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Chapter9(手駒編)
Chapter9-⑩【ターニング・ポイント】後編
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「おおっ、凛々しくなったな。
しかも変態丸出しで、すげぇソソルぞ。」
ミナトも興奮を抑え切れないで様子だ。
既にスパイクパドルを手にしている。
片面に鋲が埋め込まれた中級者用の打撃用具だ。
深呼吸をすると、鼻腔を通ってラバーの匂いが全身に行き渡る。
「おい、咥えろ。」
チカラがコンドームを被せたマラを突き出す。
ワタルは躊躇なく口に含む。
「こんだけ素直なら、何しても大丈夫だ。
ミナトの好きにしろよ。」
満足げにチカラはバトンを渡す。
剃刀を当てながら、既に射精していた。
ワタルが口に含んだコンドームの中で白濁の液体が揺れている。
今はそれだけで充分だ。
「よっしゃ!こいつの出番だ。」
ミナトはパドルをクスコに持ち代えた。
『流石、女王様気質だ。
する事がえげつないな。』
最近迄知らなかったミナトの本質を目の当たりにして、先の展開に期待せずにいられ
ない。
「先ずは先端を突っ込んで、取っ手を握る。
すると、おっ、誰も見た事のない秘部がご開帳!
おい、見てみろよ。
中でローターが蠢いているぞ!」
その言葉に誘われて、中を覗く。
赤いヒダの中でローターが振るえていた。
「イケメンさん、腸内覗かれてどんな気分だい?」
クスコに唇を当て、息を吹き込む。
饐えた臭いが鼻を衝く。
「顔も身体もイケてるのに、やっぱケツマンは臭いんだな。
鼻が曲がりそうだ。」
ナルシスとは言葉責めが大の好物の筈だ。
「あっ、ああっ…。
すっ、すいません…。」
ワタルの悶え声と相まって、ヒダの動きが非常に淫らだ。
「ナツキさんのはドス黒かったけど、こいつのはピンクだ。
綺麗だなぁ。」
ミナトがうっとりした声音で言う。
丸で海に沈む太陽を見ている様に。
「さて、綺麗な物は壊したくなる。
それが本能だと思わないか?」
「ああ、そうだな…。」
急に振られ、曖昧に頷く。
興奮し切った男に、回りくどい言葉責めをしている余裕はない。
「ならば、ぶっ壊すか!」
ミナトはクスコを開いた状態で固定した。
モーター音がダイレクトに聞こえる。
防音壁は既に崩壊していた。
『バシッ!!』
「おおっ!おおっ!うおぉぉぉ!」
ミナトがレザーパドルを打つ度にワタルが呻く。
クスコを避け、尻の肉厚部を狙っている。
その分、良い音がバスルームに響く。
大殿筋の赤い跡が瞬く間に増殖していった。
「声デカくないか?」
独り冷静なチカラは落ち着かない。
「そうか?外には聞こえないさ。」
今のミナトに普段の判断は出来ない。
チカラはマスクを取ると、ワタルに被せる。
汗だくのスキンヘッドは簡単にその中へ収まった。
そのマスク面を見たミナトは更に強打する。
もうチカラの知ってる友人ではない。
マウスジッパーを閉めると、少しだけボリュームを下げる事に成功した。
バックスイングが大きくなったが、当たった瞬間止めている。
それが良い音を鳴らすコツの様だ。
ミナトがスイングする度に飛沫が飛んでくる。
最初はそれが汗だと思った。
大粒の飛沫が口元に着地し、チカラはそれを舌で掬う。
「あっ!」
汗でない事が分かる。
ミナトは殴打しながら射精していたのだ。
(つづく)
しかも変態丸出しで、すげぇソソルぞ。」
ミナトも興奮を抑え切れないで様子だ。
既にスパイクパドルを手にしている。
片面に鋲が埋め込まれた中級者用の打撃用具だ。
深呼吸をすると、鼻腔を通ってラバーの匂いが全身に行き渡る。
「おい、咥えろ。」
チカラがコンドームを被せたマラを突き出す。
ワタルは躊躇なく口に含む。
「こんだけ素直なら、何しても大丈夫だ。
ミナトの好きにしろよ。」
満足げにチカラはバトンを渡す。
剃刀を当てながら、既に射精していた。
ワタルが口に含んだコンドームの中で白濁の液体が揺れている。
今はそれだけで充分だ。
「よっしゃ!こいつの出番だ。」
ミナトはパドルをクスコに持ち代えた。
『流石、女王様気質だ。
する事がえげつないな。』
最近迄知らなかったミナトの本質を目の当たりにして、先の展開に期待せずにいられ
ない。
「先ずは先端を突っ込んで、取っ手を握る。
すると、おっ、誰も見た事のない秘部がご開帳!
おい、見てみろよ。
中でローターが蠢いているぞ!」
その言葉に誘われて、中を覗く。
赤いヒダの中でローターが振るえていた。
「イケメンさん、腸内覗かれてどんな気分だい?」
クスコに唇を当て、息を吹き込む。
饐えた臭いが鼻を衝く。
「顔も身体もイケてるのに、やっぱケツマンは臭いんだな。
鼻が曲がりそうだ。」
ナルシスとは言葉責めが大の好物の筈だ。
「あっ、ああっ…。
すっ、すいません…。」
ワタルの悶え声と相まって、ヒダの動きが非常に淫らだ。
「ナツキさんのはドス黒かったけど、こいつのはピンクだ。
綺麗だなぁ。」
ミナトがうっとりした声音で言う。
丸で海に沈む太陽を見ている様に。
「さて、綺麗な物は壊したくなる。
それが本能だと思わないか?」
「ああ、そうだな…。」
急に振られ、曖昧に頷く。
興奮し切った男に、回りくどい言葉責めをしている余裕はない。
「ならば、ぶっ壊すか!」
ミナトはクスコを開いた状態で固定した。
モーター音がダイレクトに聞こえる。
防音壁は既に崩壊していた。
『バシッ!!』
「おおっ!おおっ!うおぉぉぉ!」
ミナトがレザーパドルを打つ度にワタルが呻く。
クスコを避け、尻の肉厚部を狙っている。
その分、良い音がバスルームに響く。
大殿筋の赤い跡が瞬く間に増殖していった。
「声デカくないか?」
独り冷静なチカラは落ち着かない。
「そうか?外には聞こえないさ。」
今のミナトに普段の判断は出来ない。
チカラはマスクを取ると、ワタルに被せる。
汗だくのスキンヘッドは簡単にその中へ収まった。
そのマスク面を見たミナトは更に強打する。
もうチカラの知ってる友人ではない。
マウスジッパーを閉めると、少しだけボリュームを下げる事に成功した。
バックスイングが大きくなったが、当たった瞬間止めている。
それが良い音を鳴らすコツの様だ。
ミナトがスイングする度に飛沫が飛んでくる。
最初はそれが汗だと思った。
大粒の飛沫が口元に着地し、チカラはそれを舌で掬う。
「あっ!」
汗でない事が分かる。
ミナトは殴打しながら射精していたのだ。
(つづく)
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yoshieeesan
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