【R18】スライムにマッサージされて絶頂しまくる女の話

白木 白亜

文字の大きさ
上 下
143 / 243
第4章 聖女の近侍、ラネル

20,自分で……

しおりを挟む
 タツシもクラリスと同様にスライムのベッドに横たわり、そして寝た。



 体をまっすぐに伸ばし行儀よく寝ている。



(今回は何事もなく終わりそうね。まあせっかくもらったしあの魔道具は使おうかしら。)



 ラネルはそう思いながらやさしくマッサージを続けるスライムの感触を味わう。



「ふぅーー。」



 ラネルだって日頃相当激務なのだ。もちろん誰かに強制されているわけではなく自分からかって出ているのだが。



 あの微妙に抜けている聖女をほかの人に任せるわけにもいかないし、自分が一番活躍できる場所は間違いなくここであるとわかっているから何も不安はない。



 とはいえ疲れるものは疲れる。



 からだの至る所にあった痛みもこのマッサージを受けるようになってから随分改善した。



 そんなことを考えている最終だった。



(ん………? なんだかすこし熱い……?)



 いつものごとく薬が効いてきたのだがラネルはそれを知らない。



 熱いが、だからといって何か問題があるわけでもない。



 ラネルは気にしないでそのままマッサージを受けることにした。



 椅子に座ったままであるがスライムは器用に背中に回ったり腕に絡みついたりして全身をマッサージしていく。



 そして、終了まで一時間というところでラネルは録画装置のボタンを押した。



 棚の上にある録画機が静かに録画を開始する。



 5分ほど経つと肩を揉んでいたスライムがスルスルと降りてきて乳房を揉み始めた。



「んな!? ……そんなところ……」



 おかしいと思いすかさずスライムを引きはがそうとした。しかし――



(まって、このじんじんする変な感じはなんなの……? 痺れるような……でも嫌じゃないかも……)



 乳房を弄られるだけでもわずかに感じるラネル。



 しばらく弄られていると次第により刺激が欲しくなってきてしまう。



(うっ……もうちょっと先のほうまで……ああ、なんでそこまでしか揉んでくれないの……?)



 スライムは乳輪に刺激が行くかどうかという絶妙なところまでしか揉まない。



 ラネルの手がピクリと動く。



(そう、確かタツシ様が『手で同じ場所を何回かこするとその場所を重点的にマッサージしますので是非お使いください。』っていってたわ。ってことは……)



 ラネルは手を胸の前まで持ってくる。



(いやっそんなはしたないことダメだわ! もしかしたら途中でクラリスとかタツシ様が起きるかもしれないし……)



 しかし、胸にいるスライムは依然として際どい所を揉み続ける。



(どうしようどうしよう……まぁ、ちょっとくらいなら……大丈夫よね……?)



 おそるおそるラネルは手を胸の先端に近づけている。



 そして、手でさすっさすっと乳首のある場所を擦った。



 するとさっきまでその場所に触れなかったスライムがいとも簡単にその場所へ到達する。



「あっ……」



 ラネルは思わず声を出した。



 スライムがその球体で丘の頂上にすっぽりと被さる。



 そしてくにくにと優しく揉み始めた。



「んっ………」



 本人は意識していないが少しずつ声が出始める。



 スライムの刺激は続いていた。



 胸からひろがるじんわりとした快感。



 波のようなそれは同心円状に広がっていくように思えたが、しかし徐々に徐々にある場所に集まっていくのがラネルにも分かった。



(うっ……そんな……疼いて……いるわ……)



 足をもじもじと動かすラネル。



 自分でも濡れていると分かるほど股間は出来上がっていた。



 手を股間に伸ばそうとするが、慌てて引き止める。



(さすがにそれは見られたら言い訳できないわ……!!)



 だが、もっと刺激が欲しい。



 ラネルは考えた末、服の中に手を突っ込み乳首を直接触った。



 その数秒後にはスライムもラネルの服の中に入る。



「あっ……いい……」



 ラネルの豪華なメイド服の、そこそこのふくらみを示していたその場所はもぞもぞと動きだす。



 直にスライムに揉まれている上、仕えている主とその主の尊敬する勇者のいる部屋でシてしてまっているという背徳感がますます彼女を昂らせる。



「んっ……ぁあ……」



 彼女は目をつぶってその快感をさらに楽しもうとする。



 目をつぶってしまえばそこは自分の世界。



 真っ暗な中、確かに自分の胸からあたたかな波が広がっていくのが感じられる。



 しかし、これを始めてしばらく経つとあることに気が付いてしまった。



(だめ……ますます疼いてきちゃった……)



 何とか紛らわそうと身をよじるラネル。



 しかし意識しすぎたせいでもはや胸から発せられるあたたかな波は一筋の線になってそのまま股間に直行するようになってしまった。



(ああ、だめ……ダメなのに……)



 彼女の手は徐々に徐々に股間に近づいていく。



 目を閉じて耽っているせいで同じ部屋に二人がいるのを忘れてしまっている。



 そして、彼女が目を閉じているせいで、タツシがすでに起きているのに全く気が付かなかった。



(あはは、アメリアちゃんみたいに、やっぱり気持ちよくなってきちゃうと自分からもっと欲しくなっちゃうんだよねぇ~)



 ピクリピクリと動いては引っ込むラネルの手を見てタツシは思った。



(さて、瞼の周辺に麻痺魔法をかけて目を開けなくできたし、鑑賞を楽しもっと。)



 タツシは少し離れたところに立ってラネルを見つめる。



 そして、ラネルの手はとうとう長いスカートを捲り、股間へと伸びた。
しおりを挟む
2章3話読了後にぜひこちらもお読みください!
クレナのサイドストーリー


感想 80

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

処理中です...