上 下
120 / 243
第3章 タツシの夏休み

37,自分で

しおりを挟む
 深く考えず、本能的に自分の膣に魔剣を迎え入れたクレナ。

「ん♡あ…♡……♡っ…ん…あ……♡っんあっ」

 今度は自分のペースで楽しめるのだ。

 さっきまでにはなかった落ち着いたペースで剣を抜き差しする。

 この剣自体、決して軽いものではない。

 しかしさっきタツシが言った通りクレナにはまだ腕の筋肉に余裕があったため動かすことができた。

「ここ……これでやるといいな……」

 剣に角度をつけて、Gスポットをぐりっと押し込む。

「ああ! ……っと。思わず声が……あっ!」

 自然に声が出てしまって抑えられない。

 声を出すたびに激しく消耗した腹筋が悲鳴を上げる。

「うっ……腹筋が……いや、しかし……」

 やっぱり気持ちいいため、オナニーをやめられない。

 剣柄を膣に入れて10分。

 ドリンク(媚薬50%)の効果も表れ始める。

 彼女はゆっくりと、着実に自分を高めていった。

「はぁ、はぁ、はぁ……んっ……ひんっ!? あっ ぃく……」

 強く剣柄を押しこんだ。

「…っんああっあ!っ…ああんああ…んあっ……んんあん…っあんあ…ん………んっんあん!」

 腰はあまり動かないが、括約筋だけはしっかり動いた。

 ぴゅっっと液体が飛び出す。

「はぁ、はぁ……結局自分でしてしまった……」

「いいんですよ別に。気持ちよくさえなっていただければ。ただ、休みたいんじゃなかったんですか?」

 タツシはすでに部屋に入っていた。慌ててクレナは自分の膣から剣を抜き、足を閉じる。

 一切音のならないチート魔法、転移 によって入ってきたのだ。

 世の中の99.9%が使えない希少魔法をエロのために使うという無駄遣い。なんてこった。


 クレナは驚き、そして羞恥の顔を見せる。

「いつから……いたんだ……?」

「3分前? ですかね。」

「だったらその時に声をかけろ!」

「あまりにも気持ちよさそうだったので、つい……」

 結局クレナはアレだけ魔剣を汚したくないといいながら自分でしてしまったのをタツシに完全にみられていたわけだ。

「魔剣から液体が滴っていますねぇ。」

「う……もうやめろ!!」

「ははは、失礼しました。では最後の訓練をしましょう。最後は懸垂ですね。」

「なるほど。」

「こちらの機械を使って行います。」

「一見普通の機械だな?」

 本当に普通の懸垂マシンだ。

「はい。たださっきみたいにスライムが貼りつきますけどね。」

「では、さっそくやるとするか。」

 クレナはすぐさま懸垂マシンに行き、そしてぶら下がった。

「それじゃあ始めますよー。」

 電気スライムが貼りつき、クレナの意志とは無関係に筋肉が動かされる。

 上下に大きく体が揺れる。

 そして、3往復したとき。

 持ち上げた体をしたにおろすと……

「ぐっ……また来るとは思っていたが……」

 クレナの膣に剣が刺さった。

「でも今回はそんなに入っている時間長くないよな? かなり高くに上がるし……」

「あ、今回はずっと入れていてもらいますから。」

「え?」

 そういうとタツシはクレナのスカートの内側についているベルトに、ひもを結び、さらにそれに剣のつばをひっかけた。

「知ってますか? 魔剣って、同じ属性の魔石を刀に充てると魔力が補充されて、その時に振動するんですよ。」

「え? っておい、あああああああ♡ 今はやめろおおお!!」

 バイブのごとく振動する魔剣が、彼女の膣内に入って固定されている。

 この状態で懸垂を強制的にやらねばならないのだ。

「あぅっ……んんんん! ぐっ………待ってくれ、こんなの、無理だ……あーあーあー!!!」

 腕を脱力したタイミングで彼女は腰を揺らす。すると彼女の体全体、そして彼女の股間からぶら下がっている剣が大きく揺れる。

 そのあと再び彼女の腕は曲げられ、体全体が上へと持ち上げられる。

「あっ……くっ……もう……無理だ……ぁぁああああ! ああ! ああ♡ あっ♡ あんっ……こんなの……できるわけ……あぁぁぁ……」

 クレナはイった。ちょうど体を下すタイミングで絶頂したため、再び体と剣が激しく前後にスイングしている。

「大丈夫ですよ。ほら、まだ腕はしっかり動いているじゃないですか。この調子で頑張りましょう?」

「うっ……イっているときに……いぃぃっ! 筋肉を動かす…と…っ……おかしくなるんだぁああ!」

「じゃああと1分にしましょう。ほら、耐えてください。ちゃんと近くで見ていてあげますから。」

 そういってタツシはクレナの正面に行き、そしてしゃがみこんだ。

「おい! なんで下から……はぁ、はぁ、覗くんだ! 横から見ていればいいだろっ……お!」

「いやあ、ちゃんと剣が入っているか確認しようかと……」

「入っている! 入っているから大丈夫だ!」

「それはよかった。お、これで終わりですねー。」

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 クレナの筋肉は解放され、剣が抜かれた後そのまま地面にストッっと降り立った。

「も、もう全身動かない……これで終わりだろうな……」

「ええ、筋トレは終わりです。最後にマッサージしましょう。」

「なっ……マッサージって、まさかお前とまたヤるのか!?」

「ええ、ですが、今回特別に私のをクレナさんにあげますよ。」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

連続寸止めで、イキたくて泣かされちゃう女の子のお話

まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)   「一日中、イかされちゃうのと、イケないままと、どっちが良い?」 久しぶりの恋人とのお休みに、食事中も映画を見ている時も、ずっと気持ち良くされちゃう女の子のお話です。

男友達を家に入れたら催眠術とおもちゃで責められ調教されちゃう話

mian
恋愛
気づいたら両手両足を固定されている。 クリトリスにはローター、膣には20センチ弱はある薄ピンクの鉤型が入っている。 友達だと思ってたのに、催眠術をかけられ体が敏感になって容赦なく何度もイかされる。気づけば彼なしではイけない体に作り変えられる。SM調教物語。

【R18】やがて犯される病

開き茄子(あきなす)
恋愛
『凌辱モノ』をテーマにした短編連作の男性向け18禁小説です。 女の子が男にレイプされたり凌辱されたりして可哀そうな目にあいます。 女の子側に救いのない話がメインとなるので、とにかく可哀そうでエロい話が好きな人向けです。 ※ノクターンノベルスとpixivにも掲載しております。 内容に違いはありませんので、お好きなサイトでご覧下さい。 また、新シリーズとしてファンタジーものの長編小説(エロ)を企画中です。 更新準備が整いましたらこちらとTwitterでご報告させていただきます。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

処理中です...