圧迫感に慣れてきたようだ。

　そんなとき、

「愛してるよ、クラリス」

「いやあもういきなりそんな……やめてよ……」

　というクラリス。

　しかしタツシは膣を通してクラリスがめちゃくちゃ喜んでいるのが分かってしまった。


「好きだよ。」

「あっ……あっ……」

　恥ずかしさを紛らわすために行為に集中しようとするクラリス。


「大好き。」


　そういいながらタツシはクラリスにそっと口づけをする。

　クラリスの顔がまたしても真っ赤になる。


　これまで一切恋愛をしてこなかったクラリスにとって、行為中に愛を何度も囁かれるというのはかなり刺激が強い。

　そして、それらの刺激は全て彼女の興奮と快感へと変換されてしまう。


「どうしたの？　さっきからこの辺が凄くうねって……」

　この辺、といいながらタツシはクラリスの感じやすいところを優しく突く。

「あん♡　そんなっ♡　あっ♡　なんでもない、なんでもないから♡」

　なんでもないと言っている時点でなにかあったのは確実なのだがクラリスは全く頭が回っていない。

　
　タツシが何かを囁くたびに、クラリスの膣がキュンッと締まる。

　もちろん本人は全く自覚していないが、タツシはこの反応を喜んでいた。

「はぁ……はぁ……んんっ♡　ああっ……」


　タツシの激しさからか、クラリスは徐々に息が荒くなってくる。

　お互いが呼吸する音をすぐ近くで聞きながらこの甘い時間は進んでいく。


「そろそろ……いくよ」

「ええ♡」


　タツシは腰の動きをさらに早め、クラリスの急所を突いていく。

　そして、射精感がやってきた瞬間に一気に最奥までじゅぷりと肉棒を押し込んだ。

「熱いぃぃぁああぁぁぁあああああ！！！！！あ…ぁあぁっあ…ぁぁっああぁああ…あ…ああっあ………！　あっんっ…んっんんんん……」

　クラリスの体がビクンビクンと大きく跳ねようとする。

　しかし大きく跳ねようとするたびにタツシががっちりと体を抱え込んでいるため、結果的にあまり体は動かない。

　タツシはそのクラリスの体の喜びを肌で直に感じ取っていた。


「こんなに……温かいのね……」

　クラリスは当然初めて自分の体の中に男の液体を取り込んだのだ。

　それが想像に温かかったようだ。


「クラリスのここも温かいよ。」

　そういいながら、タツシは未だ挿入しっぱなしの肉棒で軽くクラリスの奥を突いた。

「ぁんっ……」

　タツシの棒は当然一度出したくらいでは萎えない。

　しかしタツシは、クラリスは体力的にも精神的にも連続でしてしまっては厳しいだろうと思い今日は一旦止めることにした。
　
　のだが……


「ねえ、お願い……続けて欲しいの……」

　顔を真っ赤にして大人っぽい笑みを浮かべるクラリスは静かにそう言った。