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第3章 タツシの夏休み
17,晴天の下で
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海の中で一緒に泳いだり、浜辺の砂を使って遊んだり、なんだかんだとアメリアとジートは濃い時間を過ごした。
午後2時半。
「いやあ、アメリアって本当に体力あるよな……」
「そうですか? でも、確かに今日はなんだかいつもより調子がいいような……」
「うーん、こりゃあ彼氏として負けていられないな。これからもっと鍛えていかないと……」
とはいえ、アメリアが週に一回行っている筋トレ(?)はかなりハードなうえ、疲れたら即回復されまた激しく動くのだ。
しかも動けば動くほど気持ちいい。
なかなかそれを上回る筋トレというのも難しいだろう。
「あの、先輩! 沖まで泳ぎませんか?」
「え……沖って、どの辺?」
「あの岩山のあたりです……」
「岩山何てある? な、なあアメリア、まさかとは思うけど、霞んで見えるあの島のこと言ってるんじゃないよな……?」
「あ、あれ島だったんですか! ええ、それですよ! 行きましょう?」
「い、いや……ちょっと……キツイかな…」
彼氏としての見栄もあり行きたいのはやまやまだったがどうしても距離が遠すぎる。
「じゃ、じゃぁ……一人で泳いで行ってもいいですか?」
「う~ん、もし何かあった時困るなぁ。望遠鏡で見ていてもいい?」
「えっ……まあ、ええ、はい。見えるかわかりませんけど」
「まあ見失っちゃったらそれはそれで諦めるさ。なるべく直線で泳いで行ってくれよ?」
「わかりました……」
望遠鏡で見られてしまっても大丈夫なのか不安に思いつつ、アメリアは泳いでいった。
「早!!」
アメリアは水魔法を駆使してズンズン進んでいく。実はスライムがアメリアに弱めの回復魔法と、魔力譲渡を行っているためアメリアの魔力、体力は一向に尽きないのだ。
(頭を下げていないと抵抗が大きくなるなぁ……)
前が見えなくて不安だが、進まないのも嫌なため下を向く。
浜辺と岩山の距離の半分を超えた辺りにタツシはいた。
「いや、タツシさん、どこから来たんですか? 全くさっきまで姿が見えなかったですけど」
「秘密!(転移で~す)」
タツシはいま黒いパンツ型の水着を履き、背浮きしている。
「あ、それで、あの、ジート先輩が望遠鏡で私たちのことを見ているみたいで……」
「え? そうなの? まあこの体制なら俺は見えていないでしょ。」
「まあそうですけど……でもマッサージが出来ない……」
「いや、できるよ。ほら、おいで」
アメリアはタツシのすぐそばに移動する。
「じゃあ、アメリアちゃんはさっきみたいに泳いでいてね。俺が勝手にマッサージするから。」
「えっどうやって……」
「ほら、こうすれば水中でも簡単に息ができるから……」
タツシは自分の周りに空気だけの空間を作り出し、そのまま海に潜る。そしてアメリアの真下で背中を下にして水中に留まる。
「あん♡」
水中でアメリアの腰に左手を回し、右手を割れ目にあてがう。
「ほら、どうせ今までも手を動かさないで泳いだんだから、このまま島のところまで進んじゃおう!」
彼らは行進しながらヤることになった。
ちなみにタツシの絶妙な動きを支えているのはもちろんスライムだ。
スライムが自由に体内に空気を含むことができるおかげで簡単に浮力の調整を行うことができるようだ。
「あれ? もう濡れてるじゃん。じゃあもう挿れちゃうよ?」
「あっ……はいぃ……」
アメリアの顔の周囲にも空気で満たしてある。
おかげで二人は難なく会話できるのだ。空気と海水の間には何もない。知らなければ完全に超常現象だ。
タツシは自分の水着を脱ぎ捨てた。完全な裸だ。
アメリアはそれに気づいて顔を赤くする。
(タツシさんの体、筋肉すごくてカッコイイ……)
タツシは手でアメリアの水着をずらすと、自分の肉棒を差し込んでいく。
「んっ」
「あれ? もしかして彼氏と昨日の夜とかにヤった?」
「え!?!?」
午後2時半。
「いやあ、アメリアって本当に体力あるよな……」
「そうですか? でも、確かに今日はなんだかいつもより調子がいいような……」
「うーん、こりゃあ彼氏として負けていられないな。これからもっと鍛えていかないと……」
とはいえ、アメリアが週に一回行っている筋トレ(?)はかなりハードなうえ、疲れたら即回復されまた激しく動くのだ。
しかも動けば動くほど気持ちいい。
なかなかそれを上回る筋トレというのも難しいだろう。
「あの、先輩! 沖まで泳ぎませんか?」
「え……沖って、どの辺?」
「あの岩山のあたりです……」
「岩山何てある? な、なあアメリア、まさかとは思うけど、霞んで見えるあの島のこと言ってるんじゃないよな……?」
「あ、あれ島だったんですか! ええ、それですよ! 行きましょう?」
「い、いや……ちょっと……キツイかな…」
彼氏としての見栄もあり行きたいのはやまやまだったがどうしても距離が遠すぎる。
「じゃ、じゃぁ……一人で泳いで行ってもいいですか?」
「う~ん、もし何かあった時困るなぁ。望遠鏡で見ていてもいい?」
「えっ……まあ、ええ、はい。見えるかわかりませんけど」
「まあ見失っちゃったらそれはそれで諦めるさ。なるべく直線で泳いで行ってくれよ?」
「わかりました……」
望遠鏡で見られてしまっても大丈夫なのか不安に思いつつ、アメリアは泳いでいった。
「早!!」
アメリアは水魔法を駆使してズンズン進んでいく。実はスライムがアメリアに弱めの回復魔法と、魔力譲渡を行っているためアメリアの魔力、体力は一向に尽きないのだ。
(頭を下げていないと抵抗が大きくなるなぁ……)
前が見えなくて不安だが、進まないのも嫌なため下を向く。
浜辺と岩山の距離の半分を超えた辺りにタツシはいた。
「いや、タツシさん、どこから来たんですか? 全くさっきまで姿が見えなかったですけど」
「秘密!(転移で~す)」
タツシはいま黒いパンツ型の水着を履き、背浮きしている。
「あ、それで、あの、ジート先輩が望遠鏡で私たちのことを見ているみたいで……」
「え? そうなの? まあこの体制なら俺は見えていないでしょ。」
「まあそうですけど……でもマッサージが出来ない……」
「いや、できるよ。ほら、おいで」
アメリアはタツシのすぐそばに移動する。
「じゃあ、アメリアちゃんはさっきみたいに泳いでいてね。俺が勝手にマッサージするから。」
「えっどうやって……」
「ほら、こうすれば水中でも簡単に息ができるから……」
タツシは自分の周りに空気だけの空間を作り出し、そのまま海に潜る。そしてアメリアの真下で背中を下にして水中に留まる。
「あん♡」
水中でアメリアの腰に左手を回し、右手を割れ目にあてがう。
「ほら、どうせ今までも手を動かさないで泳いだんだから、このまま島のところまで進んじゃおう!」
彼らは行進しながらヤることになった。
ちなみにタツシの絶妙な動きを支えているのはもちろんスライムだ。
スライムが自由に体内に空気を含むことができるおかげで簡単に浮力の調整を行うことができるようだ。
「あれ? もう濡れてるじゃん。じゃあもう挿れちゃうよ?」
「あっ……はいぃ……」
アメリアの顔の周囲にも空気で満たしてある。
おかげで二人は難なく会話できるのだ。空気と海水の間には何もない。知らなければ完全に超常現象だ。
タツシは自分の水着を脱ぎ捨てた。完全な裸だ。
アメリアはそれに気づいて顔を赤くする。
(タツシさんの体、筋肉すごくてカッコイイ……)
タツシは手でアメリアの水着をずらすと、自分の肉棒を差し込んでいく。
「んっ」
「あれ? もしかして彼氏と昨日の夜とかにヤった?」
「え!?!?」
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