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Chapter1(Paradise Gym編)
Chapter1-⑪【3つの涙】
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何事かと、二人は岩佐を見詰める。
「悲しい事ですが、タカユキさんが誓約を破りました。」
鋭い視線がタカユキを貫く。
「…!」見開いた瞼を床に向ける。
『な、何で、そんな事が分かるんだ!』
心の中で叫ぶ。
「あなたには期待していただけに、残念でなりません。」
険しい表情が落胆に変わる。
「いや、その…。」
何か言わなくてはと焦るが、繋ぎの単語しか出てこない。
「仮採用中ですから、即座にクビです。」
その言葉に脚が震えた。
「すいません。
自覚が足りませんでした。
に、二度としません。」
腰を90度に曲げ、頭を下げる。
涙が床を濡らした。
「と言いたいところですが、あなたの日頃の勤務態度を考慮すると、即クビでは忍び
ない。
一度だけ、目を瞑ります。
但し、これは一回限りです。
いいですね?」
岩佐が念を押す。
「は、はい!分かりました。」
頭を下げたまま返事をする。
「まあ、顔を上げて下さい。
しかし誓約を破った以上、罰は受けてもらいます。」
岩佐がカウンター脇のショーケースへ向かう。
その中から巨大なディルドを取り出すと、戻って来た。
「ケンゴさん、これをタカユキに入れて下さい。
今日一日これを入れたまま働いてもらいます。」
岩佐がケンゴに渡す。
「さあ、服を脱いで、四つん這いになって下さい。」
言葉遣いは丁寧だが、有無を言わせない強制力があった。
言われるままに四つん這いになる。
「あなたが前回買われたのが16センチですから、4センチしか変わりません。
潤滑オイルはなしで入れて下さい。
まあ、そのたっぷり出ている先走りくらいは使っても構いませんが。」
岩佐がケンゴに指示する。
タカユキは自分のマラを見る。
こんな状況にも拘わらず、大量の先走りが床まで続いていた。
ケンゴは掌でタカユキの亀頭を撫で回す。
そして掬い取った先走りをディルドに塗りたくる。
「入れるぞ、力を抜け。」
背後からの声に何度も頷く。
『ズボッ、ズボッ、ブチュ!』
卑猥な音を立てて、侵入してくる。
口を一文字に閉ざし、堪えた。
然もすると、喘ぎ声が出てしまいそうだ。
「最後だ、気合い入れろ!」
ケンゴが激を飛ばす。
一番太い所を通過し、括れた部位に達する。
開き切ったアナルが、急激に閉じて行くのが分かった。
「今日一日、それで頑張って、あなたの改心振りを体現して下さい。
ではこれに着替えて、オープンの準備をして下さい。」
岩佐はウェアを置くと、カウンターへ歩いて行った。
「お前馬鹿だな。
あれ程忠告したのに。」
ケンゴがタオルを渡してくれた。
それで涙を拭う。
ウェアに着替え、鏡を見る。
レースのスパッツに黒いタンクトップだった。
生地越しに熱り起ったマラが透けている。
「アハハ、ケツからハリガタが飛び出ているぜ。」
ケンゴが態とらしく笑う。
二人で同じ職場にいられる事で、タカユキも笑みを零した。
「さあ、準備しちゃおうぜ。」
シングレットに着替えたケンゴが前屈する。
尻の割れ目が微かに浮き上がっていた。
「あれ、ケンゴもハリガタ入れているのか?」
違和感を覚え、聞いてみる。
「ああ、最初からジャニに言われてたからな。
まあ、俺はペナルティじゃねぇから、こんなもんだけどな。」
親指と人差し指が10センチ程の隙間を作った。
そういえば岩佐が以前、そんな事を言っていた事を思い出す。
『遅かれ早かれ、入れる羽目になっていたのか。』
タカユキは複雑な思いで、準備運動しているケンゴを眺めた。
(つづく)
「悲しい事ですが、タカユキさんが誓約を破りました。」
鋭い視線がタカユキを貫く。
「…!」見開いた瞼を床に向ける。
『な、何で、そんな事が分かるんだ!』
心の中で叫ぶ。
「あなたには期待していただけに、残念でなりません。」
険しい表情が落胆に変わる。
「いや、その…。」
何か言わなくてはと焦るが、繋ぎの単語しか出てこない。
「仮採用中ですから、即座にクビです。」
その言葉に脚が震えた。
「すいません。
自覚が足りませんでした。
に、二度としません。」
腰を90度に曲げ、頭を下げる。
涙が床を濡らした。
「と言いたいところですが、あなたの日頃の勤務態度を考慮すると、即クビでは忍び
ない。
一度だけ、目を瞑ります。
但し、これは一回限りです。
いいですね?」
岩佐が念を押す。
「は、はい!分かりました。」
頭を下げたまま返事をする。
「まあ、顔を上げて下さい。
しかし誓約を破った以上、罰は受けてもらいます。」
岩佐がカウンター脇のショーケースへ向かう。
その中から巨大なディルドを取り出すと、戻って来た。
「ケンゴさん、これをタカユキに入れて下さい。
今日一日これを入れたまま働いてもらいます。」
岩佐がケンゴに渡す。
「さあ、服を脱いで、四つん這いになって下さい。」
言葉遣いは丁寧だが、有無を言わせない強制力があった。
言われるままに四つん這いになる。
「あなたが前回買われたのが16センチですから、4センチしか変わりません。
潤滑オイルはなしで入れて下さい。
まあ、そのたっぷり出ている先走りくらいは使っても構いませんが。」
岩佐がケンゴに指示する。
タカユキは自分のマラを見る。
こんな状況にも拘わらず、大量の先走りが床まで続いていた。
ケンゴは掌でタカユキの亀頭を撫で回す。
そして掬い取った先走りをディルドに塗りたくる。
「入れるぞ、力を抜け。」
背後からの声に何度も頷く。
『ズボッ、ズボッ、ブチュ!』
卑猥な音を立てて、侵入してくる。
口を一文字に閉ざし、堪えた。
然もすると、喘ぎ声が出てしまいそうだ。
「最後だ、気合い入れろ!」
ケンゴが激を飛ばす。
一番太い所を通過し、括れた部位に達する。
開き切ったアナルが、急激に閉じて行くのが分かった。
「今日一日、それで頑張って、あなたの改心振りを体現して下さい。
ではこれに着替えて、オープンの準備をして下さい。」
岩佐はウェアを置くと、カウンターへ歩いて行った。
「お前馬鹿だな。
あれ程忠告したのに。」
ケンゴがタオルを渡してくれた。
それで涙を拭う。
ウェアに着替え、鏡を見る。
レースのスパッツに黒いタンクトップだった。
生地越しに熱り起ったマラが透けている。
「アハハ、ケツからハリガタが飛び出ているぜ。」
ケンゴが態とらしく笑う。
二人で同じ職場にいられる事で、タカユキも笑みを零した。
「さあ、準備しちゃおうぜ。」
シングレットに着替えたケンゴが前屈する。
尻の割れ目が微かに浮き上がっていた。
「あれ、ケンゴもハリガタ入れているのか?」
違和感を覚え、聞いてみる。
「ああ、最初からジャニに言われてたからな。
まあ、俺はペナルティじゃねぇから、こんなもんだけどな。」
親指と人差し指が10センチ程の隙間を作った。
そういえば岩佐が以前、そんな事を言っていた事を思い出す。
『遅かれ早かれ、入れる羽目になっていたのか。』
タカユキは複雑な思いで、準備運動しているケンゴを眺めた。
(つづく)
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