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Chapter9(手駒編)
Chapter9-⑩【ターニング・ポイント】前編
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「電車でのお前、格好良かったぜ。
マラおっ起てて、股間を突き出すなんて普通出来ねぇよな。
だがよ、その上スキンヘッドだとしたら、エロさ倍増だぜ。
どんな奴も、お前のエロさから目が離せなくなる。
ほらっ、触ってみろよ。」
チカラは己の頭を下げる。
恐々と指先が触れた。
血管に沿って、指が動く。
「おおっ…。」
漏れた息を直に感じる。
直ぐに湿った感触が頭皮に触れた。
それがざらつく舌先である事は間違いない。
滴り落ちる涎が眉毛で向きを変える。
頬の脇を抜けた雫を舌で掬う。
目の前で活気付く股間に触れたい願望を堪える。
簡単に快楽は与えない。
狂おしい程の欲求不満がド変態への第一歩だ。
チカラはロングスパッツから溢れ出る汁を見て言う。
「バリカンプレイしてみないか?」
狭いバスルームに激しいモーター音が響く。
それだけでワタルの表情が歪む。
熱り起つペニスは錠剤の所為だけではなさそうだ。
『こいつは電動マニアだな。
だったらお誂え向きの物があるぜ。』
ミナトはそう踏むと、ローターを取りに行く。
腰砕けになったナツキを見て、購入していたのだ。
「おい、バリカン当てる前にこいつを入れようぜ。」
チカラとワタルの視線が掌に集まった。
ミナトはリモコンのスイッチを入れる。
掌の上で球体のローターが暴れた。
想像以上の震動だ。
ワタルの物欲しそうな表情がミナトの残忍な性を刺激した。
「先ずは口に入れてみるか?」
拒絶すると思われたが、ワタルは大きく口を開く。
そこへローターを入れた。
整った顔立ちが大きく揺れる。
丸でモーフィングを見ている様だ。
チカラも初めて見る光景に、バリカンを持つ手が止まっていた。
ワタルの股間は射精後の様にびしょ濡れだ。
視線は姿見から離れない。
ミナトは口の中からローターを取り出す。
「お待ちかねのケツマンに入れてやる。
スパッツ下ろせ。
唾液塗れだから、ローションは要らないな。」
ミナトの命令で、引き締まった大殿筋が露になった。
そこへ卵大のローターを掌で押し込む。
アナルは抵抗なく飲み込んだ。
肩に髪の毛が積もっていく。
一度も陽の光に当たった事のない頭皮は青々としていた。
ワタルは呆けた表情で快楽に身を任せている。
『これだ!この顔だ!』
チカラはバリカンを操りながら、オーガズムを感じた。
初めてナツキに剃られた日を思い出す。
ナルシストは変わった自分に欲情する。
格好良い自分が滑稽な姿を晒す。
それが快感なのだ。
小さい頃からモテてきた為、たえずそれに応え様と心掛けてきた。
そんな大好きな自分がいかがわしいスキンヘッドになる。
その背徳感が性的な興奮を刺激するのだ。
あの日以来、自分は変わった。
正にターニングポイントだ。
回りの視線等、どうでもよくなり、本能的に行動した。
『きっとこいつも同じだろう。』
チカラの剃刀を持つ手が震える。
『落ち着け!』
自分に言い聞かせた。
(つづく)
マラおっ起てて、股間を突き出すなんて普通出来ねぇよな。
だがよ、その上スキンヘッドだとしたら、エロさ倍増だぜ。
どんな奴も、お前のエロさから目が離せなくなる。
ほらっ、触ってみろよ。」
チカラは己の頭を下げる。
恐々と指先が触れた。
血管に沿って、指が動く。
「おおっ…。」
漏れた息を直に感じる。
直ぐに湿った感触が頭皮に触れた。
それがざらつく舌先である事は間違いない。
滴り落ちる涎が眉毛で向きを変える。
頬の脇を抜けた雫を舌で掬う。
目の前で活気付く股間に触れたい願望を堪える。
簡単に快楽は与えない。
狂おしい程の欲求不満がド変態への第一歩だ。
チカラはロングスパッツから溢れ出る汁を見て言う。
「バリカンプレイしてみないか?」
狭いバスルームに激しいモーター音が響く。
それだけでワタルの表情が歪む。
熱り起つペニスは錠剤の所為だけではなさそうだ。
『こいつは電動マニアだな。
だったらお誂え向きの物があるぜ。』
ミナトはそう踏むと、ローターを取りに行く。
腰砕けになったナツキを見て、購入していたのだ。
「おい、バリカン当てる前にこいつを入れようぜ。」
チカラとワタルの視線が掌に集まった。
ミナトはリモコンのスイッチを入れる。
掌の上で球体のローターが暴れた。
想像以上の震動だ。
ワタルの物欲しそうな表情がミナトの残忍な性を刺激した。
「先ずは口に入れてみるか?」
拒絶すると思われたが、ワタルは大きく口を開く。
そこへローターを入れた。
整った顔立ちが大きく揺れる。
丸でモーフィングを見ている様だ。
チカラも初めて見る光景に、バリカンを持つ手が止まっていた。
ワタルの股間は射精後の様にびしょ濡れだ。
視線は姿見から離れない。
ミナトは口の中からローターを取り出す。
「お待ちかねのケツマンに入れてやる。
スパッツ下ろせ。
唾液塗れだから、ローションは要らないな。」
ミナトの命令で、引き締まった大殿筋が露になった。
そこへ卵大のローターを掌で押し込む。
アナルは抵抗なく飲み込んだ。
肩に髪の毛が積もっていく。
一度も陽の光に当たった事のない頭皮は青々としていた。
ワタルは呆けた表情で快楽に身を任せている。
『これだ!この顔だ!』
チカラはバリカンを操りながら、オーガズムを感じた。
初めてナツキに剃られた日を思い出す。
ナルシストは変わった自分に欲情する。
格好良い自分が滑稽な姿を晒す。
それが快感なのだ。
小さい頃からモテてきた為、たえずそれに応え様と心掛けてきた。
そんな大好きな自分がいかがわしいスキンヘッドになる。
その背徳感が性的な興奮を刺激するのだ。
あの日以来、自分は変わった。
正にターニングポイントだ。
回りの視線等、どうでもよくなり、本能的に行動した。
『きっとこいつも同じだろう。』
チカラの剃刀を持つ手が震える。
『落ち着け!』
自分に言い聞かせた。
(つづく)
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