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第5章 慈愛の聖女、クラリス
39,急いで隠す。
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クラリスは幸せな想像をしながら、まだ秘所をゆっくり弄っていた。
一度イったのにも関わらず何となく気持ちが良く、つい続けてしまっているのだ。
「んー……んっ……」
そして服の上から自分の乳首も触りだした。
上と下の二ヶ所から快感の波が伝わってくる。
しかし、どうしたってマッサージを受けていた時ほどの強い快感には至らない。
幸せでありながらも、どこかもどかしい。
そんなことを考えている時だった。
「え!? 待って!?」
クラリスは突然自分の体から手を離して乱れたドレス風の私服(?)を整え始め、それが終わったら机に向かった。
その間、僅か1秒ほど。そして――
「よっ…………と。お疲れ、クラリス。」
「あなたこそ。お疲れ様。」
マッサージ店での仕事を終えたタツシがクラリスの部屋に侵入してきたのだ。
クラリスはすっかり忘れていた。
いくら完璧な防音魔法を施して、最強の探知魔法を常時稼働させていても、それをやすやすと潜り抜けてくるひとが一人だけいることを。
しかも、その相手は自分が恥ずかしいことをしてしまっているのが最もバレたくない相手だ。
タツシの様子を見るに、何とかバレずに済んだようだと分かって安心するクラリス。
当然ながらタツシはクラリスの行為のことを知ってしまっているが、わざと言わない。
「無理しないで、少しは休みなよ??」
「え、ええ。まだ大丈夫よ。いつもこのくらいやっているから。」
本当はオナニーをしてしまっていたから勉強は全く進んでいない……などとは言えず、見守ってくれるタツシに申し訳なくなりながらもクラリスはそのまま勉強を続けた。
そしてその日の深夜。
「おやすみ♡」
「おやすみ」
クラリスはタツシにべったりとくっついたまま眠りについた。
タツシはクラリスが完全に眠りにつくまで待ってから早速犯行に及ぶ。
「さあて、クラリス、君は俺が来る前にどんなことをしちゃってたのかな? やってみなさい」
そういいながらクラリスの手を取ると股の方へと近づけていく。
そしていつものようにクラリスのスカートを捲くり、彼女の利き手の中指にクリーム状の媚薬を少し塗りつけた。見た目は生クリームのような感じだ。
体温ほどに温められると溶けて透明になり、そのまま粘膜に吸収されていく仕組みである。
タツシがクラリスの、クリーム付きの中指を蜜の滴る筋に添えると……。
「ん…………」
即効性の強い媚薬が反応してしまったのか、すぐに指からわずかな快感を得るクラリス。
そしてさらに快感を強めようと自らクリトリスを弄りだしてしまった。
「あれ? ちょっとちょっと? 聖女がそんなことしちゃっていいのかな~?」
ニヤニヤしながらタツシがクラリスに問うが、これでも彼女はしっかり寝ているのだ。当然返事は全く帰ってこない。
クラリスは自分でも意識しないままに、自分の中指に塗られた媚薬を割れ目に広く塗り広げてしまった。
「あれ、なんだかここ膨れ上がっちゃってるよ。良くない炎症だとまずいからちゃんと自分でお薬塗りなさい」
そういいながらクラリスの人差し指にたっぷりとクリームをくっつける。
するとすかさず人差し指でクリームをクリトリスに塗りたくり始めた。
「ん♡……んっ……」
そして、タツシはなんとそのままとんでもない暴挙(?)に出た!
「じゃ、おやすみ~」
そう、いつもと違いそのままほったらかしにしてタツシが寝たのだ。
数時間後、いつもより早い時間に目が覚めるクラリス。
(あら? まだ外がちょっと暗いわ……。それにタツシもぐっすり寝ているし……)
どういうわけか相当体が火照っていて、しかも下腹部がほんのり温かい。
さらに股間にも違和感を感じたクラリスはすぐにそこに手を伸ばした。
ぬめり。
一度イったのにも関わらず何となく気持ちが良く、つい続けてしまっているのだ。
「んー……んっ……」
そして服の上から自分の乳首も触りだした。
上と下の二ヶ所から快感の波が伝わってくる。
しかし、どうしたってマッサージを受けていた時ほどの強い快感には至らない。
幸せでありながらも、どこかもどかしい。
そんなことを考えている時だった。
「え!? 待って!?」
クラリスは突然自分の体から手を離して乱れたドレス風の私服(?)を整え始め、それが終わったら机に向かった。
その間、僅か1秒ほど。そして――
「よっ…………と。お疲れ、クラリス。」
「あなたこそ。お疲れ様。」
マッサージ店での仕事を終えたタツシがクラリスの部屋に侵入してきたのだ。
クラリスはすっかり忘れていた。
いくら完璧な防音魔法を施して、最強の探知魔法を常時稼働させていても、それをやすやすと潜り抜けてくるひとが一人だけいることを。
しかも、その相手は自分が恥ずかしいことをしてしまっているのが最もバレたくない相手だ。
タツシの様子を見るに、何とかバレずに済んだようだと分かって安心するクラリス。
当然ながらタツシはクラリスの行為のことを知ってしまっているが、わざと言わない。
「無理しないで、少しは休みなよ??」
「え、ええ。まだ大丈夫よ。いつもこのくらいやっているから。」
本当はオナニーをしてしまっていたから勉強は全く進んでいない……などとは言えず、見守ってくれるタツシに申し訳なくなりながらもクラリスはそのまま勉強を続けた。
そしてその日の深夜。
「おやすみ♡」
「おやすみ」
クラリスはタツシにべったりとくっついたまま眠りについた。
タツシはクラリスが完全に眠りにつくまで待ってから早速犯行に及ぶ。
「さあて、クラリス、君は俺が来る前にどんなことをしちゃってたのかな? やってみなさい」
そういいながらクラリスの手を取ると股の方へと近づけていく。
そしていつものようにクラリスのスカートを捲くり、彼女の利き手の中指にクリーム状の媚薬を少し塗りつけた。見た目は生クリームのような感じだ。
体温ほどに温められると溶けて透明になり、そのまま粘膜に吸収されていく仕組みである。
タツシがクラリスの、クリーム付きの中指を蜜の滴る筋に添えると……。
「ん…………」
即効性の強い媚薬が反応してしまったのか、すぐに指からわずかな快感を得るクラリス。
そしてさらに快感を強めようと自らクリトリスを弄りだしてしまった。
「あれ? ちょっとちょっと? 聖女がそんなことしちゃっていいのかな~?」
ニヤニヤしながらタツシがクラリスに問うが、これでも彼女はしっかり寝ているのだ。当然返事は全く帰ってこない。
クラリスは自分でも意識しないままに、自分の中指に塗られた媚薬を割れ目に広く塗り広げてしまった。
「あれ、なんだかここ膨れ上がっちゃってるよ。良くない炎症だとまずいからちゃんと自分でお薬塗りなさい」
そういいながらクラリスの人差し指にたっぷりとクリームをくっつける。
するとすかさず人差し指でクリームをクリトリスに塗りたくり始めた。
「ん♡……んっ……」
そして、タツシはなんとそのままとんでもない暴挙(?)に出た!
「じゃ、おやすみ~」
そう、いつもと違いそのままほったらかしにしてタツシが寝たのだ。
数時間後、いつもより早い時間に目が覚めるクラリス。
(あら? まだ外がちょっと暗いわ……。それにタツシもぐっすり寝ているし……)
どういうわけか相当体が火照っていて、しかも下腹部がほんのり温かい。
さらに股間にも違和感を感じたクラリスはすぐにそこに手を伸ばした。
ぬめり。
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