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第1章 魔法学園の少女、アメリア

36,その後 その1

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 アメリアがタツシによって処女を奪われてから2ヶ月が経った。

 町の街路樹は鬱蒼と葉が茂り、制服もワイシャツにスカートというシンプルな夏服に変わったころ。

 彼女の学校生活は大きく変わっていた。

「ねえアメリア、魔法教えてよぉ~~~~」

「いいけど、代わりに水魔法理論の術式改変防止の分野教えてねー」

「いいわよそれくらい。ってか、そこ全然難しくないでしょ!」

「あはっ、全然予習しなかったから分からなくなっちゃった。」

「まったく、実技がどんどん伸びたと思ったら、あのアメリアが座学で悲惨なことになるなんてね……」


 アメリアは苦手だったはずの水魔法が急激に上達した。

 今までは学年に170人いた水魔法使いの中でも160番台だったアメリア。

 それが今では10番台まで上昇したのだ。ここまで成績が良ければ座学がかなり悪くても問題なく進級できてしまう。

 しかもアメリアは2属性使える。土属性の方も20番台はキープしている。

「ほら、やってみて。強く念じるのよ。魔力集まれ~~~って。」

「そんなこと言ったって……。授業でやったじゃない。『魔力の扱いに心は関係ない。ひたすら扱いやすい体の使い方と、イメージの試行錯誤を繰り返せ』って。

 念じていてもダメなんじゃないの?」

「違うのよそれが。念じていると、気が付かないうちに試行錯誤もするの。

 いろんな念じ方をしてみて、何度も何度もそれを繰り返すと急にできるようになるのよ。

 そうなるまで辛抱強くやらなきゃ、ね。」

「へええぇぇ~。アメリアはどれくらいの時間練習していたの?」

「うーん、分からいけどええと……一日6時間くらい?」

「嘘!?!? そんなにやっても疲れないの!? あんた天才じゃないの!?!?」

「いやあ、なんかね、やってたら楽しくなっちゃって。あはは」

「ううう……。アメリアが違う世界へ行ってしまったぁ……」


「じゃ、術式改変防止の単元教えて?」

「はいはい、ええとね………」


 アメリアが魔法の実力を急激に伸ばしたのは三つの理由がある。

 一つは座学がひっ迫してしまったこと。

 かつてオナニーに耽り学校を休んだ日から、徐々に徐々に理解が追い付かなくなり、成績が非常に危ぶまれるようになった。

 後のテストで悲惨な点数を取り、親からこっぴどく叱られたのだ。なぜか使用人のうちの一人だけやれやれといった目で慰めてくれたがどうしてなのかアメリアには分からない。


 二つ目の理由はレベルだ。

 タツシに莫大な経験値を与えられ、学年トップのレベルとなったアメリアは魔法攻撃力が上昇し、結果的に魔法を扱うのが上達しやすくなった。

 なお、タツシは最近レベルが198前後をうろうろしている。アメリアに射精しまくったせいで持っていた経験値が大幅に減ってしまったのだ。


 三つ目。

「さ~て、今日も頑張らなきゃ♡」

 彼女は風呂場に行くと、二つの玉を膣に押し込む。

 片方は青い。もう片方は茶色だ。

「あああっああああっ。ブルブルが気持ちいいいぃぃぃ!!!」

 彼女は座って、体を洗いながら感じていた。

「んん………ああん! ……あ、止まっちゃった……よいしょっと。 ああああああんん♡」

 まだ常時動かすには至っていないが、かなり長い時間玉を震わせることが出来るようになっていた。

「あ、まって、精液塗るの忘れてた! あっでもイっちゃう………ああんっ

 あっん♡…ん…っんんあんああ♡んっ……♡…ん♡…ん♡あ♡…………んああ…」

 体を洗っている間中彼女は感じ続ける。

 魔力をうまくコントロールすると、この玉自体を動かせることにも気が付いた彼女はポルチオとGスポットにうまく玉を当てていく。

 彼女は知らないが、水属性と土属性の魔法を実質同時に発動できるということだけで異常な実力である。

 彼女は体を洗い終わり、膣に透明な玉を押し込むと湯舟に浸る。

「ああ~~~~~ん、またキちゃうぅぅ……あんっ……あぅ……んんん! あんっ! あぁ……気持ちいい~~。

 あっと、イっている場合じゃなかった。防音魔法の練習しなきゃ……」

 三つの玉を入れたまま、アメリアは頑張って非常に薄い水蒸気の膜を自分の周囲に形成する。

 そして……

「あーーあーー。あああーーー。あれ? 音が反射していない??? 結構いい感じじゃないコレ!?」

 彼女は防音魔法を体得した。

「ああん♡ あ♡ ああああイク! あ、待って、これ本当に外に声が漏れてないいいいいああイク! ああん♡ んんっ ンンッッ あん……」

 風呂場なのに声が反響しないという特殊な条件下で彼女は達した。

 このように、彼女の魔法の成長は性的快楽に結びついている。

 したがって他の人が汗をかき、頭を痛めながら行っている魔法の訓練は、彼女にとって単なるオナニー。


 これが三つ目の彼女が急速に魔法の実力を伸ばした理由だった。
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