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焼死編
第2-8話 何か
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後日、圭一の焼死体が体育館のステージから発見された。殺人事件と警察が判断したそうだ。鉄次はベッドに座っていた。彼の頭の中は、絶望しかなかった。ただ、涙を流していた。大切な仲間が、死んでしまったのだ。呪いじゃない。これは、事件なのだ。
1週間後
学校が再開した。だが、1年6組の皆は、登校しなかった。なんなら、先生も学校に来ていないという。
鉄次は泣きながら、遥の家へ向かった。
ピンポーン、
「はい、、、」
「よぉ、、」
「てつ、じ、、なんで?」
「あのさ、俺、犯人分かっちった」
「え?ホント?呪いじゃなかったの?」
「あぁ」
2人は家を出て、とある人の家へ向かった。
「ねぇ、犯人ってまさかだけど、、、」
「あとで言う」
とある一軒家に着いた。表札には荒木と、書かれている。
担任の名前だ。
「やっぱり、先生だったんだ」
ピンポーン、
玄関の扉が開く。
「はぁーい、、ん?竹尾に松原じゃないか?どうした?」
「先生、アンタだろ?犯人は?」
「松原?何を言ってるんだ。私が犯人だ、、」
「とぼけてるんか?先生、イヤ、屑だな」
「鉄次、それは流石に、」
遥が言う。
「、、、何を言う。底辺のクセに生意気な!」
荒木は鉄次の顔をぶん殴り、
「そうだ!私が犯人だ!悪いか?」
と、言った。
「鉄次!」
「正体あらわしたな、ゲス。お前は今48だろ?15年前から教師をしてたのは知ってる。だけど、遥はこれを知ったらここから逃げたくなるだろう」
「なによ、その話?」
鉄次が説明する。
「荒木は大量殺人鬼なんだよ。前科の数もヤバイ、更に重度の薬物依存症だ。そうだろ?荒木?」
「、、、」
荒木は何も言わない。言わないという事は事実だ。
「目の下にクマができていた時、あったろ?」
遥が頷く。
「あれ、人を殺した時間が遅くて、夜中に寝たからできたか、薬物を夜中までずっと飲んでいたからだと思う」
「、、、怖いんだけど、、、」
荒木がようやく口を開いた。
「その通りですよ松原君、君は凄く賢いなぁ?特別にあの死んでいった生徒達の殺害方法を教えてあげよう、まずはシャーペン女。あの女は後ろから近づき、女から盗んだシャーペンを左眼に、脳まで届く位の力でぶっ刺し、階段から落とした。次に日野涼子。コイツは車で轢き逃げしただけ、ナンバープレートは取り外してた。次に朝霞、コイツは教室に呼び出しさせて、椅子に座ったところを、ナイフでグサリ、次に、あの陰キャ。アイツはただナイフで刺しただけ。次に、あの男。トラックで突っ込み圧死させた後、野次馬がこないうちに走って家に逃げた。次に吉山栄治。アイツは川で黄昏てるところを後ろからグサリ、marenolを喉に大量にぶち込んで、川に捨てた。次に長船愛梨。コイツは、ステージからガソリンを撒き、隠れて火を付けた。次に圭一君だ。これも長船の時と同じだぁ。」
荒木は全てを説明した。
「そうか、録音しといて良かったよ。遥」
「な、何?」
「アイツの家に逃げろ。逃げたら、、」
「わかった、生きて、、、」
遥は走って逃げた。
「君1人か?心細いんじゃないのかな!」
荒木はスコップを持ち、鉄次に向けて、振りかぶった。
ガンっ、という音が鳴った瞬間、鉄次は商店街の方に走って逃げた。
「逃げるのかね?」
と言い、荒木はスコップを持ちながら鉄次を追いかけた。
3時間前、警察はポリタンクを見つけていた。指紋が着いていると考えた警察は、調べた。するとその指紋は荒木の物と判明した。警察は荒木が犯人だと考え、逮捕状を作り、荒木の家に今向かっていた。
その時、警察の元で電話がなったのだ。
「はいこちら、、、」
「すいません!荒木の逮捕状を持ってる警察官の方にお願いします!商店街に向かってください!」
ガチャッと電話が切れた。
電話に出た警察はもしかしたらと思い、その子の事を信じて、逮捕状を持っている警察官に連絡した。
1週間後
学校が再開した。だが、1年6組の皆は、登校しなかった。なんなら、先生も学校に来ていないという。
鉄次は泣きながら、遥の家へ向かった。
ピンポーン、
「はい、、、」
「よぉ、、」
「てつ、じ、、なんで?」
「あのさ、俺、犯人分かっちった」
「え?ホント?呪いじゃなかったの?」
「あぁ」
2人は家を出て、とある人の家へ向かった。
「ねぇ、犯人ってまさかだけど、、、」
「あとで言う」
とある一軒家に着いた。表札には荒木と、書かれている。
担任の名前だ。
「やっぱり、先生だったんだ」
ピンポーン、
玄関の扉が開く。
「はぁーい、、ん?竹尾に松原じゃないか?どうした?」
「先生、アンタだろ?犯人は?」
「松原?何を言ってるんだ。私が犯人だ、、」
「とぼけてるんか?先生、イヤ、屑だな」
「鉄次、それは流石に、」
遥が言う。
「、、、何を言う。底辺のクセに生意気な!」
荒木は鉄次の顔をぶん殴り、
「そうだ!私が犯人だ!悪いか?」
と、言った。
「鉄次!」
「正体あらわしたな、ゲス。お前は今48だろ?15年前から教師をしてたのは知ってる。だけど、遥はこれを知ったらここから逃げたくなるだろう」
「なによ、その話?」
鉄次が説明する。
「荒木は大量殺人鬼なんだよ。前科の数もヤバイ、更に重度の薬物依存症だ。そうだろ?荒木?」
「、、、」
荒木は何も言わない。言わないという事は事実だ。
「目の下にクマができていた時、あったろ?」
遥が頷く。
「あれ、人を殺した時間が遅くて、夜中に寝たからできたか、薬物を夜中までずっと飲んでいたからだと思う」
「、、、怖いんだけど、、、」
荒木がようやく口を開いた。
「その通りですよ松原君、君は凄く賢いなぁ?特別にあの死んでいった生徒達の殺害方法を教えてあげよう、まずはシャーペン女。あの女は後ろから近づき、女から盗んだシャーペンを左眼に、脳まで届く位の力でぶっ刺し、階段から落とした。次に日野涼子。コイツは車で轢き逃げしただけ、ナンバープレートは取り外してた。次に朝霞、コイツは教室に呼び出しさせて、椅子に座ったところを、ナイフでグサリ、次に、あの陰キャ。アイツはただナイフで刺しただけ。次に、あの男。トラックで突っ込み圧死させた後、野次馬がこないうちに走って家に逃げた。次に吉山栄治。アイツは川で黄昏てるところを後ろからグサリ、marenolを喉に大量にぶち込んで、川に捨てた。次に長船愛梨。コイツは、ステージからガソリンを撒き、隠れて火を付けた。次に圭一君だ。これも長船の時と同じだぁ。」
荒木は全てを説明した。
「そうか、録音しといて良かったよ。遥」
「な、何?」
「アイツの家に逃げろ。逃げたら、、」
「わかった、生きて、、、」
遥は走って逃げた。
「君1人か?心細いんじゃないのかな!」
荒木はスコップを持ち、鉄次に向けて、振りかぶった。
ガンっ、という音が鳴った瞬間、鉄次は商店街の方に走って逃げた。
「逃げるのかね?」
と言い、荒木はスコップを持ちながら鉄次を追いかけた。
3時間前、警察はポリタンクを見つけていた。指紋が着いていると考えた警察は、調べた。するとその指紋は荒木の物と判明した。警察は荒木が犯人だと考え、逮捕状を作り、荒木の家に今向かっていた。
その時、警察の元で電話がなったのだ。
「はいこちら、、、」
「すいません!荒木の逮捕状を持ってる警察官の方にお願いします!商店街に向かってください!」
ガチャッと電話が切れた。
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