妄想日記5<<DISPARITY>>

YAMATO

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Chapter11(物怪編)

Chapter11-⑤【あとひとつ】前編

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「化け物成敗には丁度いいぜ、おらっ!」
「ぐおっ!」
思わず声が漏れる。
先程とは桁違いの破壊力だ。
もう演技ではなく、腹底から声が出た。
地鳴りの様な雄声は間違いなく自分の声だ。
「いい色に染まってきたぜ。
ケツ汁も出てきたから、そろそろいいだろう。」
汗を拭ったミナトがパドル鞭から巨大ディルドに持ち替えた。
あまりの重みに亀頭部が撓垂れている。
これまた規格外大きさだ。
こんなデカいハリガタを持ち運ぶのは大変だろうと、変な感心した。
「ぐおっ、おおっ!」
流石のナツキでも入り切らない。
「おい、こんなのも入らない癖にデカい口を叩いていたのか?
とんだペテン師だな。」
パドル鞭が何度も殴打してきた。
ナツキは下を向き、己のマラを見る。
膨らんだ亀頭が暴発しそうだ。
オーガズムに襲われていたのだ。
『まさかこの俺が…、こんな奴に?』
打撃が止まると、ディルドを先に進める。
不思議と殴打される度に、ディルドを飲み込んでいく。
「おらっ!
全部入ったぜ。」
その言葉に顔を後ろに向ける。
ミナトの足元に白濁の水溜まりが出来ていた。
「後一振りあればな。」
「何か言ったか?」
肩で息するミナトが聞き返す。
「いや、何も言ってねぇ。」
ナツキは暴発寸前の亀頭に答えた。
 
「腹減った。
飯にしようぜ。」
立ち上がると、ディルドが落ちた。
「マジ、すげぇな。
これが入っちまうなんて…。
ぽっかり開いたままだぞ。」
ミナトがディルドを拾う。
その太さはミナトの腕と変わらない。
「そんなモン、楽勝だ。
俺に不可能なんてねぇんだよ。」
ナツキは強がって見せた。
尻が火傷した様に熱い。
それは心地好い痛みだった。
だが今は欲求を食へ向ける。
「俺も腹ペコだ。
知ってる店に連れて行ってやるよ。
ここも腹を空かしてるみたいだぜ。
餌でも与えてやるか。」
開き放しのアナルに何かが押し込まれた。
突き立てた中指が奥へ押し込む。
「おい、肉にしようぜ。」
ナツキは自分自身に言う。
 
「ここは値段な割にボリュームがあるんで気に入ってるんだ。」
ミナトが小さくカットしたステーキを口に放り込む。
「まあまあだな。」
ナツキはフォークを突き立てたステーキに齧り付く。
「凄い食欲だな。
これでも食い続けられるかな?」
ミナトが微笑むと、腸が震えた。
「どうだ?」
「こんなモン屁の河童だ。」
ナツキな持つフォークが小刻みに震える。
「そっか。なら暫くこのままにしておくぜ。」
ミナトは口に運んだステーキに舌を這わした。
腸壁を擽られている様だ。
こんな子供騙しのローターなんて取るに足りない、筈だった。
先程のパドル鞭に比べたら蚊に刺された程度だ。
だがナツキはオーガズムを感じずにはいられない。
『ヤバい。』と思った時は既にザーメンが出口に向かっていた。
瞬く間に股間が濡れていく。
悟られぬ様、ステーキにガーリックソースをぶちまけた。
 
 
(つづく)
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