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6.勇者の秘密
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ラヘルを退けてから半月後。
穏やかな日々が続いたある日、近隣の村へ出かけたローレンスが浮かぬ顔で戻ってきた。
どうしたのかと尋ねても、笑ってはぐらかされてしまう。
釈然としないまま数日が過ぎ、ローレンスは突然、王都へ旅立つと切り出した。
「実は先日村で手紙を受け取ってね」
魔王討伐を祝賀するパーティーに招待されたという。シャルティの髪と血を王都へ送って以降、音沙汰のない勇者に国王はしびれを切らしたのだ。
立役者である勇者が宴の席に出向かなければ、あらぬ疑いを掛けられる。
(それはそうよね。本来ならローレンスみずから証拠を持ち帰らないといけないのに、人づてに届けたのなら誰だって疑うもの)
ローレンスは人族の王を軽んじているが、一国の長がそれほど愚かだとはシャルティには思えなかった。
「うう……。王都に行きたくない。シャルティとのんびりしていたい。あ、そうだ。シャルティ、新婚旅行を兼ねて僕と王都へ……」
「嫌よ」
「即答は傷つくから、やめて」
「倒したはずの魔王が勇者と旅をするなんて聞いたことがないわ」
「正論もやめて。せっかくシャルティ専用にフリルたっぷりのエプロンを用意したのに。新妻姿を心ゆくまで堪能しようと思ってたのに~~」
ローレンスはシャルティの巻き角を撫でながら、玄関でぐずり始めた。
シャルティは裾や袖、いたるところフリルたっぷりなエプロン姿で、箒を片手にため息をつく。
彼と旅をするのも悪くない。
問題は髪は隠せても、巨大な角を誤魔化すのは難しいことだ。必ず人目を引いてしまう。
ローレンスは「なんとかなるよ」と楽観的だ。彼なら本当になんとかしてしまいそうである。
(だからって、彼に頼りきってはいけない気がするのよ)
地下牢から解き放たれても、シャルティの心は籠の中に囚われたままだった。
せめて自分で自分の世話をできるようになれば、人族の従者として、亜人を装うことができる。
今回、ローレンスは数日家を空けるのだ。またとない自立の練習ができる。
「ほら、早く出かけて」
細いのにがっちりとした背中を押し、扉を開けさせようとするも、ローレンスは名残惜しそうにして、ぴくりとも動かない。
「俺がいないと不便だよね。やっぱり王都行きは辞退して……」
「家事ぐらい、できるわよ」
「そうだね。シャルティは頑張り屋さんだ。食事の用意をしていて鍋は焦がすし、箒で集めたゴミに躓いて掃除をこっそりやり直したり。見ていて飽きないんだよな」
「……」
魔族を裏切ってしまった手前、シャルティの居場所はローレンスのそばにしかない。今まで客人として扱われていたが、今後は同居人としてできることは増やさなければと、シャルティは意気込んでいる。
しかし気を張れば張るほど空回っているのも事実だった。
「うーん、エプロン姿のシャルティを、もっと目に焼き付けていたい」
やっぱり出発は明日にしようかな、と回れ右をするローレンス。
かくなる上は強硬手段に出るしかない。
シャルティは彼の横を通り過ぎ、外壁に立てかけてある、薪割り用の斧を手に取った。
ローレンスは「薪は充分割ってあるよ」と首をかしげる。
シャルティは「そうね」と生返事し、右側の角の根元に刃を押し当てた。
途端、ローレンスの顔面が土気色に変わる。
「……出かけないなら、折るわよ」
アメジスト色の瞳を細め言い放つと、ローレンスは「わかった、わかったよ。すぐ出発します」と慌ててシャルティに駆け寄り、斧をひったくった。
「一本や二本、折ったところでまた生えてくるわ」
「そうだけど、丹精込めて磨き上げた芸術品を壊されるような気分になるからやめてね。それに生え変わりの時期以外に折れたら痛いんでしょ。金輪際、シャルティに痛い思いをさせないって決めているんだから、本人が破るんじゃありません」
まったくもう、とローレンスはぶつぶつと文句を言い続けた。ローレンスはシャルティの手を引き、小屋の中へと押し込む。
「何かあったら笛を吹くんだよ」
「わかったわ」
「あとそれから」と際限なく続ける彼の鼻先で、シャルティは扉を閉じた。
室内には壁一面に魔族の頭蓋骨が飾られている。居心地の悪さにシャルティはすぐさま二階へと移動した。
ローレンスが戻るまでにできることを増やしておこう。
決意をあらたに、食事の準備をしようとするも、貯蔵庫には保存食がたっぷりと用意されていた。
ならば掃除をしようとするも、シャルティの自室やその他どの部屋も、埃一つなく磨かれている。
(あの人、私に何もさせないように先回りしていたのね)
これでは訓練にならない。
ムッとしたシャルティは、二階の廊下の突き当りにある扉に目が吸い寄せられる。
(あそこは確か、ローレンスの寝室だったわね)
シャルティには砂糖菓子よりも甘いローレンスだが、その部屋にだけは立ち入ることを許さなかった。
仕事を奪ったローレンスに一矢報いようと、その扉に手を伸ばす。鍵がかかっていると思いきや、扉は内側へと開いた。
(少しくらい覗いてもいいわよね……)
部屋の左右に設えられた棚には製本されていない紙の束や羊皮紙が乱雑に詰め込まれている。それらに紛れて、瓶詰めされた魔族の角が並んでいた。
シャルティの興味を引いたのは、扉の正面奥、大きな木製テーブルの上だ。
物があふれる棚とは対照的に、テーブルの上には小さな絵画が飾られているのみ。
額縁の中心に小柄な美少女がいた。腰のあたりまで伸びる長い髪はウェーブのかかった淡い金色だ。ローレンスと同じ髪色の少女は青い瞳を細め、シャルティに笑いかけてくる。
身体の前で手を重ね、背筋を伸ばした立ち姿はぎこちない。
何の変哲もない少女の絵画に、シャルティは息が詰まる。
(この娘、あの時の……)
忘れもしない。
十年前、お披露目の儀で、シャルティが殺さなければならなかった少女にそっくりだった。
穏やかな日々が続いたある日、近隣の村へ出かけたローレンスが浮かぬ顔で戻ってきた。
どうしたのかと尋ねても、笑ってはぐらかされてしまう。
釈然としないまま数日が過ぎ、ローレンスは突然、王都へ旅立つと切り出した。
「実は先日村で手紙を受け取ってね」
魔王討伐を祝賀するパーティーに招待されたという。シャルティの髪と血を王都へ送って以降、音沙汰のない勇者に国王はしびれを切らしたのだ。
立役者である勇者が宴の席に出向かなければ、あらぬ疑いを掛けられる。
(それはそうよね。本来ならローレンスみずから証拠を持ち帰らないといけないのに、人づてに届けたのなら誰だって疑うもの)
ローレンスは人族の王を軽んじているが、一国の長がそれほど愚かだとはシャルティには思えなかった。
「うう……。王都に行きたくない。シャルティとのんびりしていたい。あ、そうだ。シャルティ、新婚旅行を兼ねて僕と王都へ……」
「嫌よ」
「即答は傷つくから、やめて」
「倒したはずの魔王が勇者と旅をするなんて聞いたことがないわ」
「正論もやめて。せっかくシャルティ専用にフリルたっぷりのエプロンを用意したのに。新妻姿を心ゆくまで堪能しようと思ってたのに~~」
ローレンスはシャルティの巻き角を撫でながら、玄関でぐずり始めた。
シャルティは裾や袖、いたるところフリルたっぷりなエプロン姿で、箒を片手にため息をつく。
彼と旅をするのも悪くない。
問題は髪は隠せても、巨大な角を誤魔化すのは難しいことだ。必ず人目を引いてしまう。
ローレンスは「なんとかなるよ」と楽観的だ。彼なら本当になんとかしてしまいそうである。
(だからって、彼に頼りきってはいけない気がするのよ)
地下牢から解き放たれても、シャルティの心は籠の中に囚われたままだった。
せめて自分で自分の世話をできるようになれば、人族の従者として、亜人を装うことができる。
今回、ローレンスは数日家を空けるのだ。またとない自立の練習ができる。
「ほら、早く出かけて」
細いのにがっちりとした背中を押し、扉を開けさせようとするも、ローレンスは名残惜しそうにして、ぴくりとも動かない。
「俺がいないと不便だよね。やっぱり王都行きは辞退して……」
「家事ぐらい、できるわよ」
「そうだね。シャルティは頑張り屋さんだ。食事の用意をしていて鍋は焦がすし、箒で集めたゴミに躓いて掃除をこっそりやり直したり。見ていて飽きないんだよな」
「……」
魔族を裏切ってしまった手前、シャルティの居場所はローレンスのそばにしかない。今まで客人として扱われていたが、今後は同居人としてできることは増やさなければと、シャルティは意気込んでいる。
しかし気を張れば張るほど空回っているのも事実だった。
「うーん、エプロン姿のシャルティを、もっと目に焼き付けていたい」
やっぱり出発は明日にしようかな、と回れ右をするローレンス。
かくなる上は強硬手段に出るしかない。
シャルティは彼の横を通り過ぎ、外壁に立てかけてある、薪割り用の斧を手に取った。
ローレンスは「薪は充分割ってあるよ」と首をかしげる。
シャルティは「そうね」と生返事し、右側の角の根元に刃を押し当てた。
途端、ローレンスの顔面が土気色に変わる。
「……出かけないなら、折るわよ」
アメジスト色の瞳を細め言い放つと、ローレンスは「わかった、わかったよ。すぐ出発します」と慌ててシャルティに駆け寄り、斧をひったくった。
「一本や二本、折ったところでまた生えてくるわ」
「そうだけど、丹精込めて磨き上げた芸術品を壊されるような気分になるからやめてね。それに生え変わりの時期以外に折れたら痛いんでしょ。金輪際、シャルティに痛い思いをさせないって決めているんだから、本人が破るんじゃありません」
まったくもう、とローレンスはぶつぶつと文句を言い続けた。ローレンスはシャルティの手を引き、小屋の中へと押し込む。
「何かあったら笛を吹くんだよ」
「わかったわ」
「あとそれから」と際限なく続ける彼の鼻先で、シャルティは扉を閉じた。
室内には壁一面に魔族の頭蓋骨が飾られている。居心地の悪さにシャルティはすぐさま二階へと移動した。
ローレンスが戻るまでにできることを増やしておこう。
決意をあらたに、食事の準備をしようとするも、貯蔵庫には保存食がたっぷりと用意されていた。
ならば掃除をしようとするも、シャルティの自室やその他どの部屋も、埃一つなく磨かれている。
(あの人、私に何もさせないように先回りしていたのね)
これでは訓練にならない。
ムッとしたシャルティは、二階の廊下の突き当りにある扉に目が吸い寄せられる。
(あそこは確か、ローレンスの寝室だったわね)
シャルティには砂糖菓子よりも甘いローレンスだが、その部屋にだけは立ち入ることを許さなかった。
仕事を奪ったローレンスに一矢報いようと、その扉に手を伸ばす。鍵がかかっていると思いきや、扉は内側へと開いた。
(少しくらい覗いてもいいわよね……)
部屋の左右に設えられた棚には製本されていない紙の束や羊皮紙が乱雑に詰め込まれている。それらに紛れて、瓶詰めされた魔族の角が並んでいた。
シャルティの興味を引いたのは、扉の正面奥、大きな木製テーブルの上だ。
物があふれる棚とは対照的に、テーブルの上には小さな絵画が飾られているのみ。
額縁の中心に小柄な美少女がいた。腰のあたりまで伸びる長い髪はウェーブのかかった淡い金色だ。ローレンスと同じ髪色の少女は青い瞳を細め、シャルティに笑いかけてくる。
身体の前で手を重ね、背筋を伸ばした立ち姿はぎこちない。
何の変哲もない少女の絵画に、シャルティは息が詰まる。
(この娘、あの時の……)
忘れもしない。
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