上 下
104 / 243
第3章 タツシの夏休み

21,けじめ

しおりを挟む
「あああああ! どんどん進んでいく~♡ 速いい! ああイク! もうらめ!」

「ちょっと、俺は真面目にアメリアちゃんを送っているのに、ひとりで気持ちよくならないでよ!?!?」

「いやっ…ああっああ……ああっ…そんなの……無理い……」

 タツシがドスッドスッっと断続的に前進しながら進む。その動きが断続的な動きのせいで、アメリアがバックで突かれている訳だ。

 もちろん本当にしっかり進むためなら水の抵抗などを考えてこの進み方は最悪なのだが……

「あっんあ…ん♡っ…っ…♡ああっあ…♡ んんあんっ……んっん♡…んっ…っん……あ~~~~!!、いっちゃった☆ ああっ、気持ちよさ過ぎて天国にいっちゃいそう……」

「アメリアちゃん!? だめだよ!? 天国行く前にあと5000回は絶頂してからね!?」

「いやっでも、もうなんだか昇っちゃいそう……」

(ああ、もうこれ精神的にかなり疲れているんだろうな。久しぶりに気絶しちゃうかな?)

「まあ、アメリアちゃん、疲れていたら寝ちゃってもいいよ。ちゃんと送り届けてあげるから。」

「ひゃい、分かりましたぁ」

 グタッ

 アメリアは死んだかのように体から力が抜けた。


「はい、転移。」


 浜辺がすぐそこまで見える位置。

 水深2mほどのところに二人は転移していた。

「じゃ、俺のお薬を受け取ってから、起きてもらおうかな。」

 そういうと完全に脱力しているアメリアの膣に肉棒を思いっきり出し入れし始める。

「あはは、なんだ、力が入っていないの手足だけじゃん。お膣の筋肉はすごい元気だねぇ! おっと、白いお薬一杯受け取ってね~」

 ドビュッドビュッ!!

 彼女の中は白濁で満たされた。もちろんこの時にある程度スライムに回復させる。

 そして、アメリアを背浮きさせると、クリトリスをぎゅっっと強くつまむ。

「あひゃんっ♡」

 その次の瞬間、タツシは転移してその場から消えた。

 と言っても実は200m先の小屋の中に行っただけだが。


 クリトリスをつままれて起きたアメリアは水着を整えつつ状況を確認する。

(あ、もうこんな浅いところに来ていたのね……タツシさん、帰っちゃったのかなぁ……)

 そう思いながら海を進んでいく。

 ぱしゃりぱしゃり。

 水底を歩いて浜辺に上がった。

「あ、アメリア!!?? 遅かったじゃないか、心配したぞ!!」

「あれ? 先輩、望遠鏡で見てたんじゃ……」

「それが、急に見失っちゃってさ……。本当にアメリア、あの島まで行ったのか?」

「え、ええ! それはもちろん! 私泳ぐの得意ですから!」

「本当にすごいな……」

「さ、今日はもう疲れましたし、帰りましょう?」

「あのさ……一個聞きたいんだけど、全く息切れしていないの凄いよね……」

「え? あ、まあ、あはは。ゆっくり泳いで帰ってきちゃったんで……」

「いや、ゆっくり泳いでいたらこんな距離往復できないでしょ」

「あ、いや、そうですけど……」

(タツシさんの精液頂きましたなんて言えないし……)

(これはあれだな、多分アメリアはあの島まで行っていないで、俺が見失ったときには既に引き返していたんだろうな。まあ気づかなかったふりしてあげた方がいいだろう。)


 こうして、長い(?)一日は終わり、二人はホテルに帰った。

 その夜もジートの頼みでアメリアとするも、結局アメリアはイケないまま終わってしまったようだ。

 ちなみに、アメリアは完全に忘れ去っているがしっかり膣の中に未だにスライムがいる。


 二泊三日の旅行が終わり、家に帰った時に再びスライムは動き始めた。

「あっ♡ いや、そんなっ♡ 忘れてた……」

 しかしこの時は絶頂するまで責めることはなく、すぐに収まる。



 その日の夜、風呂場にて。

「あれ? スライムさん、その玉、持ってきたの?」

 タツシから渡された魔道具を持ってくるスライム。

 二つの玉をアメリアの膣内に押し込み、最後にスライム自身が入り込んで蓋をする。

 アメリアは咄嗟にその巧みな魔力制御で二つの玉を振動させる。

「んんんんっ あんっ あ……やっぱり一人でするときはこれがいい……あん……」

 全く止まることなく震え続ける玉。

 この玉は本来魔力を貯蔵するための物であり、魔力を貯蔵している最中にこうして震えるようになっているのだ。つまり、いまアメリアの持っている二つの玉は莫大な魔力が貯蔵されている。

 これをアメリアは知らないうちに学校の実践訓練などで消費していたため、魔力量がとてつもなく多い子、という認識になっていた。

「ああ、イく! んんっ あん………んんんんんんん!?!?」

 絶頂しているとき、突如子宮内に何かが満ち溢れる。

 その味は、だいぶ前から病みつきになって忘れられない味。本人から直接受け取らない限りレベルアップの恩恵はないし、人間の体温ほどの温かさはないのだが、それでも体は味を忘れない。

「あん♡ この組み合わせ、最高!」

 スライムはアメリアがこの魔道具で絶頂したときに、タツシの精液を噴射することにしたのだ。

 スライムだけを使ってオナニーをしてしまうと彼女の魔術の上達が無い。それを危惧したタツシがこういう命令を出した。


 魔道具を使って、絶頂すればご褒美が貰える。

 これを覚えてしまったら、やめることは出来ない。


 オナニーの回数が、また一日7回にまで増えたのはこの日からだった。



 ちなみに、彼氏とはしっかり付き合い続けた。彼女にとって、恋愛と性欲は別物。

 好きな人とイチャイチャし、一人の時に楽しくイク。

 そんな毎日を過ごしていく。

 アメリアにとっては、タツシとするアレはただのマッサージでしかない。

 それはその後も週に一回しっかり行っていたし、それ以外ではジートと楽しくデートしたり手をつないで登下校したりとイチャついていた。

 ただ、ジートが頼み込んでもしだいにアメリアは体を許すことは無くなっていってしまった。

 なぜだろう?
しおりを挟む
感想 80

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪

奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」 「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」 AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。 そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。 でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ! 全員美味しくいただいちゃいまーす。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

お兄ちゃんはお医者さん!?

すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。 如月 陽菜(きさらぎ ひな) 病院が苦手。 如月 陽菜の主治医。25歳。 高橋 翔平(たかはし しょうへい) 内科医の医師。 ※このお話に出てくるものは 現実とは何の関係もございません。 ※治療法、病名など ほぼ知識なしで書かせて頂きました。 お楽しみください♪♪

処理中です...