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第4章 聖女の近侍、ラネル
20,自分で……
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タツシもクラリスと同様にスライムのベッドに横たわり、そして寝た。
体をまっすぐに伸ばし行儀よく寝ている。
(今回は何事もなく終わりそうね。まあせっかくもらったしあの魔道具は使おうかしら。)
ラネルはそう思いながらやさしくマッサージを続けるスライムの感触を味わう。
「ふぅーー。」
ラネルだって日頃相当激務なのだ。もちろん誰かに強制されているわけではなく自分からかって出ているのだが。
あの微妙に抜けている聖女をほかの人に任せるわけにもいかないし、自分が一番活躍できる場所は間違いなくここであるとわかっているから何も不安はない。
とはいえ疲れるものは疲れる。
からだの至る所にあった痛みもこのマッサージを受けるようになってから随分改善した。
そんなことを考えている最終だった。
(ん………? なんだかすこし熱い……?)
いつものごとく薬が効いてきたのだがラネルはそれを知らない。
熱いが、だからといって何か問題があるわけでもない。
ラネルは気にしないでそのままマッサージを受けることにした。
椅子に座ったままであるがスライムは器用に背中に回ったり腕に絡みついたりして全身をマッサージしていく。
そして、終了まで一時間というところでラネルは録画装置のボタンを押した。
棚の上にある録画機が静かに録画を開始する。
5分ほど経つと肩を揉んでいたスライムがスルスルと降りてきて乳房を揉み始めた。
「んな!? ……そんなところ……」
おかしいと思いすかさずスライムを引きはがそうとした。しかし――
(まって、このじんじんする変な感じはなんなの……? 痺れるような……でも嫌じゃないかも……)
乳房を弄られるだけでもわずかに感じるラネル。
しばらく弄られていると次第により刺激が欲しくなってきてしまう。
(うっ……もうちょっと先のほうまで……ああ、なんでそこまでしか揉んでくれないの……?)
スライムは乳輪に刺激が行くかどうかという絶妙なところまでしか揉まない。
ラネルの手がピクリと動く。
(そう、確かタツシ様が『手で同じ場所を何回かこするとその場所を重点的にマッサージしますので是非お使いください。』っていってたわ。ってことは……)
ラネルは手を胸の前まで持ってくる。
(いやっそんなはしたないことダメだわ! もしかしたら途中でクラリスとかタツシ様が起きるかもしれないし……)
しかし、胸にいるスライムは依然として際どい所を揉み続ける。
(どうしようどうしよう……まぁ、ちょっとくらいなら……大丈夫よね……?)
おそるおそるラネルは手を胸の先端に近づけている。
そして、手でさすっさすっと乳首のある場所を擦った。
するとさっきまでその場所に触れなかったスライムがいとも簡単にその場所へ到達する。
「あっ……」
ラネルは思わず声を出した。
スライムがその球体で丘の頂上にすっぽりと被さる。
そしてくにくにと優しく揉み始めた。
「んっ………」
本人は意識していないが少しずつ声が出始める。
スライムの刺激は続いていた。
胸からひろがるじんわりとした快感。
波のようなそれは同心円状に広がっていくように思えたが、しかし徐々に徐々にある場所に集まっていくのがラネルにも分かった。
(うっ……そんな……疼いて……いるわ……)
足をもじもじと動かすラネル。
自分でも濡れていると分かるほど股間は出来上がっていた。
手を股間に伸ばそうとするが、慌てて引き止める。
(さすがにそれは見られたら言い訳できないわ……!!)
だが、もっと刺激が欲しい。
ラネルは考えた末、服の中に手を突っ込み乳首を直接触った。
その数秒後にはスライムもラネルの服の中に入る。
「あっ……いい……」
ラネルの豪華なメイド服の、そこそこのふくらみを示していたその場所はもぞもぞと動きだす。
直にスライムに揉まれている上、仕えている主とその主の尊敬する勇者のいる部屋でシてしてまっているという背徳感がますます彼女を昂らせる。
「んっ……ぁあ……」
彼女は目をつぶってその快感をさらに楽しもうとする。
目をつぶってしまえばそこは自分の世界。
真っ暗な中、確かに自分の胸からあたたかな波が広がっていくのが感じられる。
しかし、これを始めてしばらく経つとあることに気が付いてしまった。
(だめ……ますます疼いてきちゃった……)
何とか紛らわそうと身をよじるラネル。
しかし意識しすぎたせいでもはや胸から発せられるあたたかな波は一筋の線になってそのまま股間に直行するようになってしまった。
(ああ、だめ……ダメなのに……)
彼女の手は徐々に徐々に股間に近づいていく。
目を閉じて耽っているせいで同じ部屋に二人がいるのを忘れてしまっている。
そして、彼女が目を閉じているせいで、タツシがすでに起きているのに全く気が付かなかった。
(あはは、アメリアちゃんみたいに、やっぱり気持ちよくなってきちゃうと自分からもっと欲しくなっちゃうんだよねぇ~)
ピクリピクリと動いては引っ込むラネルの手を見てタツシは思った。
(さて、瞼の周辺に麻痺魔法をかけて目を開けなくできたし、鑑賞を楽しもっと。)
タツシは少し離れたところに立ってラネルを見つめる。
そして、ラネルの手はとうとう長いスカートを捲り、股間へと伸びた。
体をまっすぐに伸ばし行儀よく寝ている。
(今回は何事もなく終わりそうね。まあせっかくもらったしあの魔道具は使おうかしら。)
ラネルはそう思いながらやさしくマッサージを続けるスライムの感触を味わう。
「ふぅーー。」
ラネルだって日頃相当激務なのだ。もちろん誰かに強制されているわけではなく自分からかって出ているのだが。
あの微妙に抜けている聖女をほかの人に任せるわけにもいかないし、自分が一番活躍できる場所は間違いなくここであるとわかっているから何も不安はない。
とはいえ疲れるものは疲れる。
からだの至る所にあった痛みもこのマッサージを受けるようになってから随分改善した。
そんなことを考えている最終だった。
(ん………? なんだかすこし熱い……?)
いつものごとく薬が効いてきたのだがラネルはそれを知らない。
熱いが、だからといって何か問題があるわけでもない。
ラネルは気にしないでそのままマッサージを受けることにした。
椅子に座ったままであるがスライムは器用に背中に回ったり腕に絡みついたりして全身をマッサージしていく。
そして、終了まで一時間というところでラネルは録画装置のボタンを押した。
棚の上にある録画機が静かに録画を開始する。
5分ほど経つと肩を揉んでいたスライムがスルスルと降りてきて乳房を揉み始めた。
「んな!? ……そんなところ……」
おかしいと思いすかさずスライムを引きはがそうとした。しかし――
(まって、このじんじんする変な感じはなんなの……? 痺れるような……でも嫌じゃないかも……)
乳房を弄られるだけでもわずかに感じるラネル。
しばらく弄られていると次第により刺激が欲しくなってきてしまう。
(うっ……もうちょっと先のほうまで……ああ、なんでそこまでしか揉んでくれないの……?)
スライムは乳輪に刺激が行くかどうかという絶妙なところまでしか揉まない。
ラネルの手がピクリと動く。
(そう、確かタツシ様が『手で同じ場所を何回かこするとその場所を重点的にマッサージしますので是非お使いください。』っていってたわ。ってことは……)
ラネルは手を胸の前まで持ってくる。
(いやっそんなはしたないことダメだわ! もしかしたら途中でクラリスとかタツシ様が起きるかもしれないし……)
しかし、胸にいるスライムは依然として際どい所を揉み続ける。
(どうしようどうしよう……まぁ、ちょっとくらいなら……大丈夫よね……?)
おそるおそるラネルは手を胸の先端に近づけている。
そして、手でさすっさすっと乳首のある場所を擦った。
するとさっきまでその場所に触れなかったスライムがいとも簡単にその場所へ到達する。
「あっ……」
ラネルは思わず声を出した。
スライムがその球体で丘の頂上にすっぽりと被さる。
そしてくにくにと優しく揉み始めた。
「んっ………」
本人は意識していないが少しずつ声が出始める。
スライムの刺激は続いていた。
胸からひろがるじんわりとした快感。
波のようなそれは同心円状に広がっていくように思えたが、しかし徐々に徐々にある場所に集まっていくのがラネルにも分かった。
(うっ……そんな……疼いて……いるわ……)
足をもじもじと動かすラネル。
自分でも濡れていると分かるほど股間は出来上がっていた。
手を股間に伸ばそうとするが、慌てて引き止める。
(さすがにそれは見られたら言い訳できないわ……!!)
だが、もっと刺激が欲しい。
ラネルは考えた末、服の中に手を突っ込み乳首を直接触った。
その数秒後にはスライムもラネルの服の中に入る。
「あっ……いい……」
ラネルの豪華なメイド服の、そこそこのふくらみを示していたその場所はもぞもぞと動きだす。
直にスライムに揉まれている上、仕えている主とその主の尊敬する勇者のいる部屋でシてしてまっているという背徳感がますます彼女を昂らせる。
「んっ……ぁあ……」
彼女は目をつぶってその快感をさらに楽しもうとする。
目をつぶってしまえばそこは自分の世界。
真っ暗な中、確かに自分の胸からあたたかな波が広がっていくのが感じられる。
しかし、これを始めてしばらく経つとあることに気が付いてしまった。
(だめ……ますます疼いてきちゃった……)
何とか紛らわそうと身をよじるラネル。
しかし意識しすぎたせいでもはや胸から発せられるあたたかな波は一筋の線になってそのまま股間に直行するようになってしまった。
(ああ、だめ……ダメなのに……)
彼女の手は徐々に徐々に股間に近づいていく。
目を閉じて耽っているせいで同じ部屋に二人がいるのを忘れてしまっている。
そして、彼女が目を閉じているせいで、タツシがすでに起きているのに全く気が付かなかった。
(あはは、アメリアちゃんみたいに、やっぱり気持ちよくなってきちゃうと自分からもっと欲しくなっちゃうんだよねぇ~)
ピクリピクリと動いては引っ込むラネルの手を見てタツシは思った。
(さて、瞼の周辺に麻痺魔法をかけて目を開けなくできたし、鑑賞を楽しもっと。)
タツシは少し離れたところに立ってラネルを見つめる。
そして、ラネルの手はとうとう長いスカートを捲り、股間へと伸びた。
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