上 下
39 / 243
第1章 魔法学園の少女、アメリア

29,ついに……

しおりを挟む
 タツシは浅めに指を挿入した。同時に彼女の膣の中に潜むスライムが子宮口に媚薬を塗りたくる。

「ひゃああああん! ああん! んっ」

 子宮が再び動き出し、彼女は脳裏に白い液体が浮かぶ。

(あ……あれ、お願いしなくちゃ……)

 彼女は本来の目的を思い出し、それを口に出そうとする。しかし……

「あの、あっあんあ、あのぉ! ああぁぁん♡ はぁ……あのっ……んっ」

「どうしましたか? 何かお願いがあるなら言っていただかないと」

「あのおお…あ……ぁっんん…んっあ…のぉ……!いい…ぃや………あぁあぁっああ…あっの…ぉおぉっ!」

 どうしても初めの一言までしか言い表せない。それ以上を言う前におなかの芯から喘ぎ声が飛び出てしまう。

 仕方なく彼女は直接言う。

「あんっ……せーし……あん♡ せ……あうっ……くださいぃぃぃ……あんっ」

「静止してください、ですか。分かりました。」

 いつもなら仮に静止しろと言われても精子を出すタツシが、今回はわざと聞き間違えるふりをする。


「いやあ、ちがあぅ……」

「おや、違いましたか。ひとまずですね、一通りオイルは塗り終わりましたのでこれから10分ほどしみこませるために寝てもらいます。

 10分経ったらマッサージを再開させていただきます。」

「あはん♡」

 もはや返事になっていない。

「私は出張で疲れてしまったので、私も10分間寝させていただきますね。」

「え? あの……? どこで?」

「あ、隣にもう一台スライムのベッドを用意しますんで。」


 そういってタツシはスライムを呼び、アメリアの隣にスライムベッドを出現させると、仰向けに横になりすぐに眠りについた(ふりを始める)。

「あの、店員さん……?」

「………」


 タツシは完ぺきな狸寝入りをする。

 地続きになっているベッドですぐ横を見ればタツシがいる状況。

 そんな中、アメリアは一人つぶやく。

「精子、欲しいのに……」

 そう言って彼女はタツシの股間の方を見ると、膨らんでいた。

(もう我慢できない……触るだけなら……)

 そういって彼女はパンパンに膨れ上がったズボンのチャックを開け、ブツを取り出した。

(わあ……大きい……)

 彼女はそれを指でつつくと、ピクリと反応する。

 ギュン。

 アメリアの膣は反応する。アメリアにも、膣が何を望んでいるかがはっきり分かってしまった。


「しばらく起きないよね……?」

 彼女はタツシの上に両足でまたいで立ち、蜜壺を覆っている布を右に寄せる。

 そのまま腰を落としていった。

 やがて彼女の膣口に、タツシの棒がぶつかる。

「ああ……ああああ……入っちゃう……」


 アメリアの膣は過去一番収縮していた。

 なんとしてもこの男の物を自分の中に取り込みたい。その一心で。

 そして少しずつ、ずぷずぷと入っていく。

 少し痛みを感じたところで彼女は止めた。

(これ以上いっちゃったらさすがに不味いかな。やめとこ)

 流石に自分から処女を奪われに行くのはまずい。しかも相手は一応単なるマッサージ店の店員だ。

 彼女は精子が出ないかなと思いながら、少しだけ上下に腰を揺らす。

 彼に体重を預けられないためかなりきつい姿勢のはずだが、何度もイき、鍛えた腰は悲鳴を上げることなく動いた。

「んん~~、ん? おや? アメリアさん、何をやっているんですか?」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

男友達を家に入れたら催眠術とおもちゃで責められ調教されちゃう話

mian
恋愛
気づいたら両手両足を固定されている。 クリトリスにはローター、膣には20センチ弱はある薄ピンクの鉤型が入っている。 友達だと思ってたのに、催眠術をかけられ体が敏感になって容赦なく何度もイかされる。気づけば彼なしではイけない体に作り変えられる。SM調教物語。

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

連続寸止めで、イキたくて泣かされちゃう女の子のお話

まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)   「一日中、イかされちゃうのと、イケないままと、どっちが良い?」 久しぶりの恋人とのお休みに、食事中も映画を見ている時も、ずっと気持ち良くされちゃう女の子のお話です。

エッチな下着屋さんで、〇〇を苛められちゃう女の子のお話

まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*) 『色気がない』と浮気された女の子が、見返したくて大人っぽい下着を買いに来たら、売っているのはエッチな下着で。店員さんにいっぱい気持ち良くされちゃうお話です。

処理中です...