26 / 30
episode Ⅴ-Ⅲ 2人っきり
しおりを挟む
「レディファーストか、」
風呂に入りながら、言う私。あの2人は、私達を探してるのかな?そう考えながら、風呂を出る私。
「いいよ、入って」
「あ、そうか」
彼は風呂場に行った。私はストーブの前に座り、暖まった。
数十分後
彼が風呂から上がり、私の横に座ってあったまった。
「、、、近い」
「いいでしょ、このくらい」
「、、、」
私は頷き、彼の身体に近付いた。
「どうした?」
「、、、寒い」
彼は私の額に、手を当てた。
「熱が出てる」
「ホント?」
「うん」
すると彼は、上着を脱いで、私に着させた。
「いいの?」
「うん、いいよ」
私はあったまった。上着は暖かく、気持ち良かった。
「暖かい」
「そうか、よかった」
「、、、2人っきりだね」
「、、、そうだな」
私は彼の上着を半分脱ぎ、その半分を彼に着させた。
「恋?」
「いいの。莧寺が風邪引くの、嫌よ」
「恋、、、」
私は顔を赤くして、「キスしよ?」と言った。
「、、、いいよ」
彼はニコッと笑った。
「少しは躊躇いなさいよ」
私はそう言いながら、彼に近付いた。彼も、近付いた。そして、キスした。
「莧寺」
「何?」
「莧寺が好き、」
「俺もだよ、恋」
風呂に入りながら、言う私。あの2人は、私達を探してるのかな?そう考えながら、風呂を出る私。
「いいよ、入って」
「あ、そうか」
彼は風呂場に行った。私はストーブの前に座り、暖まった。
数十分後
彼が風呂から上がり、私の横に座ってあったまった。
「、、、近い」
「いいでしょ、このくらい」
「、、、」
私は頷き、彼の身体に近付いた。
「どうした?」
「、、、寒い」
彼は私の額に、手を当てた。
「熱が出てる」
「ホント?」
「うん」
すると彼は、上着を脱いで、私に着させた。
「いいの?」
「うん、いいよ」
私はあったまった。上着は暖かく、気持ち良かった。
「暖かい」
「そうか、よかった」
「、、、2人っきりだね」
「、、、そうだな」
私は彼の上着を半分脱ぎ、その半分を彼に着させた。
「恋?」
「いいの。莧寺が風邪引くの、嫌よ」
「恋、、、」
私は顔を赤くして、「キスしよ?」と言った。
「、、、いいよ」
彼はニコッと笑った。
「少しは躊躇いなさいよ」
私はそう言いながら、彼に近付いた。彼も、近付いた。そして、キスした。
「莧寺」
「何?」
「莧寺が好き、」
「俺もだよ、恋」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。


社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。
命を狙われたお飾り妃の最後の願い
幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】
重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。
イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。
短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。
『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。
わたしは夫のことを、愛していないのかもしれない
鈴宮(すずみや)
恋愛
孤児院出身のアルマは、一年前、幼馴染のヴェルナーと夫婦になった。明るくて優しいヴェルナーは、日々アルマに愛を囁き、彼女のことをとても大事にしている。
しかしアルマは、ある日を境に、ヴェルナーから甘ったるい香りが漂うことに気づく。
その香りは、彼女が勤める診療所の、とある患者と同じもので――――?


溺婚
明日葉
恋愛
香月絢佳、37歳、独身。晩婚化が進んでいるとはいえ、さすがにもう、無理かなぁ、と残念には思うが焦る気にもならず。まあ、恋愛体質じゃないし、と。
以前階段落ちから助けてくれたイケメンに、馴染みの店で再会するものの、この状況では向こうの印象がよろしいはずもないしと期待もしなかったのだが。
イケメン、天羽疾矢はどうやら絢佳に惹かれてしまったようで。
「歳も歳だし、とりあえず試してみたら?こわいの?」と、挑発されればつい、売り言葉に買い言葉。
何がどうしてこうなった?
平凡に生きたい、でもま、老後に1人は嫌だなぁ、くらいに構えた恋愛偏差値最底辺の絢佳と、こう見えて仕事人間のイケメン疾矢。振り回しているのは果たしてどっちで、振り回されてるのは、果たしてどっち?

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる