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Chapter9(手駒編)
Chapter9-⑭【時給850円のサンタクロース】前編
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「うっ、ぐっぐっ…。」
言葉と身体の自由を奪われ、呻き声が漏れ出た。
「いい声で鳴くっすね。
もっと気持ち良くさせてあげるっすよ。」
その言葉にゾクッとする。
股間に圧力を感じた。
それが足裏だと直ぐに分かる。
「どんな気持ちっすか?
大事な金玉を踏まれているのは?」
手足が動かない。
それでも逃れ様と藻掻く。
結果、更に拘束力が強まっただけだ。
頭がぐらつく。
熱さと寒さが同居する中、意識が薄れていった。
跳び箱から手を離す。
全体重を乗せる。
ぺニスに浮かぶ血管を足裏に感じた。
拘束したマッチョが悶える姿に爽快感を覚える。
今頃、コウキは水泳部の忘年会をしている筈だ。
それを蹴って来た甲斐があった。
最高のクリスマスプレゼントを手に入れたのだから。
足の親指と人差し指指でぺニスを挟む。
それをゆっくりと動かす。
マッチョが顎を突き出し、悶絶する。
益々縄が食い込むだろう。
それにも拘わらずペニスの固さは増していく。
ヒナタは夢中でシャッターを押した。
足裏に生温い液体を感じた。
ディスプレイにケツワレから染み出る白濁の雄汁が映る。
フィニッシュを飾る素晴らしい画像に満足した。
練習台のヒロシはギャーギャー五月蝿く、加減を強いられた。
初めて本気で縛り終え、爽快感に満たされた。
滴り落ちる汗すら気にならない。
『これをアップすれば、きっと反響があるぞ!』
ヒナタは自身のサイトに画像を載せていた。
競パン姿が中心で、最初はそれなりに評判が良かった。
訪問者が増えると、自尊心が満たされる。
逆にその数が増えないと、自分が否定された様に感じた。
訪問者の数に一喜一憂する生活が続く。
だが次第にマンネリ化し、アクセス数が伸びなくなる。
プールサイドで撮った画像は直ぐに飽きられた。
次にお年玉で、水中撮影が可能なデジカメを買う。
プールの中で、ヒロシに撮ってもらった。
真新しい構図が受け、下がり掛けたアクセス数は復活した。
しかし同じシチュエーションではまた飽きられるのは目に見えている。
見ている者の先を行かなければならない。
競パンはどんどん小さくなり、透ける生地を選んだ。
それにも限界があった。
『刺激的な画像が欲しい!』
そんな欲求が高まる中、ナツキと知り合う。
店で撮った画像をアップすると、アクセス数は飛躍的に伸びたのだ。
過激な程、訪問者は増える。
絡みになると、更に増えた。
それらを加味し、シャッターを押す。
今回の画像はその再現を予感させた。
「お疲れ様っす。」
ヒナタは縄を解くと、身震いする。
興奮が冷めると、真冬の体育館は寒々しい。
チカラが吐く息が白い事に初めて気付く。
呼吸が荒く、顔が真っ赤だ。
サラシをしていた為にその異変が気付かなかった。
額に手を置くと、その熱さに仰天する。
「どっ、どうしよう?」
頭が真っ白になった。
行動しようにも、何も浮かばない。
ただ辺りを歩き回るだけだ。
突然、電話が鳴った。
自分の携帯はポケットの中にある。
薄暗い部屋で、鳴り響く着信音に耳を傾けた。
(つづく)
言葉と身体の自由を奪われ、呻き声が漏れ出た。
「いい声で鳴くっすね。
もっと気持ち良くさせてあげるっすよ。」
その言葉にゾクッとする。
股間に圧力を感じた。
それが足裏だと直ぐに分かる。
「どんな気持ちっすか?
大事な金玉を踏まれているのは?」
手足が動かない。
それでも逃れ様と藻掻く。
結果、更に拘束力が強まっただけだ。
頭がぐらつく。
熱さと寒さが同居する中、意識が薄れていった。
跳び箱から手を離す。
全体重を乗せる。
ぺニスに浮かぶ血管を足裏に感じた。
拘束したマッチョが悶える姿に爽快感を覚える。
今頃、コウキは水泳部の忘年会をしている筈だ。
それを蹴って来た甲斐があった。
最高のクリスマスプレゼントを手に入れたのだから。
足の親指と人差し指指でぺニスを挟む。
それをゆっくりと動かす。
マッチョが顎を突き出し、悶絶する。
益々縄が食い込むだろう。
それにも拘わらずペニスの固さは増していく。
ヒナタは夢中でシャッターを押した。
足裏に生温い液体を感じた。
ディスプレイにケツワレから染み出る白濁の雄汁が映る。
フィニッシュを飾る素晴らしい画像に満足した。
練習台のヒロシはギャーギャー五月蝿く、加減を強いられた。
初めて本気で縛り終え、爽快感に満たされた。
滴り落ちる汗すら気にならない。
『これをアップすれば、きっと反響があるぞ!』
ヒナタは自身のサイトに画像を載せていた。
競パン姿が中心で、最初はそれなりに評判が良かった。
訪問者が増えると、自尊心が満たされる。
逆にその数が増えないと、自分が否定された様に感じた。
訪問者の数に一喜一憂する生活が続く。
だが次第にマンネリ化し、アクセス数が伸びなくなる。
プールサイドで撮った画像は直ぐに飽きられた。
次にお年玉で、水中撮影が可能なデジカメを買う。
プールの中で、ヒロシに撮ってもらった。
真新しい構図が受け、下がり掛けたアクセス数は復活した。
しかし同じシチュエーションではまた飽きられるのは目に見えている。
見ている者の先を行かなければならない。
競パンはどんどん小さくなり、透ける生地を選んだ。
それにも限界があった。
『刺激的な画像が欲しい!』
そんな欲求が高まる中、ナツキと知り合う。
店で撮った画像をアップすると、アクセス数は飛躍的に伸びたのだ。
過激な程、訪問者は増える。
絡みになると、更に増えた。
それらを加味し、シャッターを押す。
今回の画像はその再現を予感させた。
「お疲れ様っす。」
ヒナタは縄を解くと、身震いする。
興奮が冷めると、真冬の体育館は寒々しい。
チカラが吐く息が白い事に初めて気付く。
呼吸が荒く、顔が真っ赤だ。
サラシをしていた為にその異変が気付かなかった。
額に手を置くと、その熱さに仰天する。
「どっ、どうしよう?」
頭が真っ白になった。
行動しようにも、何も浮かばない。
ただ辺りを歩き回るだけだ。
突然、電話が鳴った。
自分の携帯はポケットの中にある。
薄暗い部屋で、鳴り響く着信音に耳を傾けた。
(つづく)
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