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第3章 タツシの夏休み
13,海のマッサージ店
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「うーん、昨日の夜は楽しかったなぁ」
スライム・リフレ二号店にもある、タツシとスライムしか存在を知らない秘密の控室でタツシは一人ごとをつぶやく。
「どんなAVよりああいうののほうが見ていて楽しいよなぁ……。でもそうか、やっぱり彼氏さん、あそこ大きく無いんだね……ふふふ」
昨晩、アメリアとジートの交わりをずっとスライムを使って監視し続けていたタツシ。
別にしこりながら見ていたわけではないが、普通に楽しかったようだ。
「さて、今日はアメリアちゃんくるみたいだし、準備ちゃんとしなきゃ……」
この二号店はせっかく海のあるところに作るからということで、浜辺のすぐ近くに建物が建ててある。そして海に入る前や入った後に体を綺麗にしたりだとか肌の調子を良くしたいと言った目的で水着のままマッサージを受けられるようになっている。
気軽に入ってもらえるように、建物も平屋だ。
といっても今はまだ二号店の知名度は高くないし、入ってくるのも大概は男だ。
これはタツシも予想していたことで別に何ら不満は持っていない。
少し待っているとアメリアとジートがやってきた。
「いらっしゃいませ、こんにちはアメリアさん。」
「タツ……店長さん、こんにちは! お久しぶりです!」
流石に彼氏の前でタツシの名を呼ぶのはどうかとおもったし、タツシもいつのまにかそうなっていたちゃん付けを今はやめている。
だからいつもより少し他人行儀で接することにした。
「アメリアさん、いつも本店でご利用ありがとうございます。本日は相方さまも一緒にご利用ということでよろしいでしょうか?」
「あ、あの……」
「ああ、それで頼む。」
アメリアが何か言おうとしたがジートが承諾してしまった。
「かしこまりました。それではこちらへどうぞ」
二人はマッサージ室へ案内される。この部屋には二台のベッドが用意されている。
「いまご利用いただけるコースですが――」
タツシはコースの説明を始めた。二人はこれから海で沢山泳ぐことにしていたため水着に着替えて日焼け止めのオイルを使うマッサージを受けることにした。
多少紫外線が弱いこの世界でもさすがに長時間泳げば日焼けはする。それを防ぐのにうってつけのプランなのだ。
「アメリアさんはいつもご利用されているのでご存じでしょうが、ジートさんは当店のスライムを用いたマッサージをご存知でしょうか?」
「一応軽くは知っているが、詳しくは知らないんだ。教えてくれ」
「かしこまりました。まず、当店ではこのようなスライムが一人に一体、つきます。そしてそれが体の隅々まで効果的なマッサージを施し、オイルを塗っていきます。
このスライムは完全に使役しているので全くお客様に害を及ぼすことはありません。」
「ほお、なるほど。」
スライムの手のひらに乗っているスライムを見て感心するジート。
「このスライムを使役しているのはあなたか?」
「ええそうですよ。私これでも一応空間魔法使いなので。」
「なるほど。私も同じだがな。」
「ほお! あなたも空間魔法使いでしたか! そうなるとやっぱり日頃ペンを落としたときに魔法を使って取ろうとしたらペンがさらに遠くに弾き飛んで……」
「そう! そうなんだ! それがよくあって困ってな。やはりみんな同じなのか。あははは」
「もう本当についやっちゃうんですよね~。手で取った方が早いってわかっていても、なんとなく軽いものは浮かせたくなってしまって……」
空間魔法使いはかなり数が少なく、話が弾んでいる。
「さあ、お二人ともベッドに横になってください。私は初回のジートさんを診ますから、アメリアさんはスライムに任せてください。」
「え、ええ、わかりました……」
アメリアはベッドに横たわり、スライムに体をゆだねる。
(うううぅ……私のお膣の中にいるスライムさんは、回収してくれるのかな? 昨日からはあんまり動かないから忘れかけてたけど……)
「……なので、なかなかスライムを使役して戦闘するっていうのは難しいんですよ~。」
「なるほど。それでマッサージ店を始めることにしたのか。それにしてもよく思いついたな。」
「私はよく肩がこるもんで、スライムに命じて揉ませていたんですよ。それをそのままサービスとして始めたっていう感じですかね~」
タツシとジートは楽しそうに話していてアメリアは取り付く島もない。
(このままじゃ……タツシさんに挿れてもらえない……。でも先輩の前でなんてのも無理だし、どうしたらいいの……)
自分のしたいことが実現できそうになくなり、いよいよ窮地に立たされるアメリア。
彼女をさらなる悲劇が襲う。
〈ああ♡ いや、なんでっっ……ああん♡〉
彼女の膣内のスライムが動き出した。
スライム・リフレ二号店にもある、タツシとスライムしか存在を知らない秘密の控室でタツシは一人ごとをつぶやく。
「どんなAVよりああいうののほうが見ていて楽しいよなぁ……。でもそうか、やっぱり彼氏さん、あそこ大きく無いんだね……ふふふ」
昨晩、アメリアとジートの交わりをずっとスライムを使って監視し続けていたタツシ。
別にしこりながら見ていたわけではないが、普通に楽しかったようだ。
「さて、今日はアメリアちゃんくるみたいだし、準備ちゃんとしなきゃ……」
この二号店はせっかく海のあるところに作るからということで、浜辺のすぐ近くに建物が建ててある。そして海に入る前や入った後に体を綺麗にしたりだとか肌の調子を良くしたいと言った目的で水着のままマッサージを受けられるようになっている。
気軽に入ってもらえるように、建物も平屋だ。
といっても今はまだ二号店の知名度は高くないし、入ってくるのも大概は男だ。
これはタツシも予想していたことで別に何ら不満は持っていない。
少し待っているとアメリアとジートがやってきた。
「いらっしゃいませ、こんにちはアメリアさん。」
「タツ……店長さん、こんにちは! お久しぶりです!」
流石に彼氏の前でタツシの名を呼ぶのはどうかとおもったし、タツシもいつのまにかそうなっていたちゃん付けを今はやめている。
だからいつもより少し他人行儀で接することにした。
「アメリアさん、いつも本店でご利用ありがとうございます。本日は相方さまも一緒にご利用ということでよろしいでしょうか?」
「あ、あの……」
「ああ、それで頼む。」
アメリアが何か言おうとしたがジートが承諾してしまった。
「かしこまりました。それではこちらへどうぞ」
二人はマッサージ室へ案内される。この部屋には二台のベッドが用意されている。
「いまご利用いただけるコースですが――」
タツシはコースの説明を始めた。二人はこれから海で沢山泳ぐことにしていたため水着に着替えて日焼け止めのオイルを使うマッサージを受けることにした。
多少紫外線が弱いこの世界でもさすがに長時間泳げば日焼けはする。それを防ぐのにうってつけのプランなのだ。
「アメリアさんはいつもご利用されているのでご存じでしょうが、ジートさんは当店のスライムを用いたマッサージをご存知でしょうか?」
「一応軽くは知っているが、詳しくは知らないんだ。教えてくれ」
「かしこまりました。まず、当店ではこのようなスライムが一人に一体、つきます。そしてそれが体の隅々まで効果的なマッサージを施し、オイルを塗っていきます。
このスライムは完全に使役しているので全くお客様に害を及ぼすことはありません。」
「ほお、なるほど。」
スライムの手のひらに乗っているスライムを見て感心するジート。
「このスライムを使役しているのはあなたか?」
「ええそうですよ。私これでも一応空間魔法使いなので。」
「なるほど。私も同じだがな。」
「ほお! あなたも空間魔法使いでしたか! そうなるとやっぱり日頃ペンを落としたときに魔法を使って取ろうとしたらペンがさらに遠くに弾き飛んで……」
「そう! そうなんだ! それがよくあって困ってな。やはりみんな同じなのか。あははは」
「もう本当についやっちゃうんですよね~。手で取った方が早いってわかっていても、なんとなく軽いものは浮かせたくなってしまって……」
空間魔法使いはかなり数が少なく、話が弾んでいる。
「さあ、お二人ともベッドに横になってください。私は初回のジートさんを診ますから、アメリアさんはスライムに任せてください。」
「え、ええ、わかりました……」
アメリアはベッドに横たわり、スライムに体をゆだねる。
(うううぅ……私のお膣の中にいるスライムさんは、回収してくれるのかな? 昨日からはあんまり動かないから忘れかけてたけど……)
「……なので、なかなかスライムを使役して戦闘するっていうのは難しいんですよ~。」
「なるほど。それでマッサージ店を始めることにしたのか。それにしてもよく思いついたな。」
「私はよく肩がこるもんで、スライムに命じて揉ませていたんですよ。それをそのままサービスとして始めたっていう感じですかね~」
タツシとジートは楽しそうに話していてアメリアは取り付く島もない。
(このままじゃ……タツシさんに挿れてもらえない……。でも先輩の前でなんてのも無理だし、どうしたらいいの……)
自分のしたいことが実現できそうになくなり、いよいよ窮地に立たされるアメリア。
彼女をさらなる悲劇が襲う。
〈ああ♡ いや、なんでっっ……ああん♡〉
彼女の膣内のスライムが動き出した。
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