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【長男】赤い耳飾り 後編
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やがて、セナ様が私にのし掛かって、大きく固いそれが挿入されました。
「ん、ああ、まだきついね…」
もう随分奥まで挿入された気がしたのに、まだ全部ではないようです。たぶん、旦那様のものより太い…。
「ルビー、もうちょっと力抜いて」
エリさんが優しく囁いてくれて、私が身体を緩めたのと同時に、ぐぷんっと怒張が奥を突きました。
「あ゛っ…♡」
「はぁ、っ、ルビー…ごめんね、ちょっと、余裕ないかも…」
やわやわとお互いの指を絡ませながら、セナ様は息を吐きました。
「動くよ」
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ
「あ、あっ、♡♡♡」
「ん、気持ちいいよ、ルビー…」
全身が快感に揺すぶられ、私は呼吸をするのがやっとでした。セナ様が、私の突き出した舌をちゅうちゅう吸って、それでまた、私の蜜が溢れて。
ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅんっ
二人の繋がったところから、濡れそぼった音が寝室に響き渡ります。セナ様のものが、より一層大きくなって。
「ああ、くっ、出る、出るよ、ルビー」
「あんっ、あんっ、らひて、らひて、くださ、あんっ」
セナ様は、絡んでいた指を振りほどくと、体重をかけて私を抱き締め、腰を振りたくりました。
ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅっっっ
突然、耳朶にギリッとした痛みを感じて驚くと、セナ様が嚙んでいました。絶頂へ登り詰めていく意識の中で、エリさんの耳についた赤い傷を思い出しました。
「ん、ぅっ……う、っ」
びゅるるっ、と中で熱い迸りが壁を打ち、セナ様は私から身を離しました。ぶるんっと抜け出たそれをしごいて、私のお腹にたっぷり精液をお出しになりました。
「ああ、いちばんいいところ見逃しちゃった!」
明るい声がしてドアの方を見ると、エリさんが3人分の飲み物をお盆に乗せて入ってくるところでした。
「はぁ、はぁっ、エリさ…」
「いっぱい出していただいたねー!」
偉いぞ、と言いながらお盆をサイドテーブルに置くと、エリさんは踊るような足取りでセナ様に近づき、そのお尻に顔を潜り込ませました。
「あ、こら、エリ」
セナ様の制止の声も聞かず、エリさんは後ろからふぐりを咥えると、手を伸ばして、イったばかりのひくつく怒張を握りました。
「もっふぉ、らひて、へなはま♡」
「あ゛、く、っっううっ」
口の中で袋をころころ転がされ、気持ちいいところを解りきっているテクニックに、セナ様は呆気なく精を放ち、それはびゅくびゅくっと飛んで私の顔にかかりました。
「はぁっ、ご、ごめん、ルビー…。…エリ、ちょっと、こっち来なさい」
******
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっっっ
「あああっ、や、だめぇ、ルビー、見ないで、あんっあんっ、あ、」
「駄目だよ、エリ。ちゃんと見てもらいなさい、君がどれだけセックスが好きか」
「だって、おちんぽ、っきもちい、しゅきなのぉお」
「誰のおちんぽでもいいの?ねぇ、?」
ベッドが軋る音、肉のぶつかる音、絶叫。どれもが先程とは比べ物になりません。後ろから腕を引かれ、逃げ場なくバックで突きまくられているエリさんの全身は、セナ様の嚙みあとでいっぱいでした。
「やだぁ、やだ、せなさまの、おちんぽじゃ、なきゃ、やだ、」
セナ様の長い指がエリさんの細い首を捕らえ、抱き寄せます。頬をくっつけて、低い声で囁きます。
「そう?弟たちにも同じこと言ってるでしょ?」
「ゆって、な、ないです、せなさまだけ、エリがおまんこするの、せなさまだけ、だもん、んお゛っ」
ばちゅんっと深く突かれて、エリさんが獣のような声をあげます。
「ふぅん、エリはいいこだね…」
セナ様は少し顔をずらして、エリさんの首筋に歯をたてました。赤くついた跡を、愛おしそうに何度も舐めます。
確かにセナ様はお優しい。エリさんのしたいセックスをしてくださるから。でもそれは、裏返せばセナ様のしたいセックスでもあるわけで。
エリさんの作ってくれたレモネードを飲みながら、物語の主人公みたいに美しい二人の男女が、欲望のままに絡み合う様を見て、私はどきどきしてしまいました。
エリさんが絶叫して気を失ったあと、私ももう一度お相手していただいて、それはとてもとても優しいセックスだったけれど、もう片方の耳朶にもしっかり嚙みあとを付けられてしまいました。
******
「あ、セナ様?どうだった?」
翌日の昼下がり、洗濯物を干していると、先輩メイドのララさんが、からかった調子で私の耳朶を引っ張りました。
「じょ、情熱…って感じでした、エリさんと…」
「あー。まぁ、相性いいでしょーね、あの二人は」
苦笑しながら、シーツを広げるのを手伝ってくれました。
ララさんは、背が高くて、夕陽みたいな髪がかっこいい女性です。姐御肌というのでしょうか。たまに言葉がきついけど、面倒見がよくて、私は大好きです。
「いいなぁ…私も、相性のいい方にお会いできたら…」
ララさんはニヤリと笑いました。
「セナ様はちょっと違った?」
「あ、いえ、その、ちゃんと気持ちよかったですけど…………………ちょっと、痛いかなって…………………」
だよねぇ!とげらげら笑うララさんの背後に突然メイド長が現れて、私は息をのみました。
「ララ。ルビー。何をしているんです」
「あ、メイド長!お疲れさまでございます!」
メイド長はララさんの機敏な敬礼に眉をひそめました。
「ララ、シキ様がお呼びですよ」
「えっ」
途端にララさんの笑顔が固まります。
「やだ、帰ってきてるの?」
「ええ。今朝方。ぐずぐずしないで。すぐ動く」
「ううっ…」
シキ様。確か、三男様だ。ララさんは彼が苦手なのだろうか。小走りで去っていく後ろ姿を眺めていると、メイド長が顔を覗き込んできました。
「体調はどうですか?無理していませんか?」
「は、はいっ、元気です!」
大きな声でお返事をすると、メイド長は微笑んで頭を撫でてくれました。
お金のためにこのお屋敷雇われたけれど、優しい先輩方に囲まれて、ルビーは今、とっても幸せです。次は、どの方のお部屋に侍ることになるのでしょうか。
「ん、ああ、まだきついね…」
もう随分奥まで挿入された気がしたのに、まだ全部ではないようです。たぶん、旦那様のものより太い…。
「ルビー、もうちょっと力抜いて」
エリさんが優しく囁いてくれて、私が身体を緩めたのと同時に、ぐぷんっと怒張が奥を突きました。
「あ゛っ…♡」
「はぁ、っ、ルビー…ごめんね、ちょっと、余裕ないかも…」
やわやわとお互いの指を絡ませながら、セナ様は息を吐きました。
「動くよ」
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ
「あ、あっ、♡♡♡」
「ん、気持ちいいよ、ルビー…」
全身が快感に揺すぶられ、私は呼吸をするのがやっとでした。セナ様が、私の突き出した舌をちゅうちゅう吸って、それでまた、私の蜜が溢れて。
ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅんっ
二人の繋がったところから、濡れそぼった音が寝室に響き渡ります。セナ様のものが、より一層大きくなって。
「ああ、くっ、出る、出るよ、ルビー」
「あんっ、あんっ、らひて、らひて、くださ、あんっ」
セナ様は、絡んでいた指を振りほどくと、体重をかけて私を抱き締め、腰を振りたくりました。
ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅっっっ
突然、耳朶にギリッとした痛みを感じて驚くと、セナ様が嚙んでいました。絶頂へ登り詰めていく意識の中で、エリさんの耳についた赤い傷を思い出しました。
「ん、ぅっ……う、っ」
びゅるるっ、と中で熱い迸りが壁を打ち、セナ様は私から身を離しました。ぶるんっと抜け出たそれをしごいて、私のお腹にたっぷり精液をお出しになりました。
「ああ、いちばんいいところ見逃しちゃった!」
明るい声がしてドアの方を見ると、エリさんが3人分の飲み物をお盆に乗せて入ってくるところでした。
「はぁ、はぁっ、エリさ…」
「いっぱい出していただいたねー!」
偉いぞ、と言いながらお盆をサイドテーブルに置くと、エリさんは踊るような足取りでセナ様に近づき、そのお尻に顔を潜り込ませました。
「あ、こら、エリ」
セナ様の制止の声も聞かず、エリさんは後ろからふぐりを咥えると、手を伸ばして、イったばかりのひくつく怒張を握りました。
「もっふぉ、らひて、へなはま♡」
「あ゛、く、っっううっ」
口の中で袋をころころ転がされ、気持ちいいところを解りきっているテクニックに、セナ様は呆気なく精を放ち、それはびゅくびゅくっと飛んで私の顔にかかりました。
「はぁっ、ご、ごめん、ルビー…。…エリ、ちょっと、こっち来なさい」
******
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっっっ
「あああっ、や、だめぇ、ルビー、見ないで、あんっあんっ、あ、」
「駄目だよ、エリ。ちゃんと見てもらいなさい、君がどれだけセックスが好きか」
「だって、おちんぽ、っきもちい、しゅきなのぉお」
「誰のおちんぽでもいいの?ねぇ、?」
ベッドが軋る音、肉のぶつかる音、絶叫。どれもが先程とは比べ物になりません。後ろから腕を引かれ、逃げ場なくバックで突きまくられているエリさんの全身は、セナ様の嚙みあとでいっぱいでした。
「やだぁ、やだ、せなさまの、おちんぽじゃ、なきゃ、やだ、」
セナ様の長い指がエリさんの細い首を捕らえ、抱き寄せます。頬をくっつけて、低い声で囁きます。
「そう?弟たちにも同じこと言ってるでしょ?」
「ゆって、な、ないです、せなさまだけ、エリがおまんこするの、せなさまだけ、だもん、んお゛っ」
ばちゅんっと深く突かれて、エリさんが獣のような声をあげます。
「ふぅん、エリはいいこだね…」
セナ様は少し顔をずらして、エリさんの首筋に歯をたてました。赤くついた跡を、愛おしそうに何度も舐めます。
確かにセナ様はお優しい。エリさんのしたいセックスをしてくださるから。でもそれは、裏返せばセナ様のしたいセックスでもあるわけで。
エリさんの作ってくれたレモネードを飲みながら、物語の主人公みたいに美しい二人の男女が、欲望のままに絡み合う様を見て、私はどきどきしてしまいました。
エリさんが絶叫して気を失ったあと、私ももう一度お相手していただいて、それはとてもとても優しいセックスだったけれど、もう片方の耳朶にもしっかり嚙みあとを付けられてしまいました。
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「あ、セナ様?どうだった?」
翌日の昼下がり、洗濯物を干していると、先輩メイドのララさんが、からかった調子で私の耳朶を引っ張りました。
「じょ、情熱…って感じでした、エリさんと…」
「あー。まぁ、相性いいでしょーね、あの二人は」
苦笑しながら、シーツを広げるのを手伝ってくれました。
ララさんは、背が高くて、夕陽みたいな髪がかっこいい女性です。姐御肌というのでしょうか。たまに言葉がきついけど、面倒見がよくて、私は大好きです。
「いいなぁ…私も、相性のいい方にお会いできたら…」
ララさんはニヤリと笑いました。
「セナ様はちょっと違った?」
「あ、いえ、その、ちゃんと気持ちよかったですけど…………………ちょっと、痛いかなって…………………」
だよねぇ!とげらげら笑うララさんの背後に突然メイド長が現れて、私は息をのみました。
「ララ。ルビー。何をしているんです」
「あ、メイド長!お疲れさまでございます!」
メイド長はララさんの機敏な敬礼に眉をひそめました。
「ララ、シキ様がお呼びですよ」
「えっ」
途端にララさんの笑顔が固まります。
「やだ、帰ってきてるの?」
「ええ。今朝方。ぐずぐずしないで。すぐ動く」
「ううっ…」
シキ様。確か、三男様だ。ララさんは彼が苦手なのだろうか。小走りで去っていく後ろ姿を眺めていると、メイド長が顔を覗き込んできました。
「体調はどうですか?無理していませんか?」
「は、はいっ、元気です!」
大きな声でお返事をすると、メイド長は微笑んで頭を撫でてくれました。
お金のためにこのお屋敷雇われたけれど、優しい先輩方に囲まれて、ルビーは今、とっても幸せです。次は、どの方のお部屋に侍ることになるのでしょうか。
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