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第一章 『歪んだ刃先』
八話 『白髪の死神』
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「お前、それはどういう冗談で」
「冗談なんて言わないわ。この高校は私みたいなサイコパスを優秀な人材と捉えてくれている、普通とは掛け離れた高校。だから教育方針が曲がっているのも普通ではないかしら?」
「いや、おかしい。おかしいだろ。月に生徒が死ぬだなんて。そんなの、おかしい」
説明不十分と文句を垂れ流すことも可能だが、今は自分が在学することになる高校の詳細を知る必要性がある。いや、知らなければならない。月一で人が死ぬという大きく法に触れた校則について、もっと考えなければならない。が、それは数か月前に無心で押し続けた書類に記載されていた文で解決がいった。それは一風変わった契約書で、内容は『一部の日本国憲法が通じなくなる』『危害を加えられても命の保障はない』といった自らが承諾し、入学を決意したあの日から自分はもう生泉高校に縛られていたのだ。
「くそ…、最悪だ」
「私も資料を目に通したぐらいだから詳しいことは知らないわ。さぁ、早く入学式の会場へ行くわよ」
脱力感に見舞われる体を引き摺って彩湖は会場である体育館へと向かった。
二人の前に聳え立つ四つの校舎と大きなグラウンド、ドームのような体育館。国が意欲的に支援している高校はやはり資金の当て所が違うらしく、高校生には勿体ない充実した設備が整っていた。
甲乙付ける必要性がないほど確定的な設備の整いを目にしながら、式典会場である体育館の中に入っていく。中も広々としており、観客席も全生徒が余裕で座れるほどの席数が設置されいた。まさに国が全面的に押している高校だと何度もそう思わしてくれる。
体育館に大勢の生徒が入館し、広かったはずの体育館は一気に人口密度が増した。狭苦しいまでに敷き詰められたパイプ椅子を指定された番号順に座っていく愛斗。喜ばしいことに彩湖とは隣席指定慣らしく、とりあえず胸を撫で下ろす。だが顔も見知らぬ生徒らとの無言の時間が続き、気まずさは体育館全体に広がって行った。行き場のない緊張感は心の中をただ浮遊し続け、それは溜息となり体が放出された。
誰もが時間の加速を長ったその時、体育館の電灯は消え、舞台にスポットライトがあてられた。誇りが舞う体育館で、一人の生徒が舞台の上でマイクを手に握り、笑顔を見せた。
『今日は我々生徒会が新入生を歓迎、及び入学式を行いたいと思いまーすッ! まずはこちら! 学校紹介でーすッ!』
ざわつく会場を無視し、甲高い声を上げる男はモニターに指を向け、群衆の視線と意識を集めた。少し薄暗いせいか真面に男の姿を視認することはできず、今はこの体育館の中で光源と化しているモニターを遠めに見る。
『まず、資料を読んでもらったでしょうが、我々の高校は初代校長様が制定していただいた強制的優秀者抜粋システムに則って、月一で十名の成績粗悪者を処刑しまーすッ! さらに今年からは我々生徒会がこの校則に一つ付けたし、成績粗悪者は優秀者を殺すことで処刑を免れるという校則も制定しましたッ! パチパチパチ、さぁー拍手ッ‼』
彩湖の言う通り、この学校は成績優秀者以外を堂々と切り捨てていく気だ。それは生徒会の話からも、客席から見守る教師の視線からも感じ取れたことだ。
それに生徒会が新たに制定したと言った校則もかなり異様な物であり、昔で言う下克上といったものであろうか、一発逆転が多に狙える校則であることは十分理解できた。だが、この逆転劇には自分以外の他者の命が有することは確定、それが誰になるかは自分が決めることだろう
一つ疑問があるならば、どうやって優秀者と粗悪者を仕分けえするのか。そう基本的な問題に悩む愛斗の意志をまるで読み取ったかのように男がマイクを握り締める。
『そして! この優秀者と粗悪者の見極め方は例年と同様! まずは学力! これは定期テストで結果が分かりまーすッ! そして一番受験者数の多い実技戦闘でーすッ! これは月の中間に行う、各学年の生徒が互いに剣を取り、模擬戦闘を行いその勝敗で成績を付ける試験でーすッ! この二の中から自分自身で試験を受けることができまーすッ!』
独自のテストに微小の期待を持ってしまう愛斗。学力は中の下であるため受ける気はなく、消去法で模擬戦闘になってしまう。だが、その模擬戦闘とやらがどういうものかという説明は一切なく、それに対し誰も疑問を抱かないあたり今は深く考えないのが吉だ。
『それでは初々しい一年生に我々の高校での主な校則をご紹介しまーすッ! あ、事前に資料で確認した人は復讐がてらに聞いてくださいねーッ!』
大音量のマイクの音はドーム型の体育館で耳障りな音を立て反響し、スポットライトはすべて消え、体育館の電灯がすべて点灯した。急な光の増加に片手で目を隠し、光の量を自己的に調整する。少しの間男の声 も響かなかったため、多くの生徒が眩しい光を手で防いでいた。徐々に目が慣れていった時、腕をどけ舞台を見ると学校紹介に熱を宿した男の姿が露となっていた。
透き通る様な白色の髪色に愛斗を裕に越す頭身、愛斗にはない整った容姿、芸能界の人間と言われても通じる見た目の良さに女子は感性を挙げた。
この学校の真っ白な制服は男の頭髪の色と相性がよく、この男のための制服と言っても違和感がないくらい似合っていた。
『おっと、僕としたことが紹介が遅れました。これは失敬失敬ッ! お初にお目にかかります生徒会副会長の龍芭 紀野と申しまーすッ! どうぞ今後ともよろしくお願いしまーすッ!』
独特な喋り方に、癖のある身振り手振りは一見舞台で劇を行う道化師のような愉快さを身に纏っており、それでありながらも双眸からは彩湖のような殺気だった気配を感じた。
生徒会副会長という高い地位に属し、それであって容姿が整っているという最強のスキルを二つも兼ね備えた完璧超人の男、紀野は喜楽な仕草で話を続ける。
『それではまずひーとつッ! 校内での殺戮は全面的に許可しまーすッ!』
生徒がざわついた。大半が驚愕の表情で紀野を睨むが、極一部の彩湖のような人種は歓喜の叫びで会場を満たしていく。その異様な仕草に自分と同じ同種の人物たちは困惑の表情に額を汗で汚す。そんな中、愛斗はなぜか平常心を保つことが出来、彩湖を見てきた自分は少しだけだが耐性が付いてしまったのかもしれない。自分があれだけ彩湖に吠えてきた命の価値観に。また、その重さを自分は軽率な判断で奪っていいものだと、不覚にもそう思ってしまった。
パイプ椅子から尻を離し、拳を天に掲げ大声で抗議する生徒達が居た。
「なんだよこれ!」「聞いてねーぞ!」「っざけないでちょうだいッ!」「こんな学校やめてやらーッ!」
口々に文句を吐き捨て、がみがみと本校を貶していく生徒らに向けられたのは揶揄の言葉と、生徒会副会長の不気味な笑みだ。それは今にも壊れそうなほど引き攣っており、狂気染みた笑みに誰もが息を呑んだ。
『そこの生徒達、今は君たちを歓迎しているんだッ! それなのに我々の配慮も知らず口々に文句だけを吐き捨て僕らの善意を踏みねじって挙句の果てには学校をやめるなどとほざき我々生徒会、いやわが校を汚す様な軽率な発言を続けさまにして見せた君らにつくづく惨めな気持ちが沸き立ってくるよ。本当同情とかではなくなぜ君らのようなクズと同価値の人間がこの高校に居るという事実に不満と怒りを覚え抱いてしまうよッ! 僕からしてみれば君らは死を恐れ真の人間の在り方を知ろうとしない無知で哀れな豚だよ豚ッ!
滑稽だねッ‼ 豚と生活するのは僕ら人間にとって非常識であるのは馬鹿で知識的に精神的に疎かな君らでも理解できるよねそうだよねぇぇぇぇぇぇッ⁉』
続けさまの物言いに反論していた生徒らの表情が凍る。先程まで陽気に高校紹介を行っていた人物が変わらぬ笑みで全力罵倒するその姿。例えるならば鬼が笑顔で金棒を振るのと同じく、それと同等に恐ろしい出来事であるのはこの会場の生徒全員が理解しているだろう。そんな鬼の形相を見せた紀野は「な・の・でぇぇ♪」っと己の懐に手を入れ、もぞもぞと何かを探しているようだ。
何の意図があるのか予想できない彼の行動に、生徒らの緊迫した注目の視線を総取りした。勿論その中には高校を侮辱した哀れな群衆らも含まれており、彼らも呆然と立ち尽くしていた。
胸元から何かを取り出した紀野は舞台の上で華麗に優雅に舞い踊り、その楽し気な姿に状況が一変したのかと安堵すると、
「はい、ばーん♪」
「————————は、はぁ?」
「冗談なんて言わないわ。この高校は私みたいなサイコパスを優秀な人材と捉えてくれている、普通とは掛け離れた高校。だから教育方針が曲がっているのも普通ではないかしら?」
「いや、おかしい。おかしいだろ。月に生徒が死ぬだなんて。そんなの、おかしい」
説明不十分と文句を垂れ流すことも可能だが、今は自分が在学することになる高校の詳細を知る必要性がある。いや、知らなければならない。月一で人が死ぬという大きく法に触れた校則について、もっと考えなければならない。が、それは数か月前に無心で押し続けた書類に記載されていた文で解決がいった。それは一風変わった契約書で、内容は『一部の日本国憲法が通じなくなる』『危害を加えられても命の保障はない』といった自らが承諾し、入学を決意したあの日から自分はもう生泉高校に縛られていたのだ。
「くそ…、最悪だ」
「私も資料を目に通したぐらいだから詳しいことは知らないわ。さぁ、早く入学式の会場へ行くわよ」
脱力感に見舞われる体を引き摺って彩湖は会場である体育館へと向かった。
二人の前に聳え立つ四つの校舎と大きなグラウンド、ドームのような体育館。国が意欲的に支援している高校はやはり資金の当て所が違うらしく、高校生には勿体ない充実した設備が整っていた。
甲乙付ける必要性がないほど確定的な設備の整いを目にしながら、式典会場である体育館の中に入っていく。中も広々としており、観客席も全生徒が余裕で座れるほどの席数が設置されいた。まさに国が全面的に押している高校だと何度もそう思わしてくれる。
体育館に大勢の生徒が入館し、広かったはずの体育館は一気に人口密度が増した。狭苦しいまでに敷き詰められたパイプ椅子を指定された番号順に座っていく愛斗。喜ばしいことに彩湖とは隣席指定慣らしく、とりあえず胸を撫で下ろす。だが顔も見知らぬ生徒らとの無言の時間が続き、気まずさは体育館全体に広がって行った。行き場のない緊張感は心の中をただ浮遊し続け、それは溜息となり体が放出された。
誰もが時間の加速を長ったその時、体育館の電灯は消え、舞台にスポットライトがあてられた。誇りが舞う体育館で、一人の生徒が舞台の上でマイクを手に握り、笑顔を見せた。
『今日は我々生徒会が新入生を歓迎、及び入学式を行いたいと思いまーすッ! まずはこちら! 学校紹介でーすッ!』
ざわつく会場を無視し、甲高い声を上げる男はモニターに指を向け、群衆の視線と意識を集めた。少し薄暗いせいか真面に男の姿を視認することはできず、今はこの体育館の中で光源と化しているモニターを遠めに見る。
『まず、資料を読んでもらったでしょうが、我々の高校は初代校長様が制定していただいた強制的優秀者抜粋システムに則って、月一で十名の成績粗悪者を処刑しまーすッ! さらに今年からは我々生徒会がこの校則に一つ付けたし、成績粗悪者は優秀者を殺すことで処刑を免れるという校則も制定しましたッ! パチパチパチ、さぁー拍手ッ‼』
彩湖の言う通り、この学校は成績優秀者以外を堂々と切り捨てていく気だ。それは生徒会の話からも、客席から見守る教師の視線からも感じ取れたことだ。
それに生徒会が新たに制定したと言った校則もかなり異様な物であり、昔で言う下克上といったものであろうか、一発逆転が多に狙える校則であることは十分理解できた。だが、この逆転劇には自分以外の他者の命が有することは確定、それが誰になるかは自分が決めることだろう
一つ疑問があるならば、どうやって優秀者と粗悪者を仕分けえするのか。そう基本的な問題に悩む愛斗の意志をまるで読み取ったかのように男がマイクを握り締める。
『そして! この優秀者と粗悪者の見極め方は例年と同様! まずは学力! これは定期テストで結果が分かりまーすッ! そして一番受験者数の多い実技戦闘でーすッ! これは月の中間に行う、各学年の生徒が互いに剣を取り、模擬戦闘を行いその勝敗で成績を付ける試験でーすッ! この二の中から自分自身で試験を受けることができまーすッ!』
独自のテストに微小の期待を持ってしまう愛斗。学力は中の下であるため受ける気はなく、消去法で模擬戦闘になってしまう。だが、その模擬戦闘とやらがどういうものかという説明は一切なく、それに対し誰も疑問を抱かないあたり今は深く考えないのが吉だ。
『それでは初々しい一年生に我々の高校での主な校則をご紹介しまーすッ! あ、事前に資料で確認した人は復讐がてらに聞いてくださいねーッ!』
大音量のマイクの音はドーム型の体育館で耳障りな音を立て反響し、スポットライトはすべて消え、体育館の電灯がすべて点灯した。急な光の増加に片手で目を隠し、光の量を自己的に調整する。少しの間男の声 も響かなかったため、多くの生徒が眩しい光を手で防いでいた。徐々に目が慣れていった時、腕をどけ舞台を見ると学校紹介に熱を宿した男の姿が露となっていた。
透き通る様な白色の髪色に愛斗を裕に越す頭身、愛斗にはない整った容姿、芸能界の人間と言われても通じる見た目の良さに女子は感性を挙げた。
この学校の真っ白な制服は男の頭髪の色と相性がよく、この男のための制服と言っても違和感がないくらい似合っていた。
『おっと、僕としたことが紹介が遅れました。これは失敬失敬ッ! お初にお目にかかります生徒会副会長の龍芭 紀野と申しまーすッ! どうぞ今後ともよろしくお願いしまーすッ!』
独特な喋り方に、癖のある身振り手振りは一見舞台で劇を行う道化師のような愉快さを身に纏っており、それでありながらも双眸からは彩湖のような殺気だった気配を感じた。
生徒会副会長という高い地位に属し、それであって容姿が整っているという最強のスキルを二つも兼ね備えた完璧超人の男、紀野は喜楽な仕草で話を続ける。
『それではまずひーとつッ! 校内での殺戮は全面的に許可しまーすッ!』
生徒がざわついた。大半が驚愕の表情で紀野を睨むが、極一部の彩湖のような人種は歓喜の叫びで会場を満たしていく。その異様な仕草に自分と同じ同種の人物たちは困惑の表情に額を汗で汚す。そんな中、愛斗はなぜか平常心を保つことが出来、彩湖を見てきた自分は少しだけだが耐性が付いてしまったのかもしれない。自分があれだけ彩湖に吠えてきた命の価値観に。また、その重さを自分は軽率な判断で奪っていいものだと、不覚にもそう思ってしまった。
パイプ椅子から尻を離し、拳を天に掲げ大声で抗議する生徒達が居た。
「なんだよこれ!」「聞いてねーぞ!」「っざけないでちょうだいッ!」「こんな学校やめてやらーッ!」
口々に文句を吐き捨て、がみがみと本校を貶していく生徒らに向けられたのは揶揄の言葉と、生徒会副会長の不気味な笑みだ。それは今にも壊れそうなほど引き攣っており、狂気染みた笑みに誰もが息を呑んだ。
『そこの生徒達、今は君たちを歓迎しているんだッ! それなのに我々の配慮も知らず口々に文句だけを吐き捨て僕らの善意を踏みねじって挙句の果てには学校をやめるなどとほざき我々生徒会、いやわが校を汚す様な軽率な発言を続けさまにして見せた君らにつくづく惨めな気持ちが沸き立ってくるよ。本当同情とかではなくなぜ君らのようなクズと同価値の人間がこの高校に居るという事実に不満と怒りを覚え抱いてしまうよッ! 僕からしてみれば君らは死を恐れ真の人間の在り方を知ろうとしない無知で哀れな豚だよ豚ッ!
滑稽だねッ‼ 豚と生活するのは僕ら人間にとって非常識であるのは馬鹿で知識的に精神的に疎かな君らでも理解できるよねそうだよねぇぇぇぇぇぇッ⁉』
続けさまの物言いに反論していた生徒らの表情が凍る。先程まで陽気に高校紹介を行っていた人物が変わらぬ笑みで全力罵倒するその姿。例えるならば鬼が笑顔で金棒を振るのと同じく、それと同等に恐ろしい出来事であるのはこの会場の生徒全員が理解しているだろう。そんな鬼の形相を見せた紀野は「な・の・でぇぇ♪」っと己の懐に手を入れ、もぞもぞと何かを探しているようだ。
何の意図があるのか予想できない彼の行動に、生徒らの緊迫した注目の視線を総取りした。勿論その中には高校を侮辱した哀れな群衆らも含まれており、彼らも呆然と立ち尽くしていた。
胸元から何かを取り出した紀野は舞台の上で華麗に優雅に舞い踊り、その楽し気な姿に状況が一変したのかと安堵すると、
「はい、ばーん♪」
「————————は、はぁ?」
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