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第3章 タツシの夏休み

12,何があったんだ!?

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 脊椎反射で声が出るアメリア。

 どちゅんっどちゅんっどちゅんっ

 激しくなんどもアメリアの子宮口を突く。

「っっ…あ♡ ん♡ あんああ♡ っあ…あんっああぁぁ」

 アメリアは悦びながら喘ぐ。だが当然ジートはそれに気づかず、眠り続けている。

「あああ♡ これ! これが欲しかったの! ああん♡ ん♡ イク♡ やっとイけるの! きゃあああ♡ ああイクぅ……あんっ…んんっ……あんっ! んん……あああん…あああ」

 アメリアがイク瞬間に子宮内に媚薬を注入しておいた。

 そのままスライムは数時間アメリアの膣を塞ぎ、媚薬の浸透を確認した後這い出て彼女のネグリジェの中に再び戻った。



 朝。ジートは目を覚ます。

「んん……」

 まだ意識がはっきりしないが、なんだかとても気持ちいいような……

 ジュポンッジュポンッ

「な!? 何をやっているんだアメリア!?!? それは……」

 アメリアが騎乗位で自ら腰を振っていた。

「あっ……起きちゃったあああ♡ あっあっあ…!っ…!んんんあっあ!!…んん」

 アメリアは夢中で足腰を動かし続ける。

(さっき先輩のでイク夢を見ちゃったから、我慢できない! 今度こそ先輩のでイキたい!)

 ジートの肉棒でイキたいと、必死に腰を振り続ける。昨夜のセックスよりはるかに早い速さでピストンが成されていく。

「っっああっあっああんん!あんああ!あん…!」

 アメリアはGスポットにジートの棒をこすりつける。

(これならイケる……)

「ちょっとアメリア!? これ入れた?」

「あ、忘れてましたぁぁ……あんっ」

 いつもタツシとするとき全く使っていないせいでいまいち避妊具を使わなければという危機感の薄いアメリア。

「ほら、使ってくれよ。頼むから!」

「は、はあい。」

 ジートから受け取り、アメリアは自分の膣内に押し込む。

 そして再び腰を動かす。

「うっ……俺そろそろ出る……」

「そんなっ……私まだイってないのに……」

「くっ……何とか耐えるから……うっ」

 必死に耐えようとするジート。しかし昨夜童貞を捨てたばかりの彼に、高速なピストンに長時間耐えろというのも無理な話だ。

「あ、私もそろそろイク……」

「ああ! もう限界だ!!!」

「きて……来てください!! ああん♡ あぁ…♡…んんっ! …っああ! っんん! んん…♡ああっ! っん!……ああんんっ」

 アメリアは絶頂した。しっかりイクことができた。

 だが、そのあとすぐに縮んでいくジートの肉棒を見て、すこし寂しくなる。

「先輩、その……変なことしちゃってすみません……」

「い、いや、いいんだ。アメリアが喜んでくれるなら……。あのさ、その、するのは昨日が初めて……じゃないよな??」

「好きな人とするのは初めてです。」

「なっ……!?」

 ジートは次の一瞬、いやな汗を流しながら逡巡する。

(まさか、アメリアは誰か犯罪者に襲われたとか!? もしくは家庭内でそういう問題があったのか??? だがそんなの聞いたことないぞ……。もしくは俺より爵位の高い家の貴族が無理矢理……

 どちらにせよなにか辛い過去があったのか。だから昨晩あんなに求めたのも、今朝のも、かつてのそれを忘れたかったから……とかなのか??)

「な、なあ、アメリア。なにか困ったこととか、悩んでいることとかあったらなんでも俺に言ってくれていいんだぞ。」

「ええ! 先輩! これからも頼りにしてます!」

 屈託のない笑顔を向けられてしまった。

(ひとまず触れないでおけば問題ないか……)

 ジートは、まさかアメリアが望んで毎週絶倫の勇者に犯されに行っているなど知らない。

 二人は着替える。


「ところで先輩、あの、お願いがあるんでるけど……」

「なんだいアメリア! 何でも聞くぞ!」

「あのですね、ここの近くに、新しくマッサージ店が開店するんです。その店の本店が王都にあって、私よく行ってたんでここのも行きたいと思うんですけど、いいですか?」

「(ほ、なんだそんなことか。)もちろん!」
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