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第5章 慈愛の聖女、クラリス
38,余韻
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クラリスはマッサージを終えて、そのまま神殿横の自分の部屋に転移して帰った。
クラリスに付いてきたラネルは……
「ああ! 気持ちいい! もっと、もっとぉぉ♡」
振動する鉄棒のような装置に自らの股を擦り付けてマッサージしていた。
タツシは「楽しそうだからもう少し放っておこう」とだけその時は言ってそのままラネルの元を去っていった。
結局ラネルが帰ったのはそれから1時間が過ぎた後だった。
その日の夜、クラリスはいつも通り自分の勉強に励もうとする。
しかし、頭の中は別のことで頭がいっぱいになってしまっていた。
(どうしよう……さっきから何回もマッサージのことを思い出しちゃう……)
マッサージで得た快感が忘れられず、さらにそのせいでたびたび股を濡らしてしまうクラリス。
微細な魔法によって水分を飛ばせるから事故にはなっていないものの、全く勉強に集中できる状態ではなかった。
自分のデリケートな場所から広がる甘美な快感。
してはいけないと分かっていても自分で触ってしまった背徳感。
そして自分の愛する人にそれを触られた時の、恥ずかしくもあり嬉しくもあるあの感情。
様々な思考がぐるぐるとクラリスの頭の中を回っていたが、やがてそれはある一つの行為の開始とともに終わりを告げる。
「ん……っ……」
クラリスは普段勉強をする椅子に座ったまま長いスカートをたくし上げてオナニーを始めてしまった。
理性ではダメだと思っていても本能がそれに逆らうことが出来なかった。
自分で一番気持ちよくなれるように、優しく優しく擦る。
「ぁ…………」
さりげなく探知系の魔法を行使して周囲に人がいないかもしっかり確認し、しかも防音魔法を展開する。
これだけで絶対にバレることのない秘密の空間が完成してしまうのだ。
「んっんっ……」
中指を軽くクリトリスに引っ掛ける。
それに反応して腰が一瞬だけピクッと跳ねる。
「あぁ……タツシ……」
クラリスはタツシのことを思い出しながら自慰を続けていく。
国民のほぼ全員が愛し、敬い、崇める聖女。
今クラリスが住んでいる建物のすぐ隣にある大神殿に所属する人物の中でも最も女神様に近いと言われる聖女。
そんな人物が深夜に一人でオナニーをしてしまっている。
もしこんなことが週刊誌に取り上げられたら一発で世間から干されるに違いない。
この世界には週刊誌などないが。
それからいくらかの間クラリスはオナニーを続けた。
まだそこまで慣れてはいないが、日々タツシに開発されていたからか次第に絶頂に近づいていく。
「あっ……んん♡………」
チュプりと彼女の中指を自分の膣内に浅く挿入した。
「ん♡」
その時だった。
彼女の脳裏に、タツシのブツが浮かんだのだ。
「ああ♡……んっ♡……」
将来、自分の凹に収まるはずの凸。
自分の対になるはずのそれ。
もし、彼と結ばれて、そして彼と一緒に子作りしたらどれほど幸せになるのだろう。
「ダメッ……♡ ああぁぁ♡ あっんっんんっんっ……」
その想像をした瞬間、クラリスは盛大にイったのだった。
(早く……結婚したいわ……)
絶頂した余韻に浸りながら、早くタツシとしたいと望み始めるクラリスであった。
クラリスに付いてきたラネルは……
「ああ! 気持ちいい! もっと、もっとぉぉ♡」
振動する鉄棒のような装置に自らの股を擦り付けてマッサージしていた。
タツシは「楽しそうだからもう少し放っておこう」とだけその時は言ってそのままラネルの元を去っていった。
結局ラネルが帰ったのはそれから1時間が過ぎた後だった。
その日の夜、クラリスはいつも通り自分の勉強に励もうとする。
しかし、頭の中は別のことで頭がいっぱいになってしまっていた。
(どうしよう……さっきから何回もマッサージのことを思い出しちゃう……)
マッサージで得た快感が忘れられず、さらにそのせいでたびたび股を濡らしてしまうクラリス。
微細な魔法によって水分を飛ばせるから事故にはなっていないものの、全く勉強に集中できる状態ではなかった。
自分のデリケートな場所から広がる甘美な快感。
してはいけないと分かっていても自分で触ってしまった背徳感。
そして自分の愛する人にそれを触られた時の、恥ずかしくもあり嬉しくもあるあの感情。
様々な思考がぐるぐるとクラリスの頭の中を回っていたが、やがてそれはある一つの行為の開始とともに終わりを告げる。
「ん……っ……」
クラリスは普段勉強をする椅子に座ったまま長いスカートをたくし上げてオナニーを始めてしまった。
理性ではダメだと思っていても本能がそれに逆らうことが出来なかった。
自分で一番気持ちよくなれるように、優しく優しく擦る。
「ぁ…………」
さりげなく探知系の魔法を行使して周囲に人がいないかもしっかり確認し、しかも防音魔法を展開する。
これだけで絶対にバレることのない秘密の空間が完成してしまうのだ。
「んっんっ……」
中指を軽くクリトリスに引っ掛ける。
それに反応して腰が一瞬だけピクッと跳ねる。
「あぁ……タツシ……」
クラリスはタツシのことを思い出しながら自慰を続けていく。
国民のほぼ全員が愛し、敬い、崇める聖女。
今クラリスが住んでいる建物のすぐ隣にある大神殿に所属する人物の中でも最も女神様に近いと言われる聖女。
そんな人物が深夜に一人でオナニーをしてしまっている。
もしこんなことが週刊誌に取り上げられたら一発で世間から干されるに違いない。
この世界には週刊誌などないが。
それからいくらかの間クラリスはオナニーを続けた。
まだそこまで慣れてはいないが、日々タツシに開発されていたからか次第に絶頂に近づいていく。
「あっ……んん♡………」
チュプりと彼女の中指を自分の膣内に浅く挿入した。
「ん♡」
その時だった。
彼女の脳裏に、タツシのブツが浮かんだのだ。
「ああ♡……んっ♡……」
将来、自分の凹に収まるはずの凸。
自分の対になるはずのそれ。
もし、彼と結ばれて、そして彼と一緒に子作りしたらどれほど幸せになるのだろう。
「ダメッ……♡ ああぁぁ♡ あっんっんんっんっ……」
その想像をした瞬間、クラリスは盛大にイったのだった。
(早く……結婚したいわ……)
絶頂した余韻に浸りながら、早くタツシとしたいと望み始めるクラリスであった。
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