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第2章 騎士団の紅一点、クレナ

7,強くなれるなら

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「それでは、今回は初めからマッサージをしていきます。人間の体の事はよくわかったスライムなので無いとは思いますが、不都合なところをマッサージされてしまっていたらこのように……」

 仰向けになっているクレナの上に載っていたスライムをもにゅっと掴み上げた。

「自分の体からはがすことも出来ますので安心してください。それでは20分後に戻ってまいります。」

 タツシはドアを開け、外に出ていった。


 スライムは前回と同じように体の様々な部位を揉み、ツボを押していく。

「あつつ……でも気持ちいいな…」

 いまクレナは足の裏のツボを押されている。ちなみに今日はニーハイを脱いでいない。

「お? こいつ分裂もできるのか。大した奴だな…」

 スライムはぽよんと二体に分裂してクレナの両足をそれぞれ揉んでいく。

 ふくらはぎのツボを押した後、太ももへ行く。

(まずい、また変な感じがしてきたかもしれん……)

 また媚薬が大量に入ったドリンクを飲んでいるのだ。徐々に体が火照ってくるし、スライムが神経の多く通る場所、太ももの内側を揉んでいる。

 そのままスライムは上半身のマッサージへ移る。クレナはスライムが股間に触れなくて安心した。

 くすぐったくならないように脇腹も押し、おなかも軽く揉み……


 二体のスライムは同時に胸を揉み始めた。

「なっ……いや、これもマッサージだからしかたないのか……?」

 ここまでマッサージをしっかりしてくれたスライムを邪魔するのも気が引ける。スライムはドーナツ状になりながら乳首に触れないように彼女のほとんど膨らんでいない乳房の上に移動し、乳輪を刺激し始めた。

 ブブブブ……と細かい振動を与えている。

「う……なんだこれ……やっぱりおかしくないか…?」

 そう思いつつも今まで感じたことのない触感を少し楽しむクレナ。

 面倒くさいし、どうせ貧乳だしといってブラを付けていないクレナの乳首はビンビンに起ち始めていた。

 やがてドーナツ型のスライムはそのドーナツの半径を狭めていく。

 そしてスライムの振動が直に乳首の側面に当たるようになった。

「ん……」

 少し声も出てしまう。

(これはさすがに……いやしかし、別に男だって同じことをされているかもしれないしな。これは何とも言えんな。)

 あくまで女とみられたくないだけであり、順当にマッサージは受けたい。

 といっても、この店で乳首を直接刺激された客はまだクレナで二人目だ。


「あ、待ってくれ……ぃや……」

 次第に乳首から上半身に、気持ちいいのが波及するようになっていった。

 そしてそれは股間にも届き、股間からも気持ちよさが返ってくる。

「あ、そんな……いや、でもいいのか……んっ」

 イけばそれで強くなれる。特に店員も見ていない。クレナはあっさり我慢するのをやめた。

「あ……きてしまう……胸で……あああっ!!」

 ビクン、と体全体をこわばらせながらクレナは軽くイった。

(乳首だと穏やかな感じなんだな……)

 その後スライムは肩を揉み首をほぐしたあとクレナにうつ伏せになるように指示して背中のツボを押した。

 そして――

「なっ!? やっぱりそこもやるのか!?」

 スライムは彼女の黒いタイトスカートの中に入っていった。

「あっ待ってくれ! そこは流石に……ああっ」

 クレナはいまうつぶせの状態で、少しだけお尻をあげている状態だ。

 そのお尻がスライムが刺激するごとにビクンと上下を往復する。

「あっ……いや、でも、強くなりたいから……」

 彼女はその快楽を受け入れることにしたようだ。

「んっ……んっ……」

 クレナは両手で口を抑えなるべく声を抑えようとしていた。

(せめてこのはしたない声だけでも出さないようにしなければ……)


 いまスライムはクレナのクリトリスと割れ目を揉んでいる。

「ンッ………………………んん!?!?」

 突然強烈な快感が襲ってきたことにクレナは驚く。スライムは彼女のタイトスカートとクリトリスの間でジャンプしていたのだ。

 ぺちゃっべちゃっ

 スライムが彼女のスカートに着地する音と、スライムが天井、つまりクリトリスとその周辺にぶつかる音が部屋に響く。

「うっ……やめてくれえ……ああっ! いやっそれは……あっ……」

 彼女の腰の揺れる頻度はますます高くなっていく。二体いたスライムのもう片方が彼女の膣の中に入っていった。

 そして、そのスライムがGスポットをゴリっと一瞬刺激し――
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