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第3章 タツシの夏休み

22,タツシは海で遊ぶ

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 タツシはアメリアと別れたあとも暫く二号店にいる。

 新たに雇ったスタッフへの指導など、やらねばならないことも多いのだ。

 だが、もちろん休憩時間もある。

 タツシは早速海に出……ずに控室にこもる。

 そしてスライムに命じて海でまたしてもイタズラを仕掛けることにしたようだ。

 きっと彼は今現代日本に戻っても一瞬で性犯罪者として捕まってしまうに違いない。

「おっ、いいねぇ、あの子達のところに行ってよ」

 スライムはタツシに命令されたとおりに少女たちのところへ移動する。

 ヒトデのような生物に擬態しているため誰かに見られてもさして心配はない。移動速度が異常であることを除けば。

 三人で集って遊んでいる女子学生のところへスライムは向かう。

 二人が一人を砂に埋めている。

「なんかこれ楽しい! 体全体がギュッってする! 温かい感じかな。」

「えーマジー? 後でアタシにもやってよ~」

「いいよー!」

 スライムは密かに、女子学生の近くで砂に潜り、砂に埋もれて遊んでいる金髪の少女の股間部分に移動する。

 彼女たちも皆ビキニだ。

 スライムは金髪の少女の股間部分にたどり着くと、ソワッっと細い触手で彼女のクリトリスのあるあたりを触る。

(ん? なんかいるのかな?)

 股間部分になにかが当たったような気がするものの、よくわからない。

 砂による圧がさらに強くなっていく中で、なにか石でも当たったのかと思うことにした。

 しかし。

(いや! まって、なんか変! あそこが熱い……)

 スライムは股間部分の砂に大量の媚薬を染み込ませていった。それが彼女の水着に染み込んでいく。

「どお? 首以外全部埋まっちゃったけど!」

「あはは、楽しいー!」

 股間部分が変だということは一切言わず、少女はその場をやり過ごす。

「じゃあさ、アタシらで10分くらい泳いでくるから、そのあと交代しよ?」

「う、うん! 分かった!」

「じゃあね!」

 砂に埋もれていない二人は近くでバレーボールのような遊びを始める。

 だが、金髪の少女にはそんなことは関係ない。

(いやっ! まって、何なのこれ……)

 スライムがイソギンチャクのような形になり、彼女の股間に張り付く。

 そしてそのまま、幾本もの触手を使って股間全体を刺激していく。

 大量の媚薬も触手から分泌される。

(あう! まって、いや、こんなのおかしい……)

 体が震え始める。強い快感を感じ始めていた。

(いや……なんか……アソコが変……)

 ただ、まだオナニーをしたことのない彼女は、これの正体を知らない。

(まって、なんかきちゃう! いや、そんな……)

 スライムは触手で小さなクリトリスを上から水着ごと押し込む。

「ああ! うっ……んっ…」

 彼女はイった。人生で初めて。

(なんだったんだろう……でもこの感じ、嫌じゃない……)

 このあと少女は友達たちに掘り起こされ、何事もなかったかのように遊び始めた。

 一方新たに砂に埋められた少女。この子は茶髪だ。


(いや! なに!? なんか変なのいる……)

 スライムが同じことをこの少女にしていた。しかし、今度は彼女の水着の中に入っていった。

「…………」

(いや! 声が出せない! っていうか体が動かない!?!? なんで!?!???)

 かつてアメリアにスライムが行使した、麻痺魔法。(詳細は0章第1話)

 それと強めの幻惑魔法をこの少女に使っていた。

 もちろんこれら一連のスライムの行動は全てタツシが指示していることである。

「おお! まじか! こんなかわいい子なのに、処女じゃないのか! まあ、かわいいから彼氏もすぐできるか。

 よし! この子の中に入って、犯しまくろう!」

 テンションの高いタツシ。

 スライムはしっかり指示に従う。

(いやっ……入ってきている……ぬるぬるしたのが……そんなぁ……)

 スライムは茶髪の少女の膣内にいとも簡単に侵入していく。体中から媚薬の粘液を分泌しながら。

「………………」

 依然として声の出せない少女。

(まって、そんな、嫌なのに……気持ちぃ……って、何考えているのアタシ!?)

 スライムはうねうねと動く。

(いやっ、そこは、本当にやめてぇ……)

 人間にはできない特異な動きでGスポットを強く押すスライム。

(いやだああ! やだ、いなやの! 本当にやめてよ、ねぇ……)

 スライムはなおも責め続ける。

(ああ、イっちゃう……そんな……訳も分からない何かに……)

 次の瞬間、声帯の麻痺が解除された。

「あああ! あっ んっ あっ……!?!? いy」

 いや、と言おうとしたところでまた声が出せなくなる。

(そんな、アタシ、あんな恥ずかしい声を出しちゃったの……?)

 そしてスライムの動きはエスカレートしていく。

(いやあああ! なんなのこのぶるぶる……あっ……本当にやめてええ!)

 スライムは強い媚薬を子宮に注入しながらバイブレーションを続ける。

 2分経たないうちに再び少女は絶頂に上り詰める。

(そんな……ああ、またきちゃう……こえ、出さないようにしなきゃ……)

 砂に埋もれながら、少女は絶頂した。

 その瞬間、彼女の子宮内に粘性の液体が勢いよく放出された。

「いやあああ!? 何!? あああ♡ あんっ ああああ♡ まって、なにこれぇ……ダメッ アッ」



「おおお! これマジで気持ちいいな! 最高!」

 タツシは秘密の控室でシコっていた。そして、彼女が絶頂する瞬間、タツシはチンコの先端にへばりついていたスライムに向かって射精した。

 そのスライムは今茶髪の少女の蜜壺の感触を模倣している。

 流石にタツシのを彼女の中に送るということはせず、似た質感の白い粘液を彼女の中に転送した。

 本物の方はどこぞのスライムに転送された。今夜にでも商人の娘さんの中に入ることだろう。

 


「なに、なんなのよこれ、こんなのおかしい! まるで男のアレ……!?」

 少女は思いついた。しかしその時友達が来てしまった。

「どうだった~??」

「あ、ああ、あはは、気持ちよかった……」

「じゃあ最後ウチにもやって~?」

「あ、う、うん……」

 スライムは溢れている白い粘液と彼女の僅かな愛液をサッと回収し、転移魔法で退場する。

 ここで、彼女にかかっていた幻惑魔法が切れ始める。

 幻惑魔法にかかっている状態ではいまいち記憶の整合性が取れなくなり、効果が切れた後にうまくそのことを思い出せなくなる。

(あれ、なんか、変なことが起きていたような……? まあ、いいか。)

 茶髪の少女は犯されたことを完全に忘れ、その後も海で遊ぶのを楽しんだ。


 ちなみに、しっかり彼女の子宮の中には少し媚薬の混ぜられた白い粘液が残っている。
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