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第3章 タツシの夏休み

30,勇者のぬくもり

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「ひゃああああっ!あぁぁぁぁ!……ああぁっあああぁああ♡っああぁぁ! あぅっ……あんっ…あっあっあっあああ……」

 クレナは激しくイった。

「あああ♡ 勇者ひゃま……アタシ、あなたのこと愛しています♡ 本当に好きなの、好きなのに……」


 ここにきて薬の効果が切れた。

 いろいろヤバイ薬の影響もあってここまで激しい妄想をしてこれたクレナ。

 しかしいま薬の効果は消滅した。依存性は即座にスライムによってこっそり回復されたものの、性欲と愛欲は満たされない。

 さらに、もっと悲しい現実が見えてしまう。

「うっ………んっ……気持ちいいが……しかし細い……短ぃ……」

 太いものが入っているという幻覚は消え去った。

 自分の指でオナニーをするのには限界がある。

 どうしてもそこまで長くないせいで一番欲しい部分には届かない。

 しかも刺激もほかの男とするより少ない。

「勇者様、私、会いたいです……もっと、強くなって……釣り合うようになれば、いつか結……」

 そこまで妄想して、オナニーを再開する。

「あん♡ やっぱり、指だと満足できないの……でも、こうしていないと寂しくなるから仕方ない!」

 こうして、あまりの寂しさからか一晩中クレナは股を弄り続けた。

 日が昇るころ。

「あっん…あ♡あっ…♡っん♡んんっあんあ♡…♡ん…っんんあ…♡…ああああ!?!? まって、急に気持ちよく……あん♡!」


 犯人は当の勇者だ。

「クレナちゃんがかわいそうだから、特別にちょこっとだけスライムで奥を気持ちよくしてあげるよ。」




「っん……♡んん…っんあ……あ…♡♡んあっああっ、そこ♡ なんで気持ちいいんだ……んんん♡ ああ! さいこー!」

 体全体を打ち震わせて喜ぶクレナ。

 ぐちゅり、ぐちゅり

 体の奥で発せられるその音は直接空気中には出てこないものの、クレナは肉体で感じていた。

 一番幸せな場所に刺激が行くその悦び。

 数か月前に知ったその悦びをかみしめるべく、全身をうねらせて楽しんでいたら、やがて快感がピークを迎える。


「勇者様あ♡…♡っあぁぁ♡んん……♡ああっああぁぁ♡…んん♡んんあ…あぁあっんん!んんっ…んん!っあああっ♡♡ ああ! そんな!? 出していただけるなんて!! アアアぁぁぁぁぁ♡♡ 全部おなかの中に出してくださいいいぃ!! あっ」


 店の控室で射精するタツシ。前に海で少女にやったのと同じように、スライムの中に精液を注入していた。

 それを転送し、勢いよく彼女の中に噴射するスライム。

「あ♡ん♡…ん…んんっ……ん……あ………ああ…あんっ…♡んあああっ…んん…っ…♡んんあ♡…んっ…っ…あ♡ん……勇者様……赤ちゃん、絶対生みますからぁ……」

 本人はこれが幻覚のようなものだと思ってやっている。

 しかし実際勇者本人に中だしされているのだからクレナは幸せ者だろう。

 この後レベルの上昇判定が下った後スライムが少しだけ子宮内に残しつつ精液を回収した。



「あ~、気持ちよかった。 うーん、でも、やっぱり直接出したいなぁ………。確か今日クレナちゃんここに来るし、一回だけしちゃおうかなぁ……」

 そう、クレナはパーティーの翌日は休日となっており、スライム・リフレに予約を入れていた。

 クレナの本当の快楽はここから始まる。
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